もとしょんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.8

夢を見る者も、夢を信じたくない者も、夢を見る行為を馬鹿にする者もみんないて、どの視点から見ても共感しやすい作品だなと思った。
あと夢を見るって行為と、ハシゴのくだりもまた親和性が高くて良い。

これは
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

2.5

GTA5にハマってたのでかなり共感して楽しめた。
テーマとしてはトゥルーマン・ショーやレゴムービー®なんかを思い出す。

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

2.5

映像の迫力も展開の厚みも大満足。
ただラストバトルでは何の力が働いてるのか訳が分からず少し残念な気持ちになった。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.7

すっかり騙された笑
適度に笑えて、適度にオシャレで、最終的にルパンと銭形警部のような構図になるのも良いね。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.4

自分なら経験したくないような重すぎる運命とか、テンポ感とか、劇伴からなる空気感とか安定のヴィルヌーヴ節という感じだった。

あの複雑な世界観を映像美でのめり込ませていくんだから凄い。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.0

面白いんだけど、大きくて迫力があるだけでシナリオ自体は普通。誰が死んでもわからない状況で勧善懲悪なのがまた単調に感じさせる。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

パッケージからもっとハートフルな作品を想像してたけど全然違った。
誰が誰なのか、どれが現在なのか、何が真実なのか分からない。認知症の怖さを擬似体験できる作品だったなと。祖父に見せようかな。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.4

気持ち良く騙されたー!けど気付けなかった自分バカだなぁとも思った。

(続く)

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.0

借り物の軍服を着た脱走兵の指示で、周囲の兵士の多くが疑念も抱かずに脱走兵たちを処刑する。ナチスドイツの残忍さと滑稽さがよく表れたエピソードだよなあ。
エンドロールの映像はやはり異常。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.1

辺境の島国にある小さな漁村の理不尽。ユージンにしてみれば「酷いこともあるもんだ」で知らんぷりすることもできたはず。
だけどそこに潜む問題の根深さに気付き立ち上がったことで、“見ず知らずの地の公害”は“
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.0

個人的洋画あるあるで、1番最初の戦闘シーンが1番爽快でアドレナリンぶち上がる。

ブレイブ・ロード~名もなき英雄~(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

素敵な実話。

ただ時間経過のさせ方が雑で、47年っていう永い時間をスレイマンがどんな想いで過ごしたのか、どんな努力をしたのかが全く伝わってこなかったのが残念。

エンドロールではこちらが求めているも
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.1

自分を押し殺す普通、他人に流される普通、普通でいることの難しさ、普通との壁。『素晴らしき世界』にも通ずるテーマだと思う。
「小さい気持ちからゆっくり育てていく」って考え方がすごい素敵。

クルエラ(2021年製作の映画)

3.4

バロネスの王道ファッションに対して、クルエラのセンスが抜群に良くて、その応酬が目で見て楽しい映画だった。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

人間のエゴによって、どのようにして“ジュラシックワールド”が出来上がったのかが段階的に楽しめて、JWニ作品を久々に見返したけどやっぱりこのシリーズはよく出来てる。

「作られた命にも自由に生きる価値が
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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

1.5

「グロかった」「高校生がどんどん殺される」ってレビューを読んで悪の教典みたいな作品を期待してたけど、襲い方や攫い方はまるで屋上のヒーローショーを観てる気分。
仲間が死にそうな時に必ず看取りタイムがある
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アウトポスト(2020年製作の映画)

3.0

前哨基地って敵地に近いから、夜は灯りも付けられないんだな(移動中のヘリも含め)。そこがリアルである反面、最初の紹介時の主役たちの顔がまあ見えない。誰が誰か分かりづらくなってしまったことが、逆にいくつか>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.5

ゲームの性質上かなりしっちゃかめっちゃかになりそうだなとは思ってたけど、期待を遥かに超えて綺麗なまとまって万々歳。

キルスティンダンストかわいい。

夢追いウサギ(2020年製作の映画)

4.0

周りがすごすぎて「自分の意見なんて」と恥ずかしくなったり、遠慮してしまうことってあるあるな気がする。

多様性のある巣穴社会の中で自分を出していけない一匹のウサギが、どんな事態を招き、どのように自らを
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.0

各キャラクターのクセが本当にすごい。特に故キムヒョジュク扮するハリムが中々。

最後はどちらなのか。どちらでも納得できてしまう結末。

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.4

この手のストーリーは「パルプ・フィクション」や「ロック、ストック(略」っていう優秀な先輩がいるので、わりと早い段階でどういう繋がりか見えてしまったんだけど、韓国映画らしいエグさとおマヌケさがふんだんに>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.1

相変わらずタイトルの意味について考えだすと、結構な袋小路にぶち当たるのよね。母親でも父親でも鍵の真相でもニアミスしている感じで、ガタカのラストくらい分かりそうで分からない…

ただオスカーが距離を置い
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

物語にはイケメンや美女が出るわけでもなく、画面は殺風景なアメリカの荒野と少し黄色がキツイ色彩。お世辞にも目の保養になる作品だとは思えない。

それでも観ているうちに、中年のおばちゃんジャスミンが不思議
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