マイケルさんの映画レビュー・感想・評価

マイケル

マイケル

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レッド・ライト(2012年製作の映画)

2.9

ツバ吐いたおばちゃんが印象的。
おばちゃんが歩いてるのに、瞬時に近づく。これが視点の操作かな。
俺の予想はそもそもストーカー。
キリアンマーフィが情緒不安定すぎてよくわからん。
ロバートデニーロが佐村
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.1

眠りは万人に共通だが眠り続けるのは良くない。
幸福とは何も考えてないときに訪れる。
地球の開発だけで充分だ。科学など馬鹿だ。
核開発や現代社会に訴える。
ドンキーボーテの小説や、古代人の比喩。
普通に
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女の園(1954年製作の映画)

3.3

唯一記憶に残ってるのが反体制に戦おうとした女の子たちの強さから弱いところそして強くなる成長物語。
今を生きるを思い出す。

平成ジレンマ(2010年製作の映画)

3.9

平成ジレンマというのは撮る側が、撮影しなくてはいけない。けれど目の前に暴力を振るわれているこどもたちを助けなくてはならない。
せめてもの抵抗心が見えた。
自分の価値観が全て根底から覆るような作品。何が
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.8

非常に胸糞悪い。ヒミズ以来のクズ父だが、あっちは殺される。
こっちは生きている。うちの親父と一緒。違うのはスーツを着ていることだけ。全員ムカつくけど、新井たかふみだけは悪くないわ。子供のバイバイでこん
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劔岳 撮影の記 標高3000メートル、激闘の873日(2009年製作の映画)

3.6

エグすぎる。あれは修行の域。自分ごとだけど、気持ちはわかる。あんなにも厳しい環境下にいると演出は弱くなる。最後に登れなかった人の涙はとても悲しかった。
事故後の深刻な状況が、すごかった。

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

3.8

矢口史靖の笑いを改めて見ると、すかしの笑いが多かった。
必ず何かを行う若者に対して冷めた目線で見る子供。
それに呼応するバカな大人。
失態を犯した後はスローモーション。
青春ものを撮らせたら日本映画に
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アキレスと亀(2008年製作の映画)

3.8

価値は相対的なもの。
芸術なんてのは価値のないものに価値をつけるもの。
お腹が空いた子供達はピカソなんか興味がないというのは、この社会での芸術の必要性を問うシーンでとてもいいと思う。

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.8

自意識が過剰して、みんなを巻き込む。
ただの自己満足映画で終わらないところがいいところと言いたいところが、あんまり良さが伝わらなかった。
ただこの役者かっこいいなぁと思っていたら、監督だったことがこの
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絶対の愛(2006年製作の映画)

3.6

愛の形は様々だが、今回の愛の表現方法はとても特殊。
整形、つまり顔によって愛するということだ。
相手を好きになる時、愛が続いている理由は内面なのか、外見なのかそれとも、アイディンティティがテーマともい
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.6

非常に主観的なドキュメンタリー。
ドキュメントとは客観性、真実がなきゃダメとかいう固定観念を打ち破ってるすごい人。

ほとんどがマイケルムーアの主観的なものだが、ドキュメントの中ではかなりエンターテイ
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.4

フランキー堺のための映画。
彼の言い回し、粋の良さ、これぞコメディの2枚目。
川島雄三の背景を知ると納得。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.6

とても大切なことを教えてくれる。
それは過去にこだわってはいけないこと。
現在こそが、黄金時代だと。
現代って不満なもの。それが人生

ハードエイト(1996年製作の映画)

3.4

最初のカフェのシーンで引き込まれる。
何も展開がないのに、引き込まれる。
音楽か、役者か演出かよくわからん。
たぶん役者だと思うけど
中盤からは少しだるい。
フィリップはいつでも最高。
どんどん良くな
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

3.8

そんさん可愛い。ドリンクのくだりとか、はい、嫌じゃないよ。のくだりとか可愛い。飲まないと歌えない。確かに変だ。言い方と間が完璧。

全体的に小動物を見ているような感覚になる。留年している声かすれて人生
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

3.4

いい映画って絶対オープニングで捕まれる。この人は必ずオープニングぇMVのようなかっちょいい映像が流れるんだ。
印象的なセリフ
国で決めたあれだから。 こんな血が出てっから滑りやすいやー
痛くしないで痛
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精神(2008年製作の映画)

3.9

虐待の話をし出してからこの映画に引き込まれた。
十万円で山本先生が経営してたことや
一通行のコミニケーションの話は驚く。四角形の上に3つの丸を描いた時の話は面白い。人間というのはそれぞれ違うということ
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.8

そこで長回しするんだって違和感持つショット結構ある。電車だけだったり、何が起こったかは示さずただひたすらドアだけを写したりとか。
いかにもカンヌが好きそうな感じ。
台湾版是枝裕和ってところか。
映画は
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オアシス 4K レストア(2002年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

まず落ちてる豆腐をうまそうに食うところ、他人にタバコをもらおうとするところ、そこに人間性が出てる。
男のレイプ未遂シーンから画面から離せれない。
白い鳩が彼女が出す光と変わる演出は秀逸。ただ、韓国のc
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.8

怒りのデスロードは越えることはなかったな〜

予算、規模感が縮小されてる気がした。

マックスがほんの一瞬だけ出るシーンが一番ブチ上がった。

やはり自分が見たいフュリオサはシャーリーズセロン。
次は
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.7

なんだこれ!!
めちゃ面白いじゃん!!
JK出る時の疾走感!!松井大吾めっちゃ成熟してる!この人のいいところが全部出てる!
クズ感、田舎の閉塞感、ダメでしつこい女像、女子高生最強説。
高畑充希はもうち
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モモ(2016年製作の映画)

3.2

時間とは命の対価に等しい。文字通り命を削ってる。
お金に換算してるいのだが、本質とは命の対価である。
自分の人生という抽象的なものではなく、時間の使い方は質なのではないかとというメッセージ性が汲み取れ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

あれ以来自分も毎日が完璧な日だと奮い立たせている。

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.8

脚本家はまるで、完璧主義、様式美を大切にするフィンチャーを思わせる。
もう一回見る。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.7

キム・ユンソクに外れなし。と言いたい。
しかし、この作品は佳作。
想像は超えてこない作品。

キム・ユンソクっていっつも地面をスコップで掘ってるよね

はちどり(2018年製作の映画)

3.8

「ヤンヤン夏の思い出」を見たときのようなどことなく悲しく、どことなく懐かしいと思わせる一本。
思春期特有の苛立ちや疎外感をうまく表現してる。
学校以外にいる他者、塾の先生みたいな人ほど自分を理解してく
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

こういう百合映画を見たかった!
無駄を一切省いた美しい映画。
ラストの長回しで、あらゆる感情が凝縮されていた素晴らしい演技。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全体的に小気味いいテンポで繰り広げられる良作。

お風呂で犬神家してたなぁ。

デートクラブで出会った男に夫を殺してもらって安堵した。
次の瞬間ドアが開くと旦那がいた。
が一番驚いたなぁ。

デートク
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.3

ワンワンワンワン!笑

こういう変わった設定の話は嫌いじゃないけど面白くなかった〜

カッコウは「托卵」といって、自分の子供を別の鳥に育てさせる性質を持っている鳥。
そしてその子供は三週間ほどで巣立っ
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鵞鳥湖の夜(2019年製作の映画)

4.0

とにかくシネフィル好みな世界観を喰らいやがれ作品。

「薄氷の殺人」からずっと待ち焦がれていたディアオ・イーナン作品。
全体的に常に画面内に三色以上はあるであろう色の使い方と二人を突き放すような俯瞰の
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.7

好きなものって嫌いになりうる表裏一体。
めっちゃ好きな映画なんだけどすごく嫌い。
時計じかけのオレンジオマージュとか、中島哲也ばりの高速カッティングとかガチャガチャしてる感じが、若者のありふれたエネル
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