momさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.0

とても風変わりで、我が道をゆくルイス・ウェイン。
そのまま行けばただの奇人変人だったかもしれないが、エミリーとの出会いで、分散していた興味が彼女一点に集中している間は“普通の人”に見えた。

前半は間
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オズ(1985年製作の映画)

3.0

ドロシーのおばさんに宗教的な厳格さを感じると思ったら、『キャリー』のお母さんじゃないですか。
締め付けすぎると恐ろしいことになりますよ。

鶏って大人しく抱かれてるもんなのね。
『クライ・マッチョ』の
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レジデント(2015年製作の映画)

2.5

コロナ禍でも実証されたように、自宅待機での封鎖はまず無理なのよ。
ぜーったい逃げ出す人がいるんだから。
つか夜に出るならせめて黒い服を着なさい。

同情も愛情も危険な要素。
終盤まで感染した人がどんな
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.5

パトリック・ウィルソンの登場にええーっ!?ってなった。
キャストに書いてないー。

説明がないので何の会社のアシスタントをしているのか分からなかったけど、会話の端々から映画関係のようだと分かる。

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イウォーク・アドベンチャー(1984年製作の映画)

3.0

動きと声は可愛いんだけどねw
顔が『あくまのくまさん』かってくらい怖いw
着ぐるみとかストップモーションアニメとか、迷子の兄妹の格好はまさにSW。

お兄ちゃんは妹を不安にさせないように無理して強がっ
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パーフェクトマン 完全犯罪(2015年製作の映画)

3.0

『ブラックボックス:音声分析捜査』では音がキーとなっていたので、あまりBGMを使わず聴こえる音聴こえない音を強調した静かな演出だったけど、今回も同じような演出で同じ俳優、更には主人公の名前まで同じ。>>続きを読む

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.0

ヒョウアザラシ検索しました。
ほんまにおるやん笑

モネが展示されていたのは、パリのオランジュリー美術館。

主人公サンドラはほぼノーメイクで、身体の魅力だけで既婚の男を束縛しようとするかなり面倒くさ
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コルドロン(1984年製作の映画)

2.5

原題の『ブラック・コルドロン』の方が格好良いのにな。

普通の家畜がいる普通の民家を出たら、喋る毛むくじゃらの生き物に出会ったり、ドラゴンがいたりと世界観が掴めず困惑。
ディズニーにしては地味すぎるし
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YOU ARE NEXT ユー・アー・ネクスト(2016年製作の映画)

2.5

法学部でそんなんやってたんかw
勉強が出来ることと、賢いことは別なんだよねー。
『ラストサマー』よりタチが悪い。
でも意外とこういう奴らが社会で上手いことやっていったりするんだよね。

何ら同情の余地
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.5

冒頭でいきなり第四の壁を破ってきてびっくりしたw

ジェンマは言えた義理ではないけど、ジュリオは自分のしたことへの責任をもう少し考えて欲しかったな。
まぁ男女の愛なんて明日にはどうなるか分かんないけど
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アッセンブル:エコーの裏側(2024年製作の映画)

3.5

『エコー』にはマイノリティなキャラクターが多く登場する。
主人公マヤは、先住民族であり、聾唖者である。
宿敵デアデビルは視覚障害者だ。

ドラマ『ホークアイ』で初めて登場したマヤは出番が少なく、あまり
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アッセンブル:ロキ シーズン2の裏側(2023年製作の映画)

3.5

シーズン1、2を観終わった後でも、まだ理解が出来ない難しい設定だったけど、トムは完璧に理解していた。
どの時間軸で自分が何をして何を見たか覚えきれていない俳優もいたので、あたしが理解出来なかったのも無
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.5

久しぶりに観たので、“オートボット”は味方だっけ総称だっけ… “ディセプティコン”は敵?メガトロンは何!?
みたいな感じで少しずつ記憶をたどりながらの鑑賞。
『トランスフォーマー』って専門用語が多いの
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対峙(2021年製作の映画)

4.0

予告のときからとても気になっていた作品。
“加害者と被害者の親が対面する"という以外は情報を入れずに鑑賞。
どんな展開になるのか全く予想がつかないけど、主人公たちと同じくこの会合の席に着くことを躊躇っ
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HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)

3.0

熊とか虎とか獰猛な動物はたくさんいるのに、専門家でもない人がすぐにライオンと特定するとは、いい仕事しますねぇ〜。

まぁどんな動物も空腹だったりテリトリーを侵されることがなければ、いたずらに人を襲った
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ビバ!ラブ・バッグ(1980年製作の映画)

2.0

ハービーは今までのような人間味(?)が感じられないし、ドタバタもスリのガキンちょが中心でハービーは添え物扱い。
車に対する大人たちの仕打ちがあまりにも酷くて泣ける。

子供がハービーのことを“オチョ”
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逆殺館(2016年製作の映画)

2.5

突っ込みどころは多々ある。
でも雰囲気も特殊効果もそれほど悪くはない。
悪霊っぽくてゾンビっぽくてクリーチャーっぽい全部乗せ。
強盗たちそれぞれの抱えるトラウマとか不遇な生い立ちが格好の餌食となる。
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.5

作曲家の頭の中には、五線譜とオーケストラが存在する。

映画音楽はただ好きに作曲すればいいというものではなく、映画のイメージに合わせたメロディでなければならない。
映画の中で盛り上がるシーン、重要なシ
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9時から5時まで(1980年製作の映画)

3.0

ジェーン・フォンダは口元とか細身のシルエットとか、若い頃の母を思い出す。
ドリー・パートンは同性でも目線が固定されそうな迫力あるお胸で笑 ジェーンが思わず自分の胸を見てしまうシーンは面白かった。

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マペット・ムービー/マペットの夢みるハリウッド(1979年製作の映画)

3.0

このシリーズにはいつも豪華なカメオが付きものだけど、今回は年代的にも難易度が高い!
ジェームズ・コバーン、スティーヴ・マーティン、『トッツィー』の人とか『スーパーマンⅢ』の人とか、最後の大物監督は何と
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ドント・スリープ(2016年製作の映画)

3.0

寝てる間に襲われる話はいくつかあるけど、眠らないという対処法は現実的ではない。
普通の人なら3、4日が限度だろうし、その分一旦眠ってしまったら睡眠が深過ぎて簡単には起きられないだろう。

とすると夢の
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.0

優れた審美眼を持つ鑑定士と、姿を現さない依頼人。
序盤の 競売で美術品を捌いていく様は、とてもプロフェッショナルで知的な 印象に残るシーンだった。

逆さまに錆び付いた歯車から、好奇心を刺激する演出が
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

3.0

主演俳優を知らないかわりに、デニス・クエイド、ジャッキー・アール・ヘイリー、『ホーム・アローン』の泥棒マーヴと、面白いキャスティング。
そういや子供の頃はデニス・クエイドとハリソン・フォードの区別がつ
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バトル・オブ・ワルシャワ 名もなき英雄(2019年製作の映画)

3.0

政治的な話は苦手なので、書いてあるあらすじを飲み込むのにも時間がかかった笑

どこの国、または人物がどれほどの力を持っているのか分かりづらかったが、戦争の最中に正しく情報を伝えることの難しさは分かった
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きつねと猟犬(1981年製作の映画)

3.0

成犬のコッパーの声をカート・ラッセルが吹き替えてるので楽しみにしてたんだけど、あんまり台詞がなくてよく分かんなかった笑

チーフの怪我はそもそも自分たちのせいだったり、ばぁちゃんが“かけがえのない家族
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マレーナ(2000年製作の映画)

4.0

彼女が犯した罪は “美しいこと”

イタリア人の激高の仕方が可笑しくてたまらない。
少年の漫画みたいな妄想や、お悔やみに列を成す男たちの滑稽さ。
それに対して後半の、人間の醜さおぞましさに心が痛む。
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続・星の国から来た仲間(1978年製作の映画)

3.0

「無闇に超能力を使うんじゃない、さぁ鍵を開けてくれ」
どうやねんw

科学者はどんな野望があるのか知らんけど、しょーもない事ばっかりさせるなぁ笑
妹も利用すればいいのになぜ消そうとするw

ちゃんと前
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アイアンクロス ヒトラー親衛隊《SS》装甲師団(2015年製作の映画)

2.0

これは一人の兵士の物語であり、政治的な意味はない。
…ってそんなん通用する?
戦争そのものが政治でしょう。

低予算ながらアイデアで乗り切る良作と、予算がないなら作んなよ!って映画があるが、これは後者
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『マイ・エレメント』が起こす奇跡の化学反応:メイキング映像(2023年製作の映画)

3.5

本編よりこっちの方が良かった。

多種多様な人種が住むニューヨークで生まれ育った監督。
アメリカ人であっても移民の子として受けた差別や、苦労して自分を育ててくれた両親のことなど、パーソナルなストーリー
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.0

エレメント版『ズートピア』?

それぞれの性質を活かした動きやハプニングなどは楽しかったけど、メインの火と水の出来事ばかりで、土と風がないがしろになってるのがもったいない。

家業のある家はもちろん、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

R18+ということで少々躊躇っていたものの、何としてもアカデミー賞授賞式前に、との思いで鑑賞。

これでもかというほどの性描写に、性を語るのは性でしか表現できないのだろうかと疑問にも思いつつ、体を張っ
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.0

「R18+」を「R15指定相当」に編集した修正版を鑑賞。
残酷すぎる前作が衝撃的すぎて続編もビクビクだけど、やっぱり映像センスはいい。
アートの飄々とした動きや表情は残虐性を際立たせるし、そこに度を越
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スペースキャット(1978年製作の映画)

3.0

ふっつーの猫だねw
でもとっても綺麗な猫ちゃん。
口を動かさなくてもいいようにテレパシーで話せるって設定にしたのはいいね。

途中までは軽いドタバタコメディだけど、最後は何気に凄いスタントだった。

エスケイプ・フロム・イラク(2016年製作の映画)

3.0

信念があるんだろうが、命懸けで助けてやったのに文句を言われたらたまったもんじゃない。

「任務か正義か」
無謀な戦いだと分かっていても見捨てられないのは人間の心情として理解はできるが、僅かな可能性に賭
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