ヤマダさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

2.5

序盤は物凄くテンションが上がったのだけど、47Roninが始まりだしてからは全然ダメだった

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

面白いんだけど結構残酷な話で、役割に気づいた彼らのその後を思うと…。

オールド(2021年製作の映画)

3.8

老いる事への恐怖、皆に等しく訪れる「死」への不安というか、そういう誰もが出来るだけ考えないようにしている、しかし確実に待ち受けている問題を的確に突いてきたなぁという感じ。凄く嫌な題材。(褒めの意味で)>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

2.5

この2ありきでなら1作目もまぁ許せるかな。
面白いとも、そもそも怖いとも結局は思わなかったシリーズだったが…。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

アジア系がいないのはどうなんだという声は言われてみればまぁ確かに、という感じ。
その指摘に耳を傾ける余地がある程度にはこのパフォーマンスの意図を考えるとノイズではある。ただそんな事は正直観てる間は気に
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アルカディア(2017年製作の映画)

3.0

人民寺院の集団自決事件がネタにはなっているが、話の構造的にはあまり重要なネタでも無く、 全体的にはラヴクラフトのコズミックホラー的なものを目指したものである事が分かる。
ぶっちゃけ視覚的に盛り上げてく
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.0

男の描き方に多少言いたい事も無くはないが、メチャクチャ面白い。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.0

物語の基本プロット等が殆どエアー版と同じで、素材が同じでも俺が撮りゃこうなる、みたいな、随分挑戦的な意思を感じた。
ガーディアンズ以前、トロマからのスーパー!辺りまでのジェームズ・ガン的な作品のノリで
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

劇場で観ていたらさぞや興奮していただろう、それが出来なかった事が非常に悔やまれる。
滅茶苦茶面白かった。右も左もコケにした風刺映画でありながらマンハントものとしての快作といってもいい。
ガソスタでの主
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ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

3.0

よくもまぁ沢山盛り込んでくれたなと思わざるを得ない程の、ホラーだけに留まらないあらゆるジャンル映画のお約束のつるべ打ちがずっと、マジでずっと続くので、良い意味ではジェットコースター映画ではあった。観客>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

このシリーズ程「細かい事は気にしない」が許されている作品も無いと思う。
相変わらずの面白さをキープしてはいるが、車でやれる事、車でないといけない事と、お話の展開的にはもうとっくに限界点に達しているので
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.5

旅立ちの話であるからこそ、描かれないのは百も承知だがそれでも彼らの普段の海の中での生活が物凄く見たいというもどかしさが残ってしまった。欠点というよりは良く出来ているからこその、というような。余白になっ>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.6

ジョス・ウィードンのカットは一切使用せず、ザックの思い通りに編集された4時間。
これは最高だった。
俺が観たかったものと、ザック・スナイダーが観せたかったものがミクロなレベルで一致していたのが物凄く嬉
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

前作であれだけ面白い事をしていたのに、今更アレっぽい何か、ソレっぽい何か、を詰め込んだものを見せられても感心はしない。作り手の志が後退しているかのようだ。

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

1.0

ひたすらに退屈という感想しか出てこない。
サム・ライミは名前貸しのみだと信じたい。

くれなずめ(2021年製作の映画)

4.8

個人的な所に深く、深く突き刺さってしまった。
皆で思い出を語っていると、本当に頭数を間違えたりして。

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

未来の戦場の転移先の悲惨さはホントに秀逸。あまりの命の安さに吹き出してしまったが、命を大量消費する戦争というものを分かりやすく見せるのにこの手は割と斬新かも。
序盤は面白い真新しさがあるし、それ以降は
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ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛(2013年製作の映画)

2.0

ディミアン・チャゼルが関わっていたのは確かこっちだったはずなのだが、映画として面白いのは断然1作目であるのが何とも悲しい。
RECもそうだったが、ファウンドフッテージ、あるいはモキュメンタリー作品の続
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.5

閉塞感と美しさを追求した撮影と、豊かさとは無縁の色彩だった前作から、その傾向が更に極まった本作。
遂に画角まで狭めてきた上に、モノクロ仕様という作風の激化振りには笑ってしまった。
(この画面サイズ、色
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ニュー・ミュータント(2020年製作の映画)

3.0

試みは悪くなかったのだけど、イマイチ活かしきれてない。登場人物達の心理的な変遷の描き込み不足が特に目立つ。

コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

所々にPOVホラーの傑作「REC」に影響を受けたと思われる箇所があるが、主観映像である必然性、それを活かした演出などがとてもよく練られていて、二番煎じに留まっていない、この種のジャンルの中ではかなり良>>続きを読む

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.5

ある種の陽性に突き抜けたゾンビ映画だと少なくとも予告編では期待していたし、なんならOPを観ている時点でもそう思っていた。
悪くは無いのだけど求めていた部分の全てにおいて物足りない。とにかく物足りない。
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.5

W・S・アンダーソンは「俺の中のコレはこう!」みたいなエゴをもう少し抑え込んでくれればマシになると思うのだけど、原作付きの作品を作り続ける限りはこのクォリティからは抜け出せないだろうなと思う。いつかは>>続きを読む

パペット・マスター(2018年製作の映画)

1.5

酷い出来で、まともに見られたもんじゃない。
ネタ映画としては笑える。
が、一応の長寿シリーズの最新作がそういう位置でいいのかね…。