MJさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

長尺だが見入ってしまった。
とどの詰まり金持ちはケチであるというお話。
いい感じに年を重ねてるミシェル・ウィリアムズの強い母親役に共感した。
耳切り取りシーンはちょっと無理だった。
レザボアドッグスよ
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.5

9.11音声で始まりビンラディン(らしき男)の死体で終わる。
最後のシーンに残るのは喪失感。
この映画のテーマの様に感じた。
対テロ戦争の内容において、主観サイドでの問題提議として勇気のある映画。
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マザー!(2017年製作の映画)

3.0

なんとも言えねぇ映画。
どうやら聖書をメタしてるとのこと。
でも聖書なんか知らねぇ。
シンプルに「何で?」展開の連発。
逆に言うと聖書ってこういう理不尽な事の連発なのかな。
大変勉強になりました。

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.5

ダイ・ハードのホワイトハウスver。
しかしこの映画における米国の国防能力はあまりにもフィクションが過ぎる。
そういうのを気にせず観るならば最後まで緊迫感のある良作アクション映画。
キャストは豪華。
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

1.4

サメはリアル。
基本水中のシーン。
おかげで状況がよくわからないまま誰かが食べられていく。
キャストはなんか色んなとこに配慮した形跡。エロ要素なし。
薄味の人間ドラマが観ててつまらない。
こういう狭い
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サブウェイ(1984年製作の映画)

3.4

観てなかったリュック・ベッソン監督作品。
作品全体に漂うニヒル感。
ファンクとエレクトロロックが醸し出す「大した事じゃないんだけど」感が好き。
ストーリーはそんな重要ではない。
ジャン・レノの田代ま○
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ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊(2016年製作の映画)

2.8

なんか散らかってる。
キャスティングとアクションシーンの演出は良かったがストーリーらしきものが欠落している。登場人物の必然性が無く話の軸が最後までふんわりしてた。
なんか惜しいクソ映画。
続編は…不要
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ジョーズ キング・オブ・モンスターズ/ナイトメア・シャーク(2018年製作の映画)

1.3

邦題を「悪夢のシャーク」とか原作通り「ナイトメアシャーク」にしとけばよかったのに。
内容は…まぁサメ映画にシャイニング風な演出を取り入れたら面白いんじゃねぇという安直な発送が透けて見えるクソ映画。
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

ビートルズが存在しない世界。
違和感はビートルズの曲をアコギで素聴きして「素晴らしい」と評価する人達。
ビートルズが素晴らしいのは、スタジオで煮詰めに詰めて毒素が出てきた所で一回濾して悪ふざけなパッケ
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ホワイトシャーク 海底の白い死神(2020年製作の映画)

1.1

サメ映画にマイケルマドセン。
ジャケットまでそっくりな「ザ・メガトロン」を思い出した。
内容はティッシュより薄いペラペラなヒューマンドラマ風のCGサメ映画。
マイケルマドセンは電話してるだけ。
もっと
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

2.5

フワッとした侵略?映画。
終始よくわからないことだらけ。
水が悪いのかアルパカが悪いのか。
次世代のジャックニコルソンを期待するニコラスもそこまで狂気じみてはいない。
胸くそ映画ミストに近い印象。
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ランボー(1982年製作の映画)

3.0

破天荒なストーリーだがそれがいい。
やたら好戦的な人々に殺傷力の高い武器を装備させて山狩りして追い回したら、そらM60ライフルをトラックごと奪われてガソリンスタンド爆破されて警察署襲撃されるよ。
ラン
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

泣ける宇宙開拓映画。
物理学トピック多目だが話の肝は親子の愛。
4次元5次元ブラックホールの地平線なんて全く解らんけど謎の納得感はある。
やはり親は死ぬ間際に子どもの顔を思い出すのだろうか。
独身時代
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.0

ソフトなタランティーノ作品。
テーマはハリウッドの浮沈みとその周辺の人間模様ってとこか。
映画オタクを今回珍しく真面目なベクトルで描いている。
マイケルマドセン出てるとこあたりにそれっぽさを残すが、言
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.1

このシリーズは外れ無し。
今回はボーンの始まりを追求する話。
素晴らしいアクションシーンの連続。
追われてる身なのにサングラスひとつ身に付けない潔さが良い。
最後の暗殺者の心が揺らぐシーンはこのシリー
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.1

これは「サムの大冒険」。
フロドは指輪でラリってるだけ。
大局が幽霊兵で一気に勝てる演出は前回のパターンと同じ。
たまにしゃしゃり出てくるリブタイラーにイライラしながら我慢の4時間半。
勝利ありきのフ
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.0

とにかく長尺。
なのに見どころが防城戦のみ。
あとはゴラムの1人芝居が殆ど。
エルフのボスがマトリックスのエージェントスミスなのに今更気付く。
大規模合戦はやはりテンションあがる。
だけど感想はとにか
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.8

レボリューションズの後日談、、
なのだがどうしてもパロディに感じてしまった。
第1作をトレースするような前半から再覚醒までの話のつかめなさは必要か。
ローレンスフィッシュバーンが出てないのは残念。スミ
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ゾンビ津波(2019年製作の映画)

1.7

ゾンビ映画は期待と裏切りの連続である。
「津波に乗ってゾンビがやってくる」
この魅力的な設定に不確かな期待を込めてしまった自分に100%責任があるのだ。
最近観てなかったB級ゾンビ映画の補給になったの
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.3

多分世界一有名な戦争映画のジャケット。
そのモデルのエリアス軍曹とバーンズ軍曹の対立が善悪として描かれるが、結局二人とも味方に撃たれるというストーリーがベトナム戦争への強烈な批判となって表現されている
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.1

脚本とキャスティングの隙の無さよ。
ボーンシリーズの良いところはバンバン殺すスパイとは対象的に、やむを得ず始末するにとどめている所。
カルマと良心の葛藤がサクサク進展するストーリーに上手く散りばめられ
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フューリー(2014年製作の映画)

2.5

最後の十字路を守るシーン。
ドイツ軍の攻撃が生ぬるい。
彼らを英雄にするための大事なシーンなのはわかるんだけど生ぬるい。
対タイガー戦車シーンは見所。
うっすら商業エンターテイメントを感じる戦争映画。
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フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

2.6

ストーリーがクソ過ぎる。
黒幕はどんなバカでも途中で気付く。
更にはご丁寧な説明が付くアホ演出。
上記のマヌケな要素を抹消して、キアヌとディスコのバディ刑事映画として観ると吉。
ヒュー・ローリーは良い
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

名前の判らない主人公。
ほぼ姿を見せないドイツ兵。
極端に少ないセリフ。
ノーラン監督お得意の時系列ズラし。
これらの素晴らしい演出から生まれるのは圧倒的な緊迫感。
プライベートライアンとは異なり主観
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.4

LA繁栄の影。
汚職の連鎖を止めたのは優踏生メガネと腕っぷし刑事(&テレビ刑事)。
それぞれの信念が重なった瞬間の笑い合うシーンがとても印象に残る。
50年代の雰囲気も良い。
ストーリーは人の名前をよ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

シチュエーションホラー。
音を立てるとワープしてんのかって位すぐに来る「奴ら」。
しかし視力が無い訳だから勝てんか人類。
子育て世代にはしんどすぎる状況。
最後の「ヨシ狩るか!」って感じはなんかカッ
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.0

単純な護衛系アクション映画。
設定はゴチャゴチャと小難しいが要はジェラルド・バトラーが大統領を格好良く守る話。
退職を考えてる人とは思えない程のバイタリティに疑問を覚えつつ楽しめる。
名俳優達の出番は
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

ビルマーレイ愛は相変わらず。
絶妙なゾンビとユーモアとのバランス。
ゾンビ映画はこれくらい(真面目に)フザけて作った方が面白い。
タラハシーのこだわりとかエルビス要素とか新型ゾンビ。こういうので良い。
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.2

なんというか…
サメ映画に求めてる要素があまり無かった。
サメはオーソドックス。
ストーリーは後付感のある安易な家族愛。
演出は古典的。
あまり爪痕の残らない映画。
カモメは良かった。
結論:B級感が
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.5

スミスさん頼みの完結編。
結果的にネオVSスミスを大トリに持ってくる終わらせ方はベターだったのかな。
トリニティはムダ死にだけど平和が手に入って良かったなぁという感想。
第一作の栄光は忘れない。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

風呂敷を広げて「人類×マシーン」の戦争モードに展開していくストーリー。
さり気なくザイオンは6周目とか救世主はマトリックスを成立させる為の要素だという絶望的事実が判明する今作。
人類存続危機やむなし感
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オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.3

面白い。このニコラスケイジ好き。
最初から最後までおしゃべりクレイジーおじさんになりきってる。
題材はアレだけどフォレスト・ガンプに通ずるものがある。
ターゲットには全く辿り着かない。
神様も大変なん
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

良作ゾンビ映画。
これだけ子供が出てるゾンビ映画は皆無。
残酷描写はロメロ監督ばりにグロい。
シビアな現実から子供達をプロテクトする困難さをキャロライン先生というプロの保育士が身を持って教えてくれる素
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.0

とあるホテルでの一夜。
エルビスを共通項として描いた3組の男女による群像劇。
ホテルのフロントと支配人のコント的なやりとりは古典的だが面白い。
あとスティーブ・ブシェミの扱いが個人的に好き。ブシェミは
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.5

フィンチャー作品では一番好き。
この映画の魅力を集約してるのはルーニー・マーラー。
社会不適合者で頭脳明晰。
バイクで疾走するシーンもカッコいい。
最後は金髪の美女に変身し心を許したミカエルの為に迷い
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.2

TVドラマTRICKによく出てきてたカルト村を思い出した。ユーモアの無いTRICK。
基本的に何の後味も残らないアッサリ映画。
ストーリーは謎を撒き散らすだけ。
奇妙な雰囲気の演出は良かった。
こうい
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