リリィさんの映画レビュー・感想・評価

リリィ

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レオニー(2010年製作の映画)

2.5

青年期のイサム激似

主人公にした割に
何がしたい人なのか不明瞭

ドウス昌代著書読了

ノスタルジア(1983年製作の映画)

4.5

霧や水蒸気で朧げになる風景
光と陰
廃墟のような室内
フレーム内のコンポジション

水の音
砂や小石を踏む靴音
車のドアが閉まる鉄の音

こんなに印象的な絵(画)は
初めてかも


暗喩的シンボルがい
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

タブーに対して
自分が面白いと思う表現で
真正面から作った映画

その姿勢が
ロックンロール!

タランティーノが
こんな映画を作ったことに
じわじわ感動

説教臭くない正義や
真っ当さ
正しさ
青い
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.2

惹かれ合うこと
共通項を捏造するいじらしさ

淡々とした寓話的世界観

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

映画館行かなきゃ
と予告編で直感した映画

世界観のイマジネーションに圧倒
なんて自由

ディテール
創造的
アート作品

音程が微妙に揺れる音
でもそれが最適


ストーリーとか、この先どうなるとか
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.0

銃弾を掻いくぐるシーンの臨場感
隠れ家
安楽死の薬
神話的な世界観
希望
あの子は神のように崇められるのだろうか

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

5.0

潜入捜査モノの最高峰

緊張感、絶望、野望、優しさ、、、


吹替版で観たくなるほど
声優がいい仕事してます

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

これぞ韓国ノワール

徹底した残虐描写。
この犯人の残忍性を徹底的に描いているところが
非凡な作品たらしめていると思う。

ストーリーが段々と絡み合って
太くなっていくダイナミックな展開、
予想を裏切
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

クレイジー。

普通の人になりたいのになれないはみ出し者や落ちこぼれ、トラウマを抱えた人が描かれることが多いこの手の主人公。

そこに共感や切なさ、憐れみを感じたり、
逆に理解できないくらいの狂気を感
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

5.0

銀ちゃんカッコいい

お前の事をね、好きになればなるほどね
悲しいんだよな、この心が。


役者の熱がエネルギーが
説得力を持って
ストーリーも辻褄も
一切合切まとめて葬って
涙に昇華することが可能だ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

5.0

タランティーノ時代の幕開けを叩きつけた傑作。
何度見ても面白い。

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.2

幼子を守る系。

妙にプロフェッショナルなとこあるのに酒飲みすぎ。
なぜ依存するようになった?
画面が加工されすぎて落ち着かなかった

色々気になったが面白かった



やっぱりグロリアとレオンという
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ゆれる(2006年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

物語はあそこで終わっていたが、
この先何かがきっかけで、
また稔を裏切るかもしれない。

人間とは利己的なものだし、
心も態度もゆれ続けるもの


智恵子が死ぬ前日に身体を重ねた人物がいると分かったが
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さがす(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

先の読めないサスペンスドラマとして
充分楽しめた。
勝手に思っていたテイストとは
だいぶ違っていたが。
それもまた良し。

役者達の力量の成せる技か、
芝居を全く気にすることなく
しっかり物語に入り込
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

ケイト•ブランシェット素敵すぎる。ハマりすぎ。
監督の趣味がもっと観たかった。
人外の何かの登場や、もっとおぞましく儚い劇を勝手に期待してしまった。
構成は流石。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.0

仲野太賀のナチュラルさ、良い俳優だと感じた。キムラ緑子の瞬間的に跳ね上がりすぐに消える極道感に痺れた。長澤まさみはふくらはぎすら美しいことが証明された。
なにも起こらず我慢して欲しい、、、と願いながら
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死霊館(2013年製作の映画)

3.6

あ〜怖かった。色んなホラー要素があって楽しめた。これが実話なのか。
知性と気品の垂れ流し、美しきヴェラ•ファーミガに感情移入。大家族のパパママ、子供の言うことはまずは信じてあげよう。不可解な出来事ほっ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

これはひさびさの当たりだ。。不穏な音楽とロウなテンションがずーっと続く。霧がかった静謐な景色がとにかく素晴らしい。湿った空気感が伝わってくる。行ってみたいけど洗濯物乾かないんだろうな。ロケーションいい>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.0

アカデミー賞を受賞したとは知らなかった。そこまでかなぁ。史実に基づくと思えばストーリーとしてはやっぱり面白いしすごい話だと思う。サスペンス映画としてみた時に興醒めしてしまったのは、飛行機が飛び立つ前、>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

4.0

寓話という表現がしっくりくる。ストリートオブファイヤーのような。フロムダスクティルドーンのような。
サブタイトルの「地図から消された村」は、そこだけ切り取る必要もないと思うが。
村がおかしいというより
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復讐者のメロディ(2018年製作の映画)

4.2

とにかく絵(画)が好み。夕景の色彩、背景のボケ具合とか、アンダー強めな暗さ加減とか、丁寧に画面にこだわって撮った感じがとても好き。話のテンポとかもゆったりとして丁度よかった。クララとの距離感の描き方も>>続きを読む

バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

4.0

とにかく音楽‼︎そして色彩‼︎
こんなにも一瞬であの世界に持ってかれる音楽はそうそう無い。
20年ぶりくらいに鑑賞。後半こんなに大騒ぎだったっけ。もっと淡々としてじんわり黄色い映画の思い出だったけど。
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

3.6

切ない。素直すぎる若い潜入捜査官。信じてたのに、っていろんな人に言いたい無垢な心。大人はズルいのよ、残念だけど。そこまで恩人でもないんだけどね。だから容赦なくブチキレる。
面白エピソードの練習はレザボ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

ひっさびさにタランティーノ鑑賞。緊張からのバイオレンス、溜めて溜めてカタルシス。途中少しダルいが、鑑賞後は満足の痛快作。ブラピは飄々としたハマり役。ジュリー•ドレフュス一瞬なのに鮮烈な美しさ。クリスト>>続きを読む

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.8

好みのテイスト。パースの効いた階段、エレベーターで影が濃いー。大好物。常に不穏。緊張が走るクローズアップ。怒涛のラストは気持ち悪いけど気持ちいい。デニーロはデニーロだった。嬉しい。アヘンの笑顔と一緒な>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

3.0

DNA欠陥者と優良者の、対比と抗い。設定に無理を感じてしまい入り込めない。いくら風呂で擦っても痕跡はそこら中に落ちているはず。毎日指先に針を刺す以外に方法無かったか?
螺旋階段を必死に登るシーンは、皮
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ニコルソンが若い、細い。タフな探偵にはちょっと見えない。まだ青い役者感も老獪な雰囲気も併せ持つ貴重な時期の作品か。フェイ•ダナウェイはきれいだ。
単に金欲による犯行で詳細に謎解きは必要無いのね。まあ、
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レクイエム 最後の銃弾(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

インファナルアフェアには遠く遠く及ばない。期待しすぎたパターン、自覚してますがな。
3人の幼馴染、敵役など、役者陣の魅力が決定的に欠けていて、引き込まれなかった。それなりに緊迫のストーリーなのに演出の
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

犯人はどうやって殺人を行ったのか、、、何故、、、と考えること自体あまり意味のない映画。物語の構造のアイデアが優れていたということか。延々とドキドキしながら見せられた雨のモーテルのシーンは、結局実際に起>>続きを読む

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