井手雄一さんの映画レビュー・感想・評価

井手雄一

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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一旦納品区切り付き、今のうち!と、飛び込みで「ボーはおそれている」鑑賞しに。
なが〜い映画ですが、かなり面白く笑えました。
母親の胎内から始まるボーちゃまの大冒険。。

アリアスター版アリスインザワン
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ほかげ(2023年製作の映画)

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塚本晋也の新作映画「ほかげ」

とにかく登場人物の目の力がすごい。
真正面から訴える目の力。
そして音、声、そのシンプルで力強い演出。

戦後すぐの闇市に生きる人たちの「もがき」。
戦争、空襲、そして
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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Always 三丁目の夕日パート4 (ときどきゴジラ)だった。
ヤマサキ&白組Gなので、そもそも期待値-1.0だったから、そーいう意味で丁度良いあんばいだったと言える。
(別に自分はアンチ山﨑監督では
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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ヨーロッパ企画の映画第二弾
「リバー、流れないでよ」を観に行った。
丑の刻参りでも有名な京都の貴船神社の老舗旅館を舞台とした、2分間のタイムループ✖️36回の群像劇。ホラーでなくコメディです。
物理的
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

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先週末ですが、公開に合わせて行きました。
お疲れ様キアヌ。。本当にお疲れ様でした。
とっても笑えて殺戮も満載で感動できて原点回帰で良かったよ。わんこも。
コメントでまとめたくないのでもう一度観て体感し
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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家族4人でImaxで鑑賞しました。ワイスピからの車ブームでGT7もやり込んでる次男は、期待しすぎで上映前緊張しまくり。
で。。。
最高でした!そして斬新だった!
レースシーン迫力満点!実話ベースのス
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

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「骨まで愛して」演歌的?愛のコリーダイタリア版(ウソです)

公開当時すっごく観たかったのに忙しくて行けず、やっと配信で鑑賞。
な~んか好きなルカ・グァダニーノ+シャラメっちコンビの新作で、テーマがガ
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ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)

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ジェーンBが逝って1ヶ月あまり、心も落ち着きようやく観に行けました。

2世代にわたるポップアイコンである母娘、ジェーンBにシャルロットG、そして2人のポップスターを作り上げた夫であり父親であるセルジ
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バービー(2023年製作の映画)

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長男と従弟が異常なほど楽しみにしていたので初日夜に行きました。そう、Barbieはまぎれもない「男の子映画」でもあるのです。
マーゴットBarbieとライアンKenが他の配役は考えられないくらいハマリ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

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静かなる、最高の幕引き。
子供の頃から憧れのヒーロー、インディジョーンズが当時の想い出と共に歳をそのまま重ねて経た今、最高のエンディングを迎えてくれました。
いろんな意見はあるようですが、僕としては第
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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家族で観に行った。
本当に良かった。しばらく席から立ち上がれなかった。静まり返った終演後、ただただ拍手喝采したかった。でもそんな気力もなく、呆然と異世界からまだ帰れずにいる。いや、現実も素晴らしいはず
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

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「僕のワンダフルライフ」、難しいことは何も考えず良い映画、良い話でした。
「私を離さないで」を読み終わった後だったので、すっごく口直しに良い涙を流しました。
よかったよかった。
どちらも人生や社会での
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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見終わった後のなんとも言いようのない感覚は、心に残った形は違うけど、前作を彷彿とさせる。
初めて前作観たときは面白さがよく理解できず、子供心ながら、ルトガーハウアー演じるロイバッティの印象ばかりが残り
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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とてもよかった。
サリー・ホーキンスの演技見事ですね。
スーツアクターのダグ・ジョーンズの佇まいや動き、スーツのデザインも凄くセクシー。もうすぐ60とは思えない。

60年代のアメリカが舞台でセットや
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対峙(2021年製作の映画)

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ヴァーホーベンの「ベネデッタ」と同時期に鑑賞。

全然路線の違う映画ではありますが、無理やり共通点をあげるとすれば・・。
人はいかに自分で物語を作り上げ、演じて信じて他者と自信をだまして「真実」を作り
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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アバタって来た。
※ネタバレ(でもないが)
ネイティリおばちゃんこえ〜、がんばれスパイダー君
他はまぁ。
3頑張ってキャメロン。

「息子には息子を!」私の好きな台詞です。

サスペリア(2018年製作の映画)

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久しぶりに妻と二人だけで日比谷に観に行った映画が「サスペリア」Good Choice!
物語どうこうでなく、印象に残る映画、潜在意識に刻まれる映画、感情を刺激される映画。
当時のサスペリアもなんかすっ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

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アリータみた。
20年以上前だから忘れたけど、漫画の4巻くらいまでの話かな?
すぐに2は作るのだろうか?そんな時間かける話じゃないし、やるならすぐやってほしい。
ロドリゲス味とキャメロン味のバランスが
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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大分前に「グリーンブック」を息子と観て、アカデミー作品賞をめぐっていろいろ議論になってるのを聞いていたが、否の意見もわかるが、それもどうなのよ?と思いつつ、でもまぁ、グリーンブック面白かったしよかった>>続きを読む

レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

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レゴ・ザ・ムービー2!
スパイダーバースとあわせて観たよ!
両方ともフィル・ロードとクリストファー・ミラーが脚本と製作をやってるけど、ノリ、展開、ストーリーがテンポよくてひねり聞いてて、パロディ心満載
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

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面白かった。満席でした。
誰が犯人かわからないまま、でも登場人物たちがみんな愛すべきキャラクターで、ループするたびにジャシカ・ロース演じる最低でビッチな主人公もかわいく見えてきて、中盤は感動し、後半は
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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この映画も、「物語の力」を描いた作品と言える。
ナチス政権下の戦時中ドイツのコメディタッチの話だけど、ヒトラーユーゲントの少年とユダヤ人少女が主人公で、「物語」によって情報や想像力を利用して民衆を扇動
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ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

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アイルランドとカナダ制作のアニメーション。
Song of Seaの制作会社で、今回も質の高い作品で、昨年のアカデミー賞ノミネート作品
タリバン政権下のアフガニスタンの少女の話。
非情で絶望的な状況の
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

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スタジオサルーンのケルト三部作の最後の作品ウルフウォーカーやっと公開!早速観に行った。
美しいアニメーションと魅力的なケルトの世界。
前作より人間界、中世のイングランドのアイルランド侵攻やキリスト教社
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

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日本映画の良い所は、同じ日本人なので原風景が重なるところと、描かれない語られない方が心理や状況を後からじわじわ読み取れて余韻が残るところ。
「良い日本映画」に限った話だが。
昭和とか平成とか令和とかい
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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長男試験も終わってやっと観に行けた。
コアなファンではないけど、今までのエヴァは家族で一通り見ていたので、一言で言うなら感無量でした。
庵野監督、スタッフ、声優キャスト、そして作中のキャラクター達にホ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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オイオイ、期待半分で観に行ったら、予想以上に面白かったぞ、というか、愛すべき映画だったぞ、JUNK HEAD!
この手の好きな我々世代のありがちなネタだし、自己満足的なアート系作品で、1人で作ったって
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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三部作の第一部で1時間半しかないのにチケット一律1900円だと?!
家族で行ったら7600円じゃ!
入場者プレゼント開けたら、ただのグッズチラシじゃ!
パンフレット売り切れじゃ!
と、憤っていたが、そ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

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観終わった後の爽やかさ最高。
Cody lee のPV経由で予告編見て知って、面白そうなので行ってみたのだけど、最近流行りのクリエーター目線映画の中でもなかなか良くできてるし、SF青春モノとしても楽し
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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良い映画だった。
新しいiPhone 欲しいとか思ってた自分に自戒。
フォトジャーナリズム、良くも悪くも写真の果たす役割や、取るものの責任と心構え、取る対象への共感と自分自身の表現と作家の背景やエゴ、
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

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ちょっとヤバそうと思ってたところはやっぱりちょっとヤバかったりもしたけど、ちゃんと面白かったので良かったです。ハイ満足です。
約20年ぶりに復習してから行ったのだけど、マトリックスは一作目の衝撃をいつ
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

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10代、20代、30代、40代と、それぞれに心のベスト映画というものはあるのだけれど、それらは特に名作だったり、映画として完成度が高かったり、物語に感動したとか、そういうものではなかった。
不思議と、
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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仮面ライダーなのでバイクで🏍観に行く。。
iMAXで観ちゃったけど必要あるか??
面白かった、良かった、いい映画だった、アンノの熱量、出演陣の熱量感じた。ある意味両手をあげて絶賛したかったよ。イーっ!
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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先週、今週と観た映画
アラビアンナイトとエブリシング•エヴリウェア•オール•アット•ワンス。
どこか鬱屈としている自分の人生に閉じ込められている中年を過ぎた女性の主人公2人。
1人は悲観的に、もう1人
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

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先週、今週と観た映画
アラビアンナイトとエブリシング•エヴリウェア•オール•アット•ワンス。
どこか鬱屈としている自分の人生に閉じ込められている中年を過ぎた女性の主人公2人。
1人は悲観的に、もう1人
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

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先週「対峙」を観ての2週連続話題の問題作。
面白かったです。
全然路線の違う映画ではありますが、無理やり共通点をあげるとすれば・・。
人はいかに自分で物語を作り上げ、演じて信じて他者と自信をだまして「
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