yoshikiさんの映画レビュー・感想・評価

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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

原発からプルトニウムを盗みだし、自室で原爆を作り上げた沢田研二演じる中学校教師が政府を脅迫する様を雄々しくも儚げに描いたクライムコメディ。
言葉で表す以上に変な映画ですが、画面から伝わる時代の熱に浮か
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.6

“了解”に勝るとも劣らない衝撃。
めっちゃざわざわしました。
本編とはそれた事ですけど、コナン映画でしか出来ない映画館体験があるので、出来るだけ早く人の多い回に見るのをおすすめします。
あと、皆さんが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2



豪華キャストの中にあって、キリアンマーフィーの目で語る演技が素晴らしかったです。
目ぇめっちゃきれいなー。ビー玉みたーい。でした。

ノーラン監督作品なので難解であろう事は想像していましたが、伝記
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

4.1

若葉竜也のフィルモグラフィーにおける重要作。
従来の若葉竜也っぽさとは一線を画すループものとしても傍流的な映画。伊勢谷友介との共演が相乗的な魅力を放つ、変だけど良い邦画。

タイムループ物として主流の
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.9

一人きりが怖かった事を追想させる、恐怖を身近に感じる良質なJホラー。

ナレーションを竹内結子が勤め「残穢」へと繋がる百物語怪談を6人の監督が撮る10話の短編集。
中でも内藤瑛亮監督の「続きをしよう」
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ベートーベン(1992年製作の映画)

3.8


これぞ、エンターテイメント。
何も考えずに楽しめる、笑あり、笑ありのワンちゃん活劇。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.5


最高にクレイジーで最高にクール。
緊張と弛緩を繰り返し二転三転する展開は、ジェットコースターに乗っているような高揚感を覚える。
終盤の壮絶なカースタントによる緊張感の後のエンディングには至高の開放感
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.7


こちらがオリジナルなのに、北斗の拳のパロディー映画を見ているようで苦笑い。後の作品に多大な影響を与えた公開当時のセンセーショナルな衝撃は想像し難く、後追いで今作の世界観に没入するのは難しい。

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0


あれってこの映画のパロディだったのかという発見に高揚するループ物の元祖。
元来のあっけらかんとした明るさと、今作特有のダークな雰囲気とのコントラストが醸し出す不気味さが魅力的。間と音の使い方が秀逸で
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エコール(2004年製作の映画)

3.9

どの場面を切り取っても絵になる芸術性の高い映像で、この映画のTシャツあったら欲しい。

面白くなりそぉ~なまま2時間過ぎた。
答えを求めて見るとダメですね。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.4

「あなたは絶対2回見る」というキャッチコピーに反して、1回の鑑賞で理解できることを優先した構造的な側面が、原作の潔良い終わらせ方と比べると見劣りする。
エピローグの真相説明パートは完全な蛇足。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.0


「待ってました」って程の熱量は無いのだけれど、懐かしくて、恥ずかしくて、楽しかったです。

あと、SEEDのキャラクターは声に出して言いたい名前が多い。特にミリアリア・ハウ。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2


途中寝ちゃったので、ちゃんと見てから感想追記予定。

ただ、この映画の男からすると何言っても角立ちますよね。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0


賛否両論あるみたいですね。
実際ノレない所は少なからずありますが、難しいことは抜きにしてアニメーションのクオリティが高かく、高揚感を煽る絵作りで作で魅せてくれるこだわりの90分は最後まで飽きずに見れ
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.4

被験者に対してムカデ人間手術の方法をアカデミズムに理論立てて説明しているところがハイライト。それは肩透かしを食らうことになるのだが、説明図の不気味さがムカデ人間の造形に期待感を煽る。

これだけの地獄
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2


原作未読ながら評判を聞きつけ、脚本野木亜紀子に背中を押されて鑑賞しました。

カラオケとヤクザと中学生という特殊な設定ながらそれぞれの確立されたあるあるの面白さが調和していて率直にめっちゃおもろかっ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.2


ジェスティーヌ・トリエ監督・アラチュール・アラリ夫婦が2度とやりたくないという狂気の共同脚本で紡ぐミステリーの皮を被った社会派映画。

サンドラ・フュラーの演技とスワンアルローの色気、ボーダーコリー
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

東京・渋谷で働く主人公平山の日々。
トイレ清掃員という仕事を描きながらも常に美観を保つ。各国で“ZEN MOVIE”と評される詩的で美しい物語。
情緒的だが代わり映えは無い毎日に吹いた雄風のような人と
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.2


そのままやけど、ハイキューを映画観で見た。やっぱり面白かった。そんな感じ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.6


やっっっヴぁぁ。面白すぎる。
1回目で言えるのはこれくらい。
目で見て魅力的な情報が多すぎて、莫大なそれ以外を感受しきれていない。
日本よ、これが映画だ。邦画好きよ、これが洋画だと言われたよう。
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.3


見慣れたような、見た事無いような風景と宗教建築物の異質さが不気味。

登場人物の思考がストーリー上の都合主義的ではあるものの、キャストのマンパワーが凄く、尻上がりに盛り上がる展開や秀逸な画作りと合わ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0


反戦のメッセージ性が強い大人向けの映画。隣で見ていた女の子がすごくつまらなそうだったのが印象的。

エンドロールで泣いた。
クレジットにSpecial Thanksトモエ学園卒業生という表記を見つけ
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

4.0


得体の知れない気味の悪さにぞくぞくする良質な村系ホラー。

ツッコミ所は少なからずありますが、補ってなお余りある効果的な画作りの良さがあります。ちゃんと怖いし、ちゃんと気持ち悪い。

明らかに浮いて
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.1


リバイバル上映ありがとうございます。
例のオープニングを劇場の大きなスクリーンで見るためだけに映画館に足を運んだといっても過言ではないです。笑

スクラップ・ヘブン(2005年製作の映画)

4.3


ストーリーを置き去りにするくらい圧倒的で鮮烈な画面構成と画作り。
小気味良く視覚に訴えかける全カットポスターにしてほしいくらいの映像は、自分のためにチューニングされた物なのかと勘違いしそうなくらい好
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0


皆さんレビューに書いている様に、何も考えずに見れて純粋に楽しむことが出来る作品です。

始まってからしばらくは、「なんか見た事あるな」というファンタジーの様相にガッカリしてしまいましたが、ドレク(ソ
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