MJさんの映画レビュー・感想・評価

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デビルクエスト(2011年製作の映画)

2.5

十字軍〜魔女狩りあたりの中世ヨーロッパにニコラス・ケイジをあてがったRPG風味のファンタジー映画。
(生きてる)登場人物は極端に少ないながら雰囲気はよくできている。
ストーリは一本道で特に捻りはない。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.2

登場人物多すぎ問題。
はいはいあの人ねー(人物認識率30%弱)と自分に言い聞かせながら時系列整理を強いられる頭脳ゲーム映画である。
最終的にはオッピー博士が「罪」を感じ負の連鎖を止めようとした事は(そ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.3

何度観ても好きな映画。
少し間の抜けたギャング。ガソリンスタンドのおっさん。強盗される銀行員。やたら事件が楽しげな刑事。粋なギャングのボス。出てくる登場人物達がいちいち好き。
少しづつ深まるマーチンと
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ブルー・ダイヤモンド(2018年製作の映画)

2.1

やけにアッサリした内容。
旅先で愛人見つけてハッスルし過ぎた51歳のイケオジのお話‥。
ストーリーは敢えて捻りを入れてないのかな。キアヌ主演じゃなければつまらない映画。最後にかすかにジョンウィック感を
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ウィジャ・シャーク 霊界サメ大戦(2020年製作の映画)

1.6

遂にクソ鮫映画は霊界へ。
あくなき挑戦心への敬意を払いつつ鑑賞し、そして絶望するクソ鮫ルーティン。
本作品に関しては「キッズ・ユーチューブあたりでやってろ」レベルの内容。そして「オカルト殺法」というパ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

完結編。
今回は怒涛のアクションフルコース。
後半の屋内ガンファイトのタクシードライバー風天井視点のカメラワークがめっちゃ素晴らしかった。
ドニーイェンがおじいちゃんなんだけど準主役なのが凄い。
最後
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.2

(暫く野球要素の供給が無い為鑑賞)
この映画の見所は、最後にレッドソックスのオーナーの話に集約される。
変化に対する既存体制からの拒絶反応。
野球に限らず起こる現代社会あるあるだ。
そして大抵は新しい
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トレマーズ(1990年製作の映画)

4.8

大好きな作品。
JAWSのパクリのジャケット
ヒール役になる前のケビンベーコン
CGではない怪物の作り込み
単純明快なサクサクストーリー
王道ホラー映画の演出
軽やかなカントリー文化
これらが合わさっ
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.0

スーパーマーケットで鮫。
面白い設定なんだけど、この場合ハラハラするパターンは、①水に落ちる②ぶら下がる位しか無いので後半は変な安心感があって飽きた。鮫はリアルな鮫。
深堀りしきれない登場人物達と限ら
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

アシタカ風の少年が迷い込んだ?引っ張られた?異世界でのお話。
タイトルカットのかっこ良さげなカワサギの中身がおっさんなのは衝撃。
「ここに連れてこられた。魚が少ないからワラワラを食べる。そして焼かれる
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アス(2019年製作の映画)

2.8

奇妙な雰囲気だがネタはアイランドと一緒(無理のある設定だが)
旦那のリアクションが無意味に明るくて好き。主演の人はリトルモンスターの先生。
返り血ばっかだこの人。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

こども一緒に観るエンターテイメント映画として見易くて面白い☆
往年のマリオゲームの世界を体験しながら悪者クッパをやっつけるヒーロー映画!

【※以下大人の曇った眼鏡越しの感想】
内容の無い勧善懲悪がベ
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.0

老年ジャッキー映画では良作。
色々小難しい話は置いといて、久々というかこれぞジャッキーアクションという見どころがあって良かった。
何ていう技かは知らんが、蹴りながら自分も後ろに跳ぶキック(私はジャッキ
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.2

豪華キャストで送るドタバタブラックコメディである。
ベネチオデルトロ演じるフランキーがすぐ死ぬけどなんか好き。
ハードコアな演出と登場人物の間抜け具合が丁度いい映画。あとカメラワークが秀逸。話は人の名
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ムーンシャーク(2022年製作の映画)

1.8

サメ映画の地平線‥。
ソビエト連邦産ムキムキの喋るサメは月で繁殖。藻とかいう万能アイテム。
高クオリティなCGとクソみたいな演出のギャップを楽しめる人はこの道のプロ。
最後は爆破だろーなぁ‥と冒頭から
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サメストーカー(2020年製作の映画)

1.8

クソ鮫映画の無限の可能性を模索する姿勢は評価する。だが少しこじんまりとまとめてしまったのが残念。
あとなんかどっかでみたような演出。
ラストシーンの檻に出られそうな隙間があるのはシャーク・ナイトでも観
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.5

執念深い復讐劇。
望んでいる格好いいステイサムが見れる。
リボルバーは話が凝り過ぎてイマイチだったが今作は淡々とした話で分かり易い。
ステイサムはこのスタイルで頼む。
イーストウッドジュニアも中々の存
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.2

(ノーランらしい)ややこしき話。
派手なトリックに紛れた古典的なトリックこそ本物の奇術ということか。
最後のオチ&真のオチはうっすら感づいていたが読みきれなかった。
結末を知ってからボーデンの発言を聞
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

最近のタランティーノはこんな感じ。
冒頭からクリストフヴァルツが生み出す柄も言えぬ緊迫感に引き込まれ、偶然にも並行して企てられる暗殺作戦にハラハラしながら最後まで楽しめるエンターテイメント作品。
史実
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

3.2

英国色満載のステイサム・サスペンス(筋肉アクション少なめ)。
車とか俳優のファッションがブリティッシュでカッコいい。
実話をベースにしている話。
歴史的な犯罪が国家権力を動かすこともある。そういえば最
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

老いを隠さないクリント・イーストウッドの名演に見入ってしまった。
年老いて全てを失いかけた男が始めた麻薬の運び屋。ひ孫位のギャング達に何故か慕われるアール。
家族関係の再生と緊迫していく運び屋の仕事が
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.5

48億キロ往復で矢追純一こじらせた父親を連れ戻そうとするお話。
インターステラーより感動はなく、オデッセイよりも希望を感じない。
ブラピ演じる主人公の「無」が全編を覆っており暗い…。
病んでるという点
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

フォレスト・ガンプをフィンチャーが撮ったらこうなるか。
人生における何気ない幸せを「若化」で逆立て際立たせる演出は面白い。
子供と一緒に歳を取れない絶望は想像もつかないが、最期は最愛の人に看取られてる
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ハンナ(2011年製作の映画)

3.5

ケミブラが音楽担当てことで観る。
話はボーンシリーズと同じ。
カメラワークで誤魔化しつつも主演の子にある程度アクション仕込んでたのは良い。
主役はむしろ父親役のエリックバナの方が良かったかも。
娘はボ
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

4.2

大好きな映画。
アホな発想のタイトルからは想像もつかない完成度の高さよ。
ゾンビの基本ルールは忠実に守りつつホラーとエロと絶妙バランス。
ストーリとビーバーのチープさは敢えての事だろう。
秀逸なB級ゾ
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メジャーリーグ(1989年製作の映画)

4.0

テレビで100回は観た映画。
36年優勝してない阪神ファンには感慨深い映画である。
ストーリーは正にド直球なサクセスストーリーでヘイズやセラーノの様なアクセントが80年代映画らしくてとても好き。
それ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

後味が最悪。
しかしこの監督はロブスターもそうだが奇妙な映画を撮る鬼才である。
マーティンの呪い?のメカニズムは全く不明だが、「正義に近づいている」という言葉に変な共感があった。
このマーティン役のバ
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ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

3.5

ハードロックはいかなる時代の「抵抗する人」のソウルにマッチする。
話はベタで愚直なサクセスラブストーリーだが上記の音楽的なマッチングが印象的に作用し見易い内容になっている。
加えて悪役のコテコテの下衆
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.0

みのもんたを思い出しながら観るラブストーリー。
クイズの答えが不思議と経験上知っているというベタなストーリーだが、クイズの設問ごとに主人公の人生を少しづつ描写する仕組みの演出。
インド映画のお約束で最
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ピラニア(1978年製作の映画)

4.0

秀逸な水系パニック映画。
古代のピラニアがパリピで溢れる湖へ。
惜しげもないオッパイ&グロ描写。
水中のピラニア目線と空撮の水上撮影の巧妙な切替の演出が見事。
途中で出てくる魚博士がクリストファー・ロ
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ザ・メガロドン 怪獣大逆襲(2021年製作の映画)

1.0

まず怪獣らしきものは出ません。
人が喋ってるだけの映像と稀に映るサメCG動画で構成されただけの作品です。
その他特筆すぺき点はありません。
※何かを期待して観るべきものではありません
(プロのクソ鮫映
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ディープシャーク(2003年製作の映画)

2.3

魔境の様なサメ映画界に真っ直ぐなサメ映画を投下してしまった場違い感。
CG何それって感じでサメの資料映像を駆使
。ホオジロザメの生態をさり気なく講釈してくれて逆に好感が持てた。
この手の古典的な映画の
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.9

偶然手に入れた大金を持ち逃げする男。
それを追う独特な思考とヘアースタイルの殺し屋。
さらにそれを追うトミー・リー・ジョーンズ。
淡々と目的達成のために手段を選ばない、というか彼なりの哲学で行動するア
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バベル(2006年製作の映画)

2.5

映画の主眼がよく分からなかった。
役所広司のライフルが発端となって起きる悲劇の連鎖(妻の自殺もライフル?)。
悲劇は主に登場人物の子供達に降りかかっていく。
最後プラビが息子と話して嗚咽するシーンはな
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ドラッグ・チェイサー(2019年製作の映画)

3.0

ドラッグの流通がよくわかる映画。
逆に関心しながら観れた。
モーフィアスのイメージをぶっ壊してくるローレンスフィッシュバーンの密売人役は名演。
あまり起伏のないストーリーだが面白かった。
結論:ニコラ
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

長尺だが見入ってしまった。
とどの詰まり金持ちはケチであるというお話。
いい感じに年を重ねてるミシェル・ウィリアムズの強い母親役に共感した。
耳切り取りシーンはちょっと無理だった。
レザボアドッグスよ
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