ワカンダよ、ティ・チャラ王よ
とこしえに―――
故チャドウィック・ボーズマンの逝去から2年、代役を立てないという決断を経て、ヒーロー映画としては異例の主役不在を乗り越え、Rクーグラー監督、キャスト、>>続きを読む
盆休み初日の祝日、あのLA3姉妹バンドHAIMの末娘アラナ・ハイムが主演(姉2人もカメオ出演!)と知って、どうしても観たくて遠征先のミニシアターにて鑑賞。
サービスデーとも相まってか、昼の回は見事に満>>続きを読む
このソー快感、まさに神バトル!
…なんてベタなキャッチフレーズが思い浮かんでしまう、タイカ・ワイティティ監督によるマーベル北欧神話コメディ第2弾!(初期2作は黒歴史…?)
前作〜今作でのあらすじも>>続きを読む
あのマーヴェリックが、帰ってきた―――
映画、音楽ともに80's娯楽大作を象徴する名作となった前作から36年、リアルタイム世代ではないけれど、あのギター・アンセムが流れる冒頭からのオマージュ・シーン>>続きを読む
君の話を聞かせて―――
そんな、なんてことのない、ごく普通の会話が、こんなにも豊かで素敵なことだったなんて。
気鋭のスタジオA24が贈る、モノクロの寓話的な映像で綴られる愛おしくも豊潤な日々。
ラ>>続きを読む
悲痛、苦痛、激痛――スクリーンから目を背けたくなる、あらゆる種類の痛みと奇妙な性癖、そして破壊と再生…。
すべてを焼き尽くす業火と、決して傷つくことのないチタニウム。
自動車と金属を愛し、愛され、その>>続きを読む
自分が生きているこの世界の他に、もしも、もうひとつの別の人生があったら…?
そんなマルチバースのWHAT IF…?が現実化する夢と代償、そして今を生きる現実世界の厳しさ、豊かさをサム・ライミ流のエンタ>>続きを読む
豪華キャストと豪華ヒット・ソングで贈る、コミカルなアニマル・ミュージカル第2弾を、吹替版で娘と鑑賞。
前作でのドタバタなどんでん返しの劇場再建を経て、今作ではラスベガスを模したレッドショア・シティが>>続きを読む
漆黒の闇に浮かぶシグナル―――
“復讐”の名の下に、ゴッサムに巣食う悪を白日の下に晒けだそうと、ケープをまとい、捜査に乗り出すマスクの男。
偽善だらけ、嘘だらけの曖昧な世界で、自らの信念を、この街の信>>続きを読む
現代に甦る古典ミュージカルの傑作ーーー50年代NYのアッパー・ウエスト・サイド。
欧州系移民のジェッツと、プエルトリコ系移民のシャークス。ふたつの不良グループによる縄張り抗争のさなか、対立する異人種の>>続きを読む
2002年に公開されたサウンドリミックス・デジタルレストア版から20年、ボウイ生誕75年&「ジギー」誕生50年記念公開。
これまでYou Tubeなどで断片的に観てきたライヴが、きらびやかな映像と音>>続きを読む
Disney+で約8時間分ものレストアされたセッション映像が配信され、大反響を巻き起こした「ザ・ビートルズ:GET BACK」。
本作はそのドキュメンタリーのクライマックス、アップル・コアの屋上で敢行>>続きを読む
近年、映画業界でも様々な人種、性的少数者、身体障がい者などダイバーシティ(多様性)を謳う作品が多く観られるようになってきた。
本作はフランス映画「エール!」のリメイクで(未鑑賞)、実際にろうあの俳優>>続きを読む
昨年末にまさかの公開延期で、海外より3週間遅れて満を持しての、MCUスパイディのホーム3部作、完結編。
“大いなる力には、大いなる責任が伴う”
…これまでのスパイダーマン・ユニバース至上最高の衝撃と>>続きを読む
2021年の映画納めは、年末の忙しさでなかなか観に行けずに大晦日の遠征で(地元で上映されず)、やっと鑑賞した本作でした。
「ベイビー・ドライバー」で痛快なクライム・カーアクションとラブロマンスを、多>>続きを読む
前作レビューの冒頭部分↓
「マーベル史上、最も残虐な悪」との触れ込み通り、さぞや凶悪なダークヒーローが無慈悲に殺戮を繰り返していくバイオレンスなホラームービーに違いない…という期待はいとも簡単に覆され>>続きを読む
舞台は南米コロンビアの奥地、主人公は褐色の肌に太めの眉、メガネをかけた丸顔の女の子ーーーミラベル・マドリガル。
ディズニーの記念すべき60作目のアニメーション映画は、これまでの保守的なヒロイン像を覆し>>続きを読む
Part 1
あのゲットバック・セッションの全貌が、鮮明な映像と音声で今再び蘇るーーあの名盤のあの名曲の原形が、まるでリアルタイムで進行しているかのようなドキュメンタリーに、何度も目頭が熱くなる。高揚>>続きを読む
あなたはいま、幸せ?って聞かれて、なぜすぐに答えられないんだろう。
単純な問いのはずなのに、人生の機微を何も知らずにいた、あの頃の無邪気な気持ちがよみがえってきて、とめどなく涙があふれてくる。
ミュー>>続きを読む
もしも自分が不死の存在だったとして、永遠にも感じられる7000年もの長い時代と様々な歴史を見つめ、心から信じたものに疑念が生じたとき、どう振る舞うだろうか。
本作はそんな心の在りようをつぶさに捉えた>>続きを読む
IMAXの大スクリーンいっぱいに広がる広大な砂漠、壮大な物語…。
数々の作品に影響を与え、今なお伝説的な文脈で語られることが多い原作小説「デューン」を映像化したSFスペクタクル巨編。
惑星アラキスで>>続きを読む
仕事や家事、子育てなどに忙殺され、毎日の生活が忙しなく過ぎていき、ちっとも自由な時間を持てない…もしくは、予定のない休日でも日々の疲れで何もやる気が起きず、ついダラダラと過ごしてしまう…。
どれ、たま>>続きを読む
やぁ、僕はガイ。ここフリーシティの住人だ。
毎朝、金魚ちゃんに挨拶して、いつもの朝食を食べ、いつものテレビを見ながら、いつものマガジンを読む。お気に入りのブルーシャツとカーキのパンツに身を包んで出勤>>続きを読む
ついに、MCUもここまでたどり着いたか…と感慨を抱かずにはいられない、アジア系初のマーベルヒーロー誕生譚。
無印の俳優シム・リウを主演に抜擢したスタジオの意気もさることながら、主要キャストのほとんど>>続きを読む
過去の不適切発言が掘り起こされ、米ディズニーからの監督解雇騒動から3年…ついに彼が戻ってきた!
ワーナーに拾われた奇才ジェームズ・ガンが、あのDC問題作を容赦なくバラバラに切り刻み、クソやばいヤツら>>続きを読む
予告編から気になっていた本作公開から1ヶ月あまり、やっと地元のミニシアターで上映が始まったので、さっそく鑑賞。
コロナ禍以降、久々に喰らった痛快感。
色鮮やかでポップな演出からは想像しがたい復讐劇…>>続きを読む
「移民の歌」ーーーとは70's UKロックの雄Led Zeppelinの名曲だけど、本作は北欧ではなく中南米からの移民をルーツに持つ人々が、ラテンミュージックに想いのたけを乗せてパワフルに歌い踊る、ブ>>続きを読む
コロナ禍で1年延期され、ようやく公開(配信)となったMCUフェーズ4のスタートを切る本作。
厳密に言えばディズニー+での「ワンダビジョン」から連なるドラマシリーズが先に配信されてしまったけど、それでも>>続きを読む
「マレフィセント」で“共感できるヴィラン像”を築くことに成功したディズニー。
今回はアニメ「101匹わんちゃん」及び実写版「101」で悪名高いヴィラン(悪役)誕生譚。
まだ何者でもない泥棒稼業のデザ>>続きを読む
⚠本作に“ジェントルメン”は一切出てきません⚠
階級社会イギリスを舞台に、紳士と書いてワルと読む…を地で行くクズども(ほめ言葉)の大麻ビジネス利権を巡る抗争劇。老ライオンもキレると恐い、泣く子も黙る>>続きを読む
昨年、癌による闘病の末に急逝したチャドウィック・ボーズマン最後の主演作にして、マーベル映画のルッソ兄弟が製作に携わったクライム・アクション。
NYは真夜中のマンハッタン島を舞台に、麻薬強奪事件の犯人>>続きを読む
「スリー・ビルボード」での鮮烈なインパクトが記憶に新しい、フランシス・マクドーマンドの情感あふれる演技が胸に迫るロードムービー。
米西部の茫漠たる砂漠、荒涼とした大地、美しくも圧倒される夕景。
厳し>>続きを読む
久しぶりのFilmarks、しばらく放置しておりました。
昨年から続くコロナ禍の余波は未だ予断を許さず、映画業界も延期や配信でのリリースなど、新作公開の苦戦が続く中で何とか踏ん張っている状況で、自分も>>続きを読む
今年最後の映画納めは公開が延びに延びた“驚異のプリンセス”待望の続編。
1984年の世界を舞台に、ダイアナが縦横無尽の大活躍!…と思いきや、前作の傷心を引きずるダイアナの悲恋が胸に迫る、在りし日のロマ>>続きを読む
破り捨てた写真
ハニージンジャーソテー
漫画「らんま1/2」
公園のバレエ
白鳥の髪飾り
「お母さん」
…エンドロールが終わっても様々なシーンが浮かんでは消え、観終えたあとも、ずっしりと心>>続きを読む
公開10日間の興業収入が史上最速107億円突破、観客動員790万人超!まさかここまでの特大ヒットになろうとは…よもやよもやだ。
コロナ禍に喘ぐ劇場を救う起爆剤どころか、その爆発的な勢いは留まる気配がな>>続きを読む