大好きな濱口竜介監督の新作ということで、何とか初日鑑賞に駆け込む。
例の如く、事前情報はほぼ入れずに鑑賞した。これをすんなりレビュー書けるような文章力と解読力は自分にはないし、すぐに答えが明確に出る作>>続きを読む
韓国のCJ制作で、A24配給の韓国ドラマ。
少年少女時代からの再会ものかと思ったら、その間に再会を挟んでいた!
あわせて24年間のそれぞれの人生の歴史がシンクロしていくような。ただ後ろの背景を語ること>>続きを読む
思いがけず、門脇麦×シャオ・ヤーチュエン登壇の試写会。事前に監督の思いなどを聞いた状態で鑑賞。※丸の内TOEIにて。
1989年の台湾が舞台。
選択をテーマに、父親と2人で暮らす11歳の少年の成長を>>続きを読む
試写会鑑賞。思いがけず、吉田恵輔監督、石原さとみさん以下、主要キャストの登壇試写会。鑑賞前に、石原さんが涙ぐむ場面もあり、今作への気合いを感じた。
失踪した娘を必死に探す母、その夫と弟、それを取材す>>続きを読む
未見だがジャケが印象的な「マジカルガール」の監督の新作。
アルモドバルとは少し違うけど、人間が持つ歪んだ欲望と歪んだ愛が描かれたミステリアスなドラマ。無駄なものを排除した淡々とした展開と見せすぎない演>>続きを読む
過酷な境遇で育った女性・市子を軸に、現在と過去を絡ませながら、社会問題を取り上げて、見せるヒューマンミステリー。
杉咲花の振れ幅のある演技が素晴らしく、ミステリアスな空気を作っているし、謎が少しずつ紐>>続きを読む
毎度のことながら、ノーラン作品の冒頭に書いているのだが、クリストファー・ノーラン監督の作品には、今から20年以上前に公開されていた2作目の「メメント」を渋谷シネマライズで鑑賞した時に出会った。その時か>>続きを読む
3月は忙しすぎて全然映画観られず。。香港出張の飛行機で配信されていたこちらをここぞとばかりに鑑賞。
「フェラーリ」の創始者エンツォ・フェラーリの自伝的な作品。といっても、その後のフェラーリの転換期に>>続きを読む
まずもって色々と前置きを書いておく。
前作は未だ完成していなかったDuneの映像化の歴史を切り拓いたドゥニ•ヴィルヌーブあっぱれだったので満点をつけた。前作も公開日に観に行って、記憶がなくなっていたの>>続きを読む
JAIHO駆け込み。(急に忙しくなって、全然使いこなせてなかった)
気になったこちらを鑑賞。
ポーランドに住む17歳の少女がアイルランドへ出稼ぎしていて別に暮らしている父親の訃報を聞き、遺体を引き取>>続きを読む
オスカーノミネート(脚色賞受賞)もして、少し話題のこちらを鑑賞。観たのは先週。
ちょうどオスカー授賞式で、アジア人に対する差別の件(※無意識、無自覚なものが問題であるという点で理解しているが、個人的な>>続きを読む
「うる星やつら」の2期がちょっとだけSF展開になったので、押井守のこれを観とかなきゃと思い立ち、鑑賞。
本家は数話しか観たことないけど、リメイク版は全部追ってる。リメイク版のキャラ設定なども忠実のよ>>続きを読む
東京新聞試写会。
(月曜日に観たのに、あっという間に週末。)
名優たち出演のラブコメ。
娘と息子の家族間で起こる、あり得ない組み合わせと偶然から起こるドタバタ劇だった。
前半の入りがやや退屈。中盤か>>続きを読む
ゴダールの新作短編。
構造としては、彼が残した指示書をもとに編集されたもののようだ。
ここにきて、今までのゴダール作品の中でもかなり難解。短編だからだけど、写真のスライドを中心に展開される、インスタレ>>続きを読む
リム・カーワイ監督の「すべて、至るところにある」を鑑賞。監督の作品は「あなたの微笑み」の予告編を見て知っていたけど、観たことなかった。観に行くきっかけは、Xでの監督のポストが流れてきたから。作品のポス>>続きを読む
アリ・アスター新作。世間の評判が割れているようだが、アリ・アスター監督が常に作品に持つ軸がぶれることなく、表現が拡散された形で非常に楽しく鑑賞した!盛大に笑った。監督の脳みその中を覗くような作品。>>続きを読む
ギヨーム・ブラック監督の”極上”のドキュメンタリー。フランス郊外の人口リゾートレジャー施設内の市井の人たちを映すだけで、なんでこんなに魅力的なんだろ。しかもタイトルが”Treasure Island”>>続きを読む
ヨルゴス監督の2011年作。
「ロブスター」前夜、シュールな設定(死んだ人の代役をするサービス)の中で、また人間の本質をえぐるような作品。”禁断の果実”のように、超えちゃいけない一線を描くあたりが監督>>続きを読む
ビクトル・エリセ、31年ぶりの新作。
この人ほど、作品は量より質を体現してる人もいないのかも。過去作が強烈に脳裏に残ってるからこそ、必然的に期待が高まる。
そんな期待に真正面から回答を出すような作品だ>>続きを読む
“明けない夜はない”
三宅監督史上、一番好きな作品かも。めちゃくちゃよかった。
PMSの悩みを抱える女性とパニック障害を抱える青年の交流を描いているのだけど、2人の距離感が絶妙でよかった。
原作には>>続きを読む
ギャガ、エスクァイアジャパンの先行試写会参加。パルムドール受賞作で期待値も高かった作品。
サスペンスフルな予告編が印象的だったが、良い意味で予想を裏切られた。
法廷サスペンスの面白さ、真実が明かされて>>続きを読む
パルムドール受賞の「落下の解剖学」のジュスティーヌ・トリエ監督の長編デビュー作。新作公開前に、予習を兼ねて、JAIHOに加入して鑑賞。
“ソルフェリーノの戦い”というタイトルはどういうことだろうと思っ>>続きを読む
4Kレストア、IMAX上映あるということで、ベスト席で鑑賞。
IMAXレーザー、すごかった!!!
Live観に行ったくらいの臨場感。没入感もすごかった。わかりすぎてることだけど、改めてトーキングヘッズ>>続きを読む
バス・ドゥヴォス監督、先週の「ゴーストトロピック」に続けて、こちらも鑑賞。
「here」のタイトルが示す“今ここ”が、繊細に表現されていた。この場所もいいよね、とそっと描く。
バックボーンが違う移民>>続きを読む
前情報なしで観たけど、全く想像してたのと違った。メキシコのディストピア。全く手を緩めない。
メキシコの貧困格差。もしかしたら起こりうるかもしれない、現実のようなヒリヒリしたディストピアを手加減なしに>>続きを読む
コワスギ5作目。
今回も多分に笑わせてもらった。最高。
ホラーの見た目をしながらも、SFとブラックユーモア全開で安定の面白さ。
ちゃんと1作目からの流れが繋がっていて、飽きない構成。とりあえず四谷怪談>>続きを読む
ダグラス・サーク作品初鑑賞。
これがダグラス・サークか。全てのメロドラマはここに行き着くのかというくらい、王道のメロドラマ。起承転結、完璧。
オープニングの歌からして、”愛こそが全て”な導入。そんなオ>>続きを読む
日本初公開ということでチェックしていたバス・ドゥボス監督の2019年作。時間があったので、こちらから先に鑑賞。これが思っていた通りのじんわりと沁みる作品だったので、来週に「Here」の方も見に行こうと>>続きを読む
何とか、DC鑑賞も途切れず。
「アクアマン」の新作。ネタにもしてたけど、マイティ・ソーの兄弟要素と、ブラックパンサーの閉ざされた王国要素の世界との共生みたいなのは、共通。まさにDC版「マイティ・ソー×>>続きを読む
ビクトル・エリセの31年ぶりの新作が公開されるとあって、未鑑賞だったこちらを。
1957年、内戦の記憶が残るスペインが舞台。
少女の目線での語りが中心に添えられているが、家族それぞれの視線、葛藤が垣間>>続きを読む
見る気なかったけど、年始から息子たちが見始めて全話鑑賞したので、劇場へ。
わざわざ映画にする必要があるのかと思いつつも、安定のSPY×FAMILYでみんな楽しんでたのでよかった!
肩肘張らずに楽しめる>>続きを読む
「女王陛下のお気に入り」は”らしさ”はブレてなかったけど突き抜けきってはいなかったヨルゴス・ランティモスの新作。期待しすぎないようにしていたけど、そんな心配はいらないくらい凄まじいほどの鬼才ぶりを発揮>>続きを読む
試写会。
間違いなく賛否両論になる問題作。
共感が出来なかったり、掴みどころのない登場人物が多くて追いていかれそうになるんだけど、時折ものすごい緊張感のあるシーンが挿入されて、現実と非現実の間に引き込>>続きを読む
昨年見逃し案件。
出演者のほとんどが韓国人だし、韓国を舞台にしてるから一見すると韓国映画のように見えるけど、映画全体の骨格は紛れもないフランス映画然としていて、ひとつひとつのカットが素晴らしかった。>>続きを読む
昨年見逃し案件。下高井戸シネマの限定上映で劇場滑り込み。
普段、予備情報は入れずに鑑賞することがほとんどなんだけど、これは予備情報は入れておくべきだったと後から反省。(なので、配信されたら再鑑賞して、>>続きを読む
アリ・アスターが制作総指揮のチリアニメ。世界最古のストップモーションアニメという設定。
少女が人骨を使って、新たな人なのか、元の人なのかを蘇生させていく。この祈祷術が世界最古に発見されたものとしては気>>続きを読む