momさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

4.0

“音痴の奥様がコンサートを開いちゃった!?”
みたいなドタバタコメディはメリルっぽくないなぁと思ったんだけど、なるほど、開始数分でこれは大変な役だぞ、と思った。

いやでも最初のレッスンのときの伴奏者
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

体の大きい人を見ると、服の下はどうなってるんだろうといつも思うけど、骨も太いのかな。
妊娠中は階段を降りるときに自分の足元が見えなくて怖かったけど、体が大きくなると色々と生活が制限されるよね。
笑うこ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

スクーターに色付きサングラス。
それだけで、古い形式に囚われない新進気鋭の人物像が連想される。

"エクソシストと言えば" みたいな、天井を這ったり、首が回ったり、黒いものを吐いたりする、オカルトファ
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

4.0

新旧ゴーストバスターズが集結し、それぞれが団結、協力し合う姿が熱いです!
程よくみんなに見せ場があり、誰か一人がヒーローではなく、みんなが力を合わせてこその…
(せーのっ)ゴーストバスターズ!

初代
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ニュー・エイジ(1994年製作の映画)

3.0

優雅な生活を送っていた夫婦に訪れる危機。
異次元に迷い込んでしまったような、不思議な演出。

自分の才能を活かして成功し、豪邸に友人を呼んでパーティー三昧。
そんな理想を夢見るのはいいが、今ある幸せを
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バースデイ・ガール(2002年製作の映画)

3.0

喋らないニコール。
突然やって来たイラつく男たち。
底抜けに人の良さそうな銀行員の男。

ショックが大きすぎると言葉がなくなるよね。

この手の話は大体苦手なんだけど、膝を抱えて放心するジョンの微妙な
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シャイン(1996年製作の映画)

3.5

狭い世界で皇帝気取りの父親。
世間では認められないので、家の中で威厳を保つ。
ここまでではないにしろ、こんな人たくさんいる。

息子はチェスの駒。
他人が動かしたり、駒自身が勝手に動くことは許されない
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がんばれ!ルーキー(1993年製作の映画)

3.0

『ホーム・アローン』のマーヴが監督やってるのねー。
実況は1でケビンのお母さんを車に乗せてあげたバンドマンの人だし、球団のオーナーは2の玩具屋さんのおじいちゃんだし、少ない人脈を駆使して作ったのかな笑
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ハックフィンの大冒険(1993年製作の映画)

3.0

イライジャ可愛いなぁ。
なのにロン・パールマンが父親だなんて笑

いやこれ子供用に作ってあるけど、白人の男の子と逃亡奴隷の旅ってかなり重いテーマだよね。

その時代においての“常識”で育った子供の小さ
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ダウト 〜あるカトリック学校で〜(2008年製作の映画)

3.5

始めの数分で、あたしの苦手な展開が予想できて、観るのをやめたくなった。

エイミー・アダムスの、『魔法にかけられて』のジゼルがそのままシスターになったような無垢な人柄に対し、メリル・ストリープの『プラ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

オープニングのパリの街並みと音楽だけでもうウディ・アレン感が凄い。
ウディとオーウェンの話し方ってなんか似てる。

前に観たときは当然分かんなかったけど、これはロキとメビウスの変異体なのかな?w
髪の
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.5

トムホも良かったけど、クリプラの吹き替えは上手いね!

ピクサーはディズニーアニメと違って、男の子が主人公の作品が多いよね。
空想上の生き物みたいのがたくさんいて、『モンスターズ・インク』みたいだなー
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ライフ with マイキー(1993年製作の映画)

3.0

受付けがシンディ・ローパー!!!

おぉう?ネイサン・レインやクリスティーン・バランスキーはドラマの『グッド・ワイフ』でマイケルと共演してるやん?
何か繋がりがあったのかしらねぇ。
あっ!あの先生、『
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魔法にかけられたエラ/魔法の国のプリンセス(2004年製作の映画)

3.0

『プリティ・プリンセス2』と同年の作品で、ディズニープリンセスに乗っかってみようと思ったけど、チャラすぎてお子様向けになってしまった感じ。
王子の叔父が悪役なのも被ってる。

シンデレラじゃなく、Ci
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海の上のピアニスト 4Kデジタル修復版(1998年製作の映画)

3.5

通常版から3年振りの鑑賞。
名作を4Kで再び。

これは珍しく邦題が成功したパターンだと思う。
一度観れば“1900”という、そこに込められた意味も分かるけど、まずは観ないと始まらない。
観客の目を引
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トラフィック(2000年製作の映画)

3.5

黄金色のメキシコと対照的なブルーの判事の家族。

建前だったり形式だったり面子だったり、あちこち回り道をしている間に麻薬は蔓延していく。
偉い人たちのお上品な会合では麻薬組織は撲滅できない。
アクショ
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TINA ティナ(1993年製作の映画)

3.0

当時は友達とティナのことを“パワフルおばちゃん”と呼んでいた笑
アンジェラはあの筋肉でティナの役を勝ち取ったんだろうな。

スターの伝記映画というと、ドラッグか暴力、またはその両方に苦しむ人生で、まぁ
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テイラー・スウィフト THE ERAS TOUR (Taylor's Version)(2024年製作の映画)

4.0

あれ?あたしが観たのはTaylor's Versionだよね?
“Disney+”マークとポスタービジュアルが付いてるから普通の『THE ERAS TOUR』の方に誘導されてレビューしちゃったけど、こ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.5

『リトルマーメイド』や『未来少年コナン』、『魔女の宅急便』みたいな、ディズニーだけどジブリ感の強い作品だった。

ディズニーアニメはほぼ全部観てるけど、男の子同士の友情を描いた作品て初めてじゃない?(
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恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜(2006年製作の映画)

3.0

ないわー。
この役の男もだけど、マシュー・マコノヒーがあたし的にない。
サラ・ジェシカはSATCほどではないけど、ファッショナブルで素敵。
クールなズーイーは安定の可愛さ。
銃砲店員のロブ・コードリー
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インスペクション ここで生きる(2022年製作の映画)

3.0

ガブリエル変わったなー。

虐め、行き過ぎた指導、暴言、
審判でもいれば、その都度止めてくれるだろうが、全権を与えられた者ならやりたい放題でエスカレートするのは当然。
虐めは伝染する。

『G.I.ジ
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アーティスト(2011年製作の映画)

4.0

観た気でいたけど、まだ観てなかった!

今の映画は説明し過ぎで、映像の迫力やら色やら爆音やら、とにかく情報量が多い。
しかし本作は、サイレントからトーキーに変わる瞬間に焦点を当て、無声映画の古き良き時
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おやゆび姫 サンベリーナ(1993年製作の映画)

2.0

確かに体は小さいけど、生まれたときから成人女性の姿でびっくりw

王子様との出会い方やドレスが赤青と変わるとこなんか、『眠れる森の美女』を意識してるのかな。
『ピーターパン』『シンデレラ』『ジャングル
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アイアン・ウィル/白銀に燃えて(1993年製作の映画)

3.0

実話がベースの犬ぞりムービー。

ほぼ銀世界の中でのシーンだったけど、息だけでなく体からも湯気が立ってて、北極か!ってくらい寒そう。
犬は毛皮があるにしても、よく平気だよね。

ストーリーは地味で、レ
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ひとりっ娘2(ひとりっこのじじょう)(1995年製作の映画)

3.0

続編の“2”じゃなくて“ ² ”じじょうね。

どっちがメアリー=ケイトだかどっちがアシュレイだか見分けがつかないけど、『フルハウス』のときのミシェルのままで懐かしい。
妹のエリザベスも似てるけど、や
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世界の人々:ふたりのおばあちゃん(2023年製作の映画)

1.5

楽しそうで何より
とは思うけど、何が言いたいのか分からない。

ドキュメンタリー監督って、身内を撮りたがるよね。
腕を磨くために撮るのはいいけど、公開したりコンペに出品するのはやり過ぎな気がする。

フリーダ(2002年製作の映画)

3.0

学生の頃のボーイフレンドはディエゴ・ルナかー。
クレジット見なきゃ分かんないわー。

手術中のシーンはフィル・ティペットっぽかった。

身体の痛みと心の痛み、両方に耐えた人生。
苦痛から生まれた芸術。
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

4.0

職業柄、物事を数字に置き換えて考えることが得意な弁護士の男。
計算式によってテロの犠牲者に支払う補償額を決める仕事を自ら買って出る。

彼の計算式では、金持ちには多く、貧困者にはとても公平とは言えない
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.5

4Dで観たら気持ち悪くなりそうな笑
見てるだけで甘〜いお菓子の世界。
任天堂、カプコン、KONAMI、色んなゲームキャラが出てくるけど、Qバートってそんなに人気なの?w
『ピクセル』にも出てきてたよね
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

Part1も凄かったけど、今作の方が好きだなー。
視界いっぱいに広がる砂の惑星。
重低音で体に響く音響。
劇場で観るために作られた作品。

命の水が循環する装備、ワームを誘う装置、スパイスを採取する重
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

3.0

後先考えずに行動し、失敗しても学習しない母親。
自分にないものを人が手に入れるとキレる男。
実話が基らしいけど、こんなのどこにでもある話。
道を外れかけた少年をデニーロの手に預けたりなんかしたらどうな
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今日、キミに会えたら(2011年製作の映画)

2.5

出会って、ときめいて、恋をして、愛し合って、世界が一番輝くとき。

周りが見えなくなるってこういう事よね。
現実から目を背けてると、事態はどんどん手に負えなくなる。
いくら楽しい人でも、問題を先延ばし
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ホット・ショット2(1993年製作の映画)

3.5

1が『トップガン』なら2は『ランボー(2か3?)』がベース。
捕まった大佐は本当に『ランボー』の大佐やんww
この時代、こういうくっだらないコメディが流行ったよねー。
『ポリスアカデミー』とか大好きだ
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ボレカス(2020年製作の映画)

3.5

“ボレカス”とはチーズやマッシュポテトをパイ生地で包んだイスラエルのお菓子だそうで、日本では“ブレカス”や“ブレッカス”と呼ばれてるみたい。

年寄りって強情だよね。
人の意見を聞くとか、自分の考えを
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アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

2.0

“ドキュメンタリー”と銘打てば何でもいいのかっていうような内容。
いい機材を使って人間を撮れば、観客が勝手に意味を付けてくれる。
なんて都合のいいジャンルだろう。
作り手が出来るだけ手を加えずに自然な
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マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

3.0

のちに共同で多くの作品を手掛けるグレタ・ガーウィグと公私共にパートナーであるバームバック監督。
カット割りが早くて余計な余韻がない。

身内でも性格はそれぞれなので、合わなければ疎遠にはなるだろう。
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