Moさんの映画レビュー・感想・評価

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関心領域(2023年製作の映画)

3.4

アウシュヴィッツでの実情は見せずに、淡々とアウシュヴィッツの真隣での幸せな生活が描かれているカオスな映画。
時折聞こえる銃声、叫び声、そして煙突からの黒煙。無関心という状況ほど、恐ろしいものはないのだ
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軽蔑 60周年4Kレストア版(1963年製作の映画)

3.4

メンヘラ女と女心に気づかない男の物語。観ている途中で身体中かゆみが出てしまうほどに、フランスのだらだらした恋愛にアレルギー反応を起こしてしまった。
とりあえず画はとにかく綺麗で、女の体も美しい。
あの
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.9

物事はすべてタイミングと、縁。縁があっても、タイミングに左右されてしまうこともある。
切なさと幸福といろんな感情が混ざり合って、今の私の感情とリンクしていたのもあり、感動してしまった。
Korean
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

画がとにかく綺麗な、海外ウケする日本映画。平山の生活の描き方は日本の下町のノスタルジー感溢れてて、かっこよかった。
一方で、一般的なトイレ清掃員がこんないい生活をしないだろうという不自然さもうかがえた
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

半分エマストーンポルノ映画、半分社会風刺・ファンタジー映画。

青い車(2004年製作の映画)

3.3

平成のあのエモい感じと、井浦新の金髪ブラックサングラスのまじイケな感じのみ。なぜそこに麻生久美子が彼女役だったのか不明。

ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.5

なんの予備知識なく観てしまったせいで、かなり辛い時間が続いた。これはちゃんと予習して観るべきものだと思った。
カニバリズムについても初めて知ったし、彼らの苦しみがあるのも初めて知った。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

キャストの豪華さといったら!時系列が過去に戻ったり、現在に戻ったりと追うのが結構大変ではあるが、感情のすれ違いや当時の情景を美しく描いていて、観ていて飽きない映画だった。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

想像以上に内容があって面白かった!ゾーイクラヴィッツのかっこよさに更に高評価!

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

悪役の俳優の方、007にも出てる俳優でいつもいい悪役具合で好きなんだよな

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.0

気取ってなくて、淡々と会話が進む感じ、すごく好きだなあ。描写も画角もいけてる。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

東京のお金持ちの在り方がしっかり描写されてて、お金持ちが社会を回している様もすごく納得した。でも日本は階級がなんとなく見えないところであるだけで、他の欧米系やアジアに比べたら一見分からない。
徐々に大
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

悪役の手強さは良かったな〜!!ロンドンのメトロを撮影で使っちゃうあたり、さすがだな〜

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

クレイグ版007の伏線映画って感じかな。評価自体そんなに言い訳ではないが、個人的には嫌いじゃない!

マン・オン・ワイヤー(2008年製作の映画)

3.8

罪とは結局なのなのか、誰も傷つけてなく、むしろ喜ばせるパフォーマンスをやって捕まる法に正義などあるのだろうか。
そしてアメリカ人の質問攻めに対するフィリップの反応が面白かった。

グレイマン(2022年製作の映画)

3.7

めっちゃお金かかってるな〜!キャスト良き、テンションあがる!!

スパイダーヘッド(2022年製作の映画)

3.1

意外とあっさり系の軽やかなテンポの内容でいいんだか、悪いんだか。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

とにかく映像美。内容よりも映像美。
Netflixじゃなくて、映画館で観た方が凄みを感じやすかったと思う。ディビッド・リンチ作品のDUNEがどれほどまでに失敗作か気になるな、、

2046(2004年製作の映画)

3.4

女性がとにかく美しいいつも。衣装からメイクから素敵だし、なにより美人。

私の帰る場所(2021年製作の映画)

3.2

サラッとしたドキュメンタリー。ホームレスに焦点をあてて描いているのは面白かった。
路上で生活をするというのは、必然的に命の危険に晒されることになる。その恐怖と生活における不安と毎日対峙するというのは、
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羅生門(1950年製作の映画)

3.7

女の方が一枚上手だったり、結局人は相手のことを考えず、自分が一番可愛かったり。どんな時代でも言えるよなぁ、、

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.7

最近つくづく思うけど、大人より子供の方がまともかも、なんて。大人は子供のことを否定するし、1人の人間として尊重しなければと思いながらも、結局は子供として扱ってしまう。我慢しているのは子供の方なのかも。

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.8

普段なかなか観ない、地震後の街を描く映画だけど、地震という残酷さの中に残された人々の生活や感情が描かれていて、興味深い映画だった。なんだかセリフの一言一言が詩的ですごく刺さった。

恋の秋(1998年製作の映画)

4.0

いつになっても恋を追い求めるのは素敵だなあ。惹かれ合い、自由に求める感覚を日本にいると忘れてしまう。
現代のマッチングアプリや人の紹介で出会うことはあるけど、予想外の出会いにはやっぱり勝てないものなん
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夏物語(1996年製作の映画)

4.2

この恋愛観、日本じゃ絶対通用しないよなぁ。公開3股で、行ったり来たり、こんなオープンな恋愛はフランスだから通用するもの。これくらい自由でラフな関係に羨ましさすら感じてしまう。
ポーリーヌが大人になって
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冬物語(1992年製作の映画)

4.1

冒頭のシーンが一番好き!そっからの現実に戻った感が何とも言えず、右往左往してしまうが、最後のオチはやっぱり最高。
感情的なフランスの恋愛観は人間らしくてなんだかいい。偶然もはまたま必然だったのかも。
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春のソナタ(1989年製作の映画)

4.0

食卓に哲学の純粋理性批判やら超越論をぶっ込んでくるあたり、ロメールの教養の深さやセンスを感じるな。

コレクションする女(1967年製作の映画)

3.9

コレクションする女と収集家をリンクさせるあたりロメール節効いてて好きだなぁ!
アイデぜんぶ可愛いし、夏のバカンス感が恋しい、、

恋をするなら今宵のディナーで(2022年製作の映画)

3.5

このパラレルワールド設定面白い!!人生どう転がるか分からないな

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

なにこれ、全部良かった、、この感覚初めて。シュールでユーモアにも溢れてるけど、凄く奥深い。運命的な偶然だけど、これは必然だったのかもなんて。無意識ではなく、意識して相手を求めていたのかも。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.9

20分という短編映画の中にすごく凝縮された人間の醜さや悲しさを感じた。ただの色でしかないのに、なぜそこまで差別が広がるのだろうか、、考えさせられた。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

"観るアート"、"観る雑誌"のような映画だった!モノクロとカラーとアニメーションの使い分けだったり、英字幕の出し方など、全てがウェス・アンダーソンの世界観に溢れていて素敵だった。
内容は情報量多めで、
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

歴史的な事件を実話にしたストーリーとしては面白いのだが、展開が早すぎるのと、登場人物のありとあらゆる人に焦点が当たり過ぎて、ただただ実話を流しているような感じだった。最終的にドミニコがCEOになったま>>続きを読む