美しかっこいいカンドンウォンと、女性2人のマニュアル車をガチャガチャさせる姿が見所。
良い作品なんだけど、前作と比べるとそれぞれのシーンの衝撃度に劣るのよねえ。ゾンビを通して人間の自己と他己について>>続きを読む
隙間産業って言い方をするとアレだけど、その家族らしさを引き出す写真家って絶妙に良い仕事だなあと。小さな広告屋のようで、作中の「桜」の親子の表情って確かに第三者にしか引き出せないものだなと思った。
3>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
欲と欲がぶつかると戦争に。幸せと幸せが合わさると平和に。大望よりも身近にある幸せってことなのか。
正直すべての人がそう簡単に欲を手放すとは思えなくて、ここまで綺麗に収束してしまうのに違和感。ヒロイン>>続きを読む
ある種、傲慢な神の視点から見る“人間”という生きもの。
あの荒れ果てた戦場の引きのカットを見せられると、ホントにどうしようもない種族だなって思っちゃうんだけど、だからこそ際立つ善の行動。人間の素晴らし>>続きを読む
親しい人の知らない一面。
後半で今野は湯浅の裏側を知っていくわけだけど、そんな情報は本質的には意味を為していないのかもしれない。失ったという事実においては。
“罪を憎んで人を憎まず”なんて言葉も頭をよ>>続きを読む
「足が絡まっても踊り続けて」
人生の岐路に立たされた時、たとえそれが困難であっても自分の良心に従えるのか。
他人の良心を長年信じられないまま生きてきたスレード中佐と、社会的弱者でありながら確固たる良>>続きを読む
観客をも騙し切ろうとするほどの愛。
なんか絵面がNHKドラマみたいなのよね。画角なのかグレーディングの問題なのか…
クライアントとクリエイターの関係性とか、クリエイターならではの完成品に対する不安や認められないかもしれないことへの恐怖とか…。そういった心情に差し迫ったシーンが多くて、想像していたよりのめり込むことが>>続きを読む
胃が痛いし、心臓に悪いし…
ワールドトレードセンターの天辺からの光景はもう圧巻だった。
作中で主人公たちがクーデター、共犯って言葉を頻繁に使ってるんだけど、違法行為だと誰でもわかる行為をしていてもな>>続きを読む
どんな障害に阻まれても、誘惑に負けそうになっても、“家でご飯を食べる”っていう当たり前の幸せに実直に向き合ってるのが良い。
そしてクレしんの映画では今作が過去イチ笑えたかも。良かった。
このレビューはネタバレを含みます
心温まる良い物語。
ただどうもカリンの死が引っかかる。
実際にもハンターの友人(男性)が殺害されたらしいんだけど、作中では感動的なエピソードにまとめようとしている感じが見えてしまったなと。
物語だけ>>続きを読む
「俺たちは友達だから」ってつるんでるのとは違う。愛や夢や信条を突き詰めても友達。それこそが永遠の友情ってことなんだな。
主役は少年たちなんだけど、まるで人生を謳っているような作品だった。
例えば何かの大会で凄い成果をあげた選手が唐突に辞めてしまったとき、「もったいない」って言葉をよく耳にするし、自分自身もついそう考えてしまう。
そんな風に物凄い才能を前にすると、その才能や実績に高揚して>>続きを読む
「ネズミはこうだ」「シェフはこうだ」っていう固定観念を心地良くぶち壊してくれる。
ただストーリーの尺的にその価値観を変えきれなかった部分があったのがちょっと残念。全部が円満だから良いってわけではない>>続きを読む
シリーズ18作目。
初のダブルマドンナに加えて、後半は少々悲しい回。寅さんとさくらの何かしてあげたいと動く気持ちに感動した。
信頼する友に語るように。だからあれほどに国民の心を打ったんだな。
『ウィンストン・チャーチル』とセットで観ると、この二人がナチスの侵略にどう立ち向かったのかが垣間見えて最高。
人種差別と女性蔑視が蔓延する60年代のミシシッピ州。重い実情が描かれてるんだけど、力強いキャラクターとユニークなエピソードが暗い気持ちにさせるどころか寧ろ元気付けられる。
この時代最も力のない者たち>>続きを読む
事件になんらかの形で関わり、消息が分からなくなってしまった息子。加害者だけど生きているのか、被害者として死んでいるのか…
この2つの心理ってどっちも理解できるし、自分の家族がもし…と考えた時その答えを>>続きを読む
命を紡ぐことの役目。愛。
そこが特攻と自爆テロの大きな違いで、「日本万歳」で特攻することの根底って国を守るってことなんだなって再認識させられた。日本人がそこを誤解してはいけないなとも。
イイ俳優揃え>>続きを読む
このシリーズが描いてるのは、国の誇りを超えた人の尊厳の部分なんだなと。
ストーリー構成はかなり2作目に似ていて、2作目が好きな自分としてはなかなか楽しめた。
やっぱり中国拳法は美しいわ。
ローマ教皇という自分にとって縁遠く稀有な存在。その舞台裏を見るかのように、“教皇”としての“人”としての2人の生き方に引き込まれた。
そうか、ワールドカップ2014の決勝はドイツとアルゼンチンだった>>続きを読む
なんだろう。おばあちゃんの物言わぬ優しさとか、孫のワガママだけど根は良い子な感じとか、子ども時代の自分と祖父母の関係を無条件で思い出させてくる。すごい懐かしい感じ。
暴力より愛情。テロの悲劇と向き合ってきたアメリカの一種のプロパガンダのような作品だった。
記憶に新しい2013年のテロ事件。事件が風化してしまう前にこうして映画に起こすのは、日本はどことなく敬遠して>>続きを読む
言葉って誰かとの繋がりで、大渡海って人生で…
そういった部分がうまくリンクしていて、静かだけどものすごい熱量のある作品になってる。
この作品のオダギリジョー好きだなあ。
コメディベースで飽きずに観られて、後半の予想のつかない展開にハラハラ、ラストは清々しく良かった。
賛否あるのも分かるし、正直原作を読んだことがなかったからこそ、ホームアローンばりのリベンジコメディ?>>続きを読む
初見よくわからなくなってしまって、今回三年越しのリベンジ。
裁判員の都合、訴訟経済、評価…ではいったい真実とは?三度目の殺人とは?
公判を終えたあとに頬を拭う重盛のカットが秀逸だった。
最初はあか>>続きを読む
1,000マーク記念に1年ぶりに映画館に行ってきました。
“普通”に生きることの凄さと難しさと狡さ。
そして普通じゃないと生きられないくらいこの社会って生きづらく作られてるんだなってことと、そんな社>>続きを読む