人生は素晴らしい。どんなに辛いことがあっても、人の振る舞い方次第で、どんな一瞬にも笑いが溢れる。妻と子供のために、常に笑顔を届けようとする父親の姿に、感動。
変態アルモドバル炸裂。
後半に向けて真実に向かっていのだが、まじかぁレベルの変態的な展開はなかなかのもの。
原作は別の方なので、アルモドバルの作る緊張感のある空気がよい。
歪んだ性欲と歪んだ愛について描かしたら右に出るものはいないアルモドバルの真骨頂。こんなことあるか、というくらい驚きを与えられ、それが切なさとともに感情的に心の抑揚を与えてくれる映画。
これが初アルモドバルでしたが、当時の自分にはこの深みが吸収しきれなかったように思う。
色彩豊かな映像が美しい。
こうも歪んでいく人間関係の中で、人の心の機微を独自の視点で描く。監督は女性の視点も持ち合>>続きを読む
この映画のあと、大量の猟奇サスペンスものは作られたが、この映画ほどの傑作は生まれていない。役者もよい。
中学生の時に劇場で観た。
まっすぐなストーリーは老若男女楽しめる安心のヒューマンドラマ。音楽も素晴らしい。
人生を積み重ねて、また見返したい。
男の生き様が交錯する傑作サスペンス。正義とは何か、アメリカの刑事ドラマの最高傑作といっても過言ではない。小説も最高だが、2時間の世界に見事に脚色。当時、映画館で拍手がおこった。
ヒューマンドラマとして観た時も、ラッセル・クロウとジェニファー・コネリーの演技が魅力的だし、最後までよく描かれている。それを引き出すためのミステリアスな展開も素晴らしい。
淡々としながらも、緊張感があり、引き込まれるシリアスな社会派ドラマ。ブライアン・イーノの曲がすごく効いていて、当時 思わずサントラを買ってしまった。
「インファナルアフェア」のリメイク作品だが、圧倒的にスコセッシ節になってて、めちゃくちゃ面白い。
インドの社会情勢、スラムからの成り上がりを描いているが、ダニー・ボイルらしくエンタメ作品としての展開も面白い。
ザッカーバーグの半生を描く映画。何とも引き込まれる面白さ。人間ドラマとしてよく仕上がっている。
過去の監督作でも監督としての才能を見せつけてきたベン・アフレック。「アルゴ」の前作にあたる「ザ・タウン」がマイケル・マンを彷彿とさせる武骨なクライムドラマに仕上がっていて、個人的にも今後の監督作が楽し>>続きを読む
当時は独特な世界観の作り込みに感嘆させられ、楽しく鑑賞。今改めて見返すと、当時の現代社会を反映したような宮崎駿らしい深みのあるメッセージが込められているのがよくわかる。
大人の事情、政治に翻弄される中、子供の視点でもたくましく生きていく姿が力強い。
数々の傑作サスペンスを撮ってきたシドニー・ルメットの遺作。
家族がどんどん崩壊していく様をサスペンスフルに描く秀作。
2000年くらいのSFは量産されていたが、突き抜けるものがあまりない印象。「コンタクト」のような内面的な良作もあったが。。
怒りながら、「fuck you」と殴るシーンが印象的。
家族と兄弟の絆を、中学生ながら噛み締めてた。
ダークで政治的なテーマだが、とにかくVがスタイリッシュでかっこいい。セリフまで。
クライマックスに向けて、一気に解放感が弾け飛ぶようなカタルシスを感じる展開がグッド。
テンポの良さとスタイリッシュさはガイ・リッチーらしい。スパイ映画として、面白い。
最高に馬鹿でクールにノンストップに進む前半の流れから、中盤終盤にかけての深みを増していく人間ドラマは全く飽きさせず、最後まで引き込まれる。擬似的な’家族’の風景が心に沁みる。
この頃、こういうアメリカ>>続きを読む
今振り返ると、レニー・ゼルウィガーが「ジュディ」で歌って踊ってたけど、シカゴでもばっちり歌って踊ってたわ。キャサリン・ゼタ・ジョーンズがクール。
トリアーをこの映画のあと触れなくなった。
そんな青かった当時の自分も人間の複雑系な心理に揉まれた今の自分は許容できるようになっているかも。でももう一度は観ないかも。
そろそろ「ドッグヴィル」に手をつけ>>続きを読む
超有名なミュージカルを新たに映画作品として一級品のスペクタクルに仕上げてる。濃厚でずっしりくる。
時間軸の見せ方と音楽の入り、甘酸っぱさが心地よかった。松岡美憂のピッチ感のある女子高生が好き。
公開当時、モノクロ(一部色が強調されたデジタル映像)でノワール感満載の世界観に興奮。キャスティングも豪華でどの役者もかっこよい。
タランティーノが徹底的に作り込んだ戦争エンターテイメント。クリストフ・ヴァルツとブラピの魅力全開。
タランティーノの原点にして、既に完成された本作。バイオレンスをクールに見せ、ユーモア満載な会話。