ケンジモンデンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ケンジモンデン

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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.3

コロナで次々と話題作が延期になる中で、彼女だけは2020年内に帰ってきてくれた。たとえ興行収入は期待できなくても、映画の光を絶やさないために彼女は戦ってくれた。それだけで彼女とワーナーさんにとにかく感>>続きを読む

天外者(2020年製作の映画)

4.0

「明治維新」
日本史の授業で習うその言葉は、実際そこで生きる人々にとっては死活問題だっただろう。変わることに耐えられず力を失った人は、世を変えてしまったその人を恨み牙をむく。なんだか今と重なる部分もあ
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

4.2

気弱な少年の成長物語でもあり
小ネズミたちの大冒険でもあり
魔女がどんどんアレされちゃう話でもあり
なかなか面白いホラーファンタジーでした

まぁとにかくアン・ハサウェイ
口裂け魔女が怖い怖い。
しか
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

4.0

個人的には岩ちゃん趙雲がいちばん良かった
しっかりイケメンキャラをそのままにやってて、「鼻につく〜」けど許せちゃう。笑える。
福田組は新参者が面白いのかも。既存組はハードルが上がっちゃう。笑

やりた
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

4.2

あ、結構低評価なんだ…笑
個人的には嫌いじゃないほうでした

オープニングのAwich「Present」って曲が良くて、ここから起きることをまるで感じさせないようなでもちょっと不安なメロディもあってと
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

3.8

評価を見てハードルを下げて行きました笑
なので思ったより悪くなかった笑

・「1時間後に担当医を呼んでください」
もう映画好きな大抵の人は声聞いただけであっ犯人あの人やん…ってなったと思う
似顔絵で正
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

4.1

おばあちゃん最強でした。
しっかりドラ泣きさせてもらいました。

今回は原作エピソードをオリジナルストーリーに絡ませるような話の運び方で、伏線だったりハプニングだったりと原作ファンも先が読めない展開が
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感謝離 ずっと一緒に(2020年製作の映画)

4.0

尾藤イサオさんのいつもニコニコ気のいいおじいちゃんと、中尾ミエさんのピアノとお庭の手入れが好きな快活おばあちゃんという、冒頭からめちゃくちゃ仲睦まじ老夫婦の日常を見せつけられてしまい、この後の展開が想>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

Netflix新作。

親子って何でしょうね。
今でこそ世襲とか世継ぎとかあまり言われなくなったとは思うんだけど、ちょっと前なら貧しい家の子供は丁稚奉公して学校にも行けなかったわけで、最後の母親の言葉
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罪の声(2020年製作の映画)

4.5

濃厚極上ミステリーでした。
情報量が多くて(前半は小栗旬サイドと星野源サイドで話が進むので特に)、映画館で集中して観てなかったら取りこぼしそう。片手間では観れないやつです。
これ原作面白いんだろうなぁ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.5

いろんな意味でハンパない映画。
お金と情熱のかけ方がエグい。
アニメはちゃんと予習して行ったほうがいいやつ。(いきなり本編始まる)

映像もさることながら
声の演技の素晴らしさですね。
音楽も相まって
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ペット2(2019年製作の映画)

4.5

もうさ、ややこしいこと考えないで
犬かわいいー!ウサギかわいいーーー!
でいいと思うんだよ俺は。
「子供向けだね」
これ最大のホメ言葉だと思う。

90分という尺、
3つの物語がパラで進行する展開、
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.5

面白かったー!!

前半は変人ながら実直な菅田青年のキャラクターが、バディとなる柄本佑とのやりとりも含めほほえましく描かれる。「小さなことを一生懸命」。彼の姿を見ているとその探究心こそが天才の所以なの
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凪待ち(2019年製作の映画)

4.4

恋人を(直接ではないが)死に追いやった自責の念、仕事場のストレス、ほぼ病気レベルの依存症を自覚しながらも勝てない弱さ。甘さ。
「俺なんて死んじまえばいいんだ」
そんな自分でも見捨ててくれない人がいる。
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.6

製作者に感謝。
フィクションだけど、ノンフィクションだ。
教科書では教えてもらえない現実。
これを観ている今も起きている現実。

自分がいちばん憎んでいたことに
自ら手を出さないと生きていけなくなる
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天気の子(2019年製作の映画)

4.5

前作と比べるのもどうかって話ですが
個人的には前作より好き。

最大の理由は音楽。
前作に引き続きRADWIMPSが音楽を担当してますが、今作はさらに楽曲とストーリーとのリンクが深まっているので、音楽
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.2

「天気の子」を観る前に
この映画は触れておかないといけないなと
直前にDVDで鑑賞、そして
映画館で見なかったことを後悔。笑

雨の新宿御苑がこんなにも美しくて
都会のオアシスのような世界観に引き込ま
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

鑑賞後あまりのショックに「トイストーリー5」を自ら妄想して創作し、それでも煮え切らず「もう一度1から見直そう」と思い立ちしっかり見直して改めて4のレビュー。そのため「トイストーリー5」は消しました。笑>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

3です。

2はいちばん「面白かった」と書きましたが
3はいちばん「エモい」。
そしていちばん「好き」な作品!!!
何回見ても泣ける。。

2でおもちゃとしての将来を
考え始めたウッディに、
ついにそ
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.5

2です。

ウッディは2で初めて、
「自分のおもちゃとしての将来」
「おもちゃとしての幸せ」
を意識し始めます。

捨てられたおもちゃはどうしたら?
子どもと遊ばれないおもちゃはどうしたら?
博物館の
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

トイストーリー4の衝撃から一夜明けて僕が思ったのは「もう一度1から見直そう」でした。笑
1から見直せば何か答えがあるかもしれないとそう思ったのです。はたして。

初のフルCGアニメ映画。
ウッディの性
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.4

日本版をレンタルで観て
いてもたってもいられずそのあとすぐにNetflixにて鑑賞。
もう口の中が甘酸っぱすぎて!!

濃い。
2時間ほどの長さなのに、なんだかもっと長い
ような感覚。情報量がそれだけ
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.9

台湾版未鑑賞。
(あとで観ます)
甘酸っぱーー

齋藤飛鳥氏のための映画ですなこれは
演技どうこうというか存在感
これで映画初ヒロインは
響の平手ちゃんに勝るとも劣らない。

あとは山田くんの全裸な!
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来る(2018年製作の映画)

3.9

「なんだそれ」

こっちのセリフじゃ岡田氏!!!
2時間近くも一体何を見せられていたのか我々は。
といいつつ面白かったけどな!!

要は「それ」と「それ」に関わる人間の醜悪のお話なんですけど、
最初の
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.5

映画を映画館で観てほしい理由はいくつもあるけど、これはほんとに「今」こそ観てほしい映画。
「あとでDVDでいいや」じゃねぇぞ。
これをミニシアターじゃなく普通のシネコンで観れるということだけでもこの映
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

今回もめちゃくちゃ楽しかった!!

16歳で「次のアイアンマン」って確かにめちゃくちゃプレッシャーだよな。。
そんなことよりMJだよな。。
そんなピーターの心模様を描くストーリー
フェーズ3の締めくく
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

「血縁」に巣食う呪い。

HPの解説ページ、ネタバレ回避のためとはいえ「見る」って入力しないと入れないの面白いな。笑
でも解説読んだら怖さの奥の巧みな仕掛けに気づかされる。まだ読んでない人はぜひ。逆に
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アラジン(2019年製作の映画)

4.5

字幕吹替ともに鑑賞。
高評価も納得でした。映像もストーリーアレンジも大満足。楽しかったー。

『A Whole New World』は色褪せぬ名曲。
ただ吹替版の歌詞が変わったのがちょっと残念。25年
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.7

これ、いつか「時代劇」になるんだろうなぁ。
韓国オリジナルのリメイクとは言いつつ、
1990年代の記録映画みたい。
ときおり挟まれる「あの頃あるある」なセリフは面白かったけど、ちょっと「伊東家の食卓」
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

「みんなちがって、みんないい」とかいいながら、あまりにも周りと違ってるとダメなんですよね。少なくとも「社会的にちゃんと」してないと。
でもそこから脱線してしまった人々は結局どうしたらいいのだろう。難し
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.2

随所に流れる童謡や唱歌がメジャーコードからマイナーコードへ、そして軍歌に変わり、また唱歌に戻る

時代に翻弄されるひとりの女性に何度ももらい泣く。血の流れない戦争映画はただただ悲しく、心に残る。

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

4.0

冒頭のアカペラミュージカルがやたらしっかりしてると思ったらインスピの圭介さんベースだししゃかりきさんいるしで一瞬映画どころじゃなくなってしまった。(みなさんプロのアカペラグループ)

でもその後は言わ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

2.20レンタル開始
ブルーレイにて鑑賞

己の「正義」に問いかける映画だとすると

どんなにその過去の罪が重いとしても
どんなに許すことができないとしても
現在の「無罪」を「有罪」に偽ることは
「正
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.7

原作未読なんですが、
どうやら原作の世界観の表現にかなり力を入れてるみたいですね。
読んでからならさらに楽しめそう。
でも知らなくても楽しめる3DやIMAXで観るべき世界観。
アバターといいなんでこん
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.2

オンライン試写会にて。

「#MeToo」なんて声を上げることすら思いつかないような、男女差別が「普通」「自然的」とされていた時代がほんの半世紀前まであったこと。そして、その「普通」を変革する、歴史的
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.8

久しぶりに映画でワクワクした。
ここからいったいどうなるんだろう、というゾクゾク感を肌で感じていた。


海底人と地上人のハーフ、
しかも海底人の母は海底王国のお姫様、
地上で暮らしながらもアクアマ
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