よっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.5

懐かしいワムのラスト・クリスマスを聴きながら、ロンドンの街中で繰り広げられるハートウォーミングなラブコメストーリー。

ユーゴスラビアの紛争から逃れてきたケイト一家。

ちょっと自堕落で憎めない明るい
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

前から気になっていた作品。
レイチェル・マクアダムがとにかく魅力的。

脇を固める女性陣もマーゴット・ロビーにヴァネッサ・カービィと豪華。

この一家の男性だけが持つタイム・トラベルの能力が繰り広げら
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.8

ミュージカル ウェストサイド・ストーリーの音楽でお馴染み、レナード・バーンスタイン夫妻の物語。

多才なブラッドリー・クーパー演じるマエストロ、妻のフェリシア役のキャリー・マリガン、モノクロ映像が交錯
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キャロル(2015年製作の映画)

4.1

暫く余韻に浸りたい映画。

ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラの視線と台詞の絡み合い、全てが無駄のない美しさに感嘆。

若さ故の苦悩と葛藤の中、数々の正直な胸の内を吐き出すテレーズ
の言葉、品格
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.1

ムンバイの高級ホテルで実際に起きたテロ事件。

21世紀に入り、経済格差や国家、宗教、あらゆる分断が更に進み、度々フラストレーションが爆発しこういったテロが起きる悲しい現実がある。

優雅なホテルのロ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.5

ジョセフィーヌ役のヴァネッサ・カービィが観たくて足を運んだ映画。挑発的な眼差しと少女のような健気さが混在する魅力的なジョセフィーヌを見事に演じ、ナポレオンを翻弄しながらも、離れてからも固い絆で結ばれた>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イギリスの中でもあまり馴染みのなかった北アイルランドが舞台。

ケネス・ブラナー監督の自伝的作品。

モノクロが映し出すノスタルジックな光の陰影、音声がとても美しい。

人々の日常がある日、突然嫌悪と
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チャタレイ夫人の恋人(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

秘められた許されざる恋。
背徳感の中にも互いを求め合い惹かれ合うコニーとオリバー。

ほんの100年ほど前なのに、階級や男女の社会的地位、今とは違う価値観の中で、閉塞感に包まれた満たされない人妻の思い
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コードネーム エンジェル(2018年製作の映画)

3.4

ずっと戦争を繰り返しているこの地域が気になり、改めて勉強の意味で鑑賞。

宗教、民族、歴史といった様々な要素とそれぞれの立場と欧米諸国の思惑が交錯して、全く双方の落とし所が、見つからないのが現状。
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

実家に住んでいる時、母と地元の映画館にて鑑賞。
 
引っ越し先に向かう現実世界から、いきなり迷い込んだ何故か風呂屋の不思議な世界。
名前を奪われた千とコハク。

何処か懐かしい風景、見たこともない生き
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

音楽は素晴らしい。
狂乱のハリウッド、破滅型の人生、、見終わってなんだか少し疲れました。

アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

3.6

以前映画館で鑑賞。
今回自宅で再鑑賞。

不思議ちゃんなオドレイ・トトゥがやっぱり可愛い。

昔、この映画をきっかけでクレームブリュレが流行ったり、ちょっとしたアメリ現象が起きたのを覚えている。

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ナルヴィク(2022年製作の映画)

3.2

ヨーロッパを混乱に陥れた第2次世界大戦は、中立国であっても領土を利用されたり戦乱から逃れられないリスクがあるものだ。

日本から遠く離れたノルウェーで起きた出来事。家族を守るため、何をしなければならな
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.5

豪華な俳優陣。
北川景子が瞳キラキラ、とにかく綺麗で昔の銀幕のスターの余裕あるオーラと品格が素敵です。

同じ日本語でも50年以上前だとトーンや言葉使いが違っていて、一昔前の日本の日常が垣間見られるの
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.9

初鑑賞の小津作品です。

何てことない日常、独特のテンポでクスッとするユーモア、家族の程よい距離感の心地よさ、遠慮があるようなないような人間関係の物言い、観終えて何だかスッキリとした心地よさ、全体的に
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星屑の町(2020年製作の映画)

3.0

あまちゃん再放送ロスで、能年玲奈ちゃん観たくて鑑賞。
でんでんさんや菅原大吉さん、あまちゃん俳優陣が出てるのも嬉しい。

ストーリー自体はさほど山場やドラマチック性を感じなかったけれど、哀愁漂う中年の
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

現実と仮想空間が入り交じる世界。
オープニングの歌に引き込まれた!

エンタメの世界の進化とそれを支えるコミュニティの世界の進化に追い付けない💨。

でもリアルな世界での悩みは普遍的だなと思った。

そして父になる(2013年製作の映画)

3.9

対称的な家族。

育った環境がどれくらいその子の
人格を形成するのだろうか。

物心ついてから本当の家族の元に戻るのは、どれだけ子供に影響があるのか計り知れない。

とても興味深いテーマだが、どちらの
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.2

NETFLIXでやっていたので、思わず再鑑賞。
色々懐かしさが込み上げて、ストーリーだけでなく数々の名シーン、台詞、音楽、ロサンゼルスの景色を観ているだけで目頭が熱くなってきた。

抜群のスタイルで何
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