saodakeさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ヴィトとマイケルの2人のストーリーを交差させる構成が素晴らしい。
ドンとしてのあり方が対比されるせいで余計マイケルに哀愁を感じた。

しかしフランクとフレドは殺さないでやってほしいねぇ。
この後殺され
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累 かさね(2018年製作の映画)

2.0

昨日放送された釣瓶の家族に乾杯に出てた土屋太鳳があまりにも素敵だったので土屋太鳳目当てで見てみた。
土屋太鳳がたくさん見れて眼福ですわ。
映画としては最近の邦画なのでこんなもんだろうなっていう作品。
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.0

死ぬ間際に元カノ巡礼するという思考が根本的に納得できないが、映画としてしっかりした作りなので普通に見れる作品になってる。
ウードの別れ方がどれも結構ひどくて普通にクズじゃんと思ったが人間らしいといえば
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

The Offerを見るために復習。
やっぱり格調高い雰囲気で名作感出てる。暗い部屋でのライティングが特に凄い気がする。知識が無いので分からないが技術的にも色々凄い映画なんだろうな。
前に見たときはマ
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アレックス(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

実際の出来事とは逆行していく時間軸で映画が進むことでより悲劇的に見えてくるなぁ。
レイプシーン長すぎて気分悪いわ…。
なんでこんなもの見なきゃいけないのって思ってしまうが、それこそが狙い?

最初の方
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エクソシスト的な作品かな?→いや食人族かこれ→やっぱりエクソシスト的な展開か?→最後は食人族かよ!
という気持ちの移り変わりだった。
しかも最後の最後は放送禁止シリーズのような終わり方でこれは好きな感
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カノン(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

おっさんの独り言タイムなっげぇw
絶望の言葉には共感してしまう自分がいるね。人生終わってるやつなら共感するでしょう。
そして愛を見つけて救われるが、実の娘かよ。しかも娘は一言も喋らないところが恐怖。
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.0

プラン9は酷いながらも良い点は色々あったけどこれはねぇ。
裸の女が代わる代わる踊るのを見てるだけ。
ひどすぎて途中から逆に眠気が覚めてくる。

カルネ(1994年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

先にカノンを見たがカルネの方が少し作風が好きな気がする。
こっからカノンのあのラストに繋がるんだなぁ。

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.0

毎年8月になると見たくなる名作。
無事に玉音放送流せてよかったなぁとしみじみ。本土決戦なんてやってたら死者が1桁増えてたでしょうからね〜
まぁ、日本帝国のお葬式なんて言っても昭和天皇は生き残ったし戦犯
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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.0

もうお腹いっぱい。メガ盛りみたいな映画。
中国の武侠映画みたいな格闘がやっぱり良いね。インドでこんな映画が作られているんだなぁ。
船が空を飛ぶ場面は思わず吹いた。
宮廷ドラマはちょっとしょぼかったかな
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WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.5

そこまで名作なのか分からなかったがワンダの描き方や演技は単純に好きかなぁ。
フィルム撮影の質感はとても良いと思う。
記憶には残る映画だったと思う。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一時期よく名前を聞いた作品。確かにこれは話題になるわけだ。
このノリはいいね。300や少林サッカーが好きな人は絶対楽しめる。
細かいストーリーが雑なところだったり洗練されてないカット割りは気になるが。
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ひろしま(1953年製作の映画)

4.0

これが実際に被爆した人間が参加して製作されているのだから凄い。この映画でも地獄絵図だが現実はもっと酷いんだもんなぁ。
子供の頃に見ていたらトラウマになってたかもしれない強烈な映像。目の前で親が息絶えて
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

2.0

登場人物がいけ好かない気取った奴ばっかりで嫌だったわ~。なんなのこいつら全然好きになれないんですけど。
作品の撮り方も気取ってる感じで監督含め不快だわ~
あ、でも主人公が浮気して付き合った男はいいヤツ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.5

PTAだから身構えて行ったが真面目な映画ではなく色々ふざけてて良かった。普通に見やすくてシンプルに良い映画みたな~と余韻に浸れる。
最初は2人の行動が理解できなくて困惑したが最後の方では愛らしくて仕方
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呪詛(2022年製作の映画)

4.0

恐怖映像が新鮮でとても面白い。ホラーが苦手な人にとっては本気で怖いだろうし、とても良い作品。
韓国映画のコンジアムも似たような映画だったがこっちの方が更に上をいっている作品に感じた。
制作陣のエネルギ
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

4.0

彼に必要なのは銃じゃなかったはずなんだけどねぇ。
アメリカから帰ってきて母親に話した言葉が悲しい。そこで銃を求めてしまったのか〜。
まず簡単に銃が手に入り過ぎという問題があるし、購入した銃がAR15と
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グラートベック人質事件:メディアが越えた一線(2022年製作の映画)

4.0

かなり胸糞悪い作品で精神状態が良くない時には見ないほうがいい。常時緊張状態だし、あまりにも異常な事が起きているので精神的に疲弊する。
メディアが犯人に直接インタビューといえば日本でも豊田商事事件があっ
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原爆の子(1952年製作の映画)

4.0

原爆が遺したものを真正面から描いている。45年からたった数年後の爪痕が強く残っている広島。
この時代の広島を密着した取材のようにも見えてくる。
終盤の航空機のエンジン音が聞こえる場面が最も強烈でぞっと
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呪いの館(1966年製作の映画)

5.0

巨匠マリオバーヴァの最高傑作と言われているようだが納得できる。
オープニングからしてただならぬ作品だと感じ、棺桶を運んでいる不気味な映像でこの作品はやばいと確信しました。
溢れんばかりの演出の豊富さと
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.5

前半はかなり面白いが後半は話が壮大すぎてなんかすごい。
何が本当なのかわけが分からない感覚は楽しい映画だったな。
顔が壊れていく特殊メイクはかなり強烈で恐ろしい映像だった。

夜よ、こんにちは(2003年製作の映画)

3.5

極左による誘拐事件を扱ってる割に芸術的な映画なんだよなぁ。
不思議な雰囲気ですね。
ラストに提示される、あり得た未来にはジーンときます。

ロボコップ(1987年製作の映画)

4.5

ハリウッド大作なのに想像以上のゴア描写に驚いた。
それにしてもとにかく面白い。
バーホーベン天才じゃないかと。
スターシップトゥルーパーズもそうだったがディストピアものが得意なのかなこの監督。

サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007年製作の映画)

2.5

まぁひどい映画の部類に入るんだろうけど、ハチャメチャで逆に面白い。
お母さんのCGが何度出てきても面白くてツボる。
グロ描写にやたら拘ってるのは軽く引いてしまうんだけど。。ストーリーが雑でへんてこなシ
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

5.0

初見時の中学1年あたりの自分はこの作品中の戦争礼賛ムードも含めてめちゃくちゃ面白い映画だと素直に興奮したな~。今思えばプロパガンダにどっぷり浸かっていたわけだ。
民主主義が滅び、ファシズムが世界を覆っ
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

4.0

いちいち遊び心が豊かでこちらを退屈させない。
さすがジェームズ・ワン監督。
どうやって撮ったのかよく分からないカメラワークもおもしろい。

我々の父親(2022年製作の映画)

4.0

ただただきしょい。ドントブリーズのあれみたいだった。
産めよ増えよって実際に聖書に書いてあるからこんな事するやつが出てくるんだろうな。
こんな事態が起きても法で裁けないことに驚き。結局ほとんどノーダメ
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はりぼて(2020年製作の映画)

4.5

最初は笑って見れるけど一向に終わらない不正発覚にうんざりし、次第に絶望的な気分になる。
日本中の地方議会で同じようなことやってる奴らがいるんだろうなぁ。胸糞悪いわ~。
良心派みたいな顔してコメントして
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グレート・ウォリアーズ/欲望の剣(1985年製作の映画)

4.5

これが中世の普通なのか。
野蛮、残酷、迷信がごった煮ですごい世界観。モンド映画を見ているよう。
なかなかの破壊力を持っている凄い映画なのにレビューが少ないのはなぜ。
王女がすごい胆力の持ち主で野蛮な男
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愛しのジェニファー(2005年製作の映画)

3.5

男の下衆なスケベ心がくすぐられる映画。割りと最近のダリオアルジェントにしては普通におもしろい。
動物愛玩を人間に置き換えたらこうなるよね。
実際に動物とやってる人もいるみたいだし、おとぎ話と言い切れな
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

4.0

料理がほんとうに美味そう。見た目のインパクトが結構あったが。
あれは済州島では婚約者を迎え入れる時に出す習わしなんだと監督が舞台挨拶で言っていた。

自宅の扇風機、電子レンジ、エアコンが年代物で目をひ
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革命の子どもたち(2011年製作の映画)

2.5

ウルリケマインホフの娘は大分まともに見えた。話が通じそうっていうか。
重信メイはなんとなく掴みどころがなくて分からない部分も感じる。
政治的スタンスとかどうなんだろう。
どちらの娘もジャーナリストをや
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ジャーロ(2009年製作の映画)

1.5

つまんねえ
ダリオアルジェントらしい意味不明さや行き当たりばったりは健在だが、昔の傑作にはあった熱量がない

プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

1.5

いやー眠かった。真面目に作ってこれかー。
エドウッド、凄いやつだな。
あらゆる点でチープすぎる。
ティム・バートンのエドウッドに出てくるシーンが本当にあって嬉しい。
ゾンビ3人のキャラクターは凄く良い
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グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

3.0

エドウッドの映画だが、思ってたより酷くなく、普通に見れる映画だった。
内容はまさにエドウッド自身の物語なんだね。
ティム・バートンのエドウッドを先に見ておいたほうがいい。
女装とトランスジェンダーが同
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