もんすみんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

もんすみん

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シライサン(2020年製作の映画)

4.0

ところどころ声を出して笑いそうになるシーンがあり非常に良かった。
シライサンのルックスは怖さよりオモロさが前に出てしまっている。旅館の従業員のお母さんが息子の部屋に入るシーンは秀逸。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

大人の男の仕事映画。人間が熱を帯びる瞬間とは、文字通り何かに本気に熱中する瞬間なんだという当たり前のことを教えてくれる。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.0

観終わった後の疲労度がえぐい。帰りのエレベーターで上昇負荷がかかった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

戦争という実際に起った悲劇を寓話的に描いてマイルドに仕上げているけど、だからこそ浮き彫りになるコアメッセージは痛烈。観やすい上にしっかり刺さる希少な戦争映画。

アルカディア(2017年製作の映画)

3.0

あらすじから期待していた内容とだいぶ異なる印象の仕上がりになっていた。良くも悪くも「カルト教団」というキーワードに引っ張られて観ると想定外の展開の数々に面食らってしまう。しかし、この物語の構造そのもの>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

コメディとホラー、多幸感と悲壮感、あらゆる対比構造がこれでもかと詰め込まれて怒涛の勢いで最後まで駆け抜ける一作。笑えるけど安心できずにハラハラしながら不穏な空気感が常につきまとっていて本当に楽しい映画>>続きを読む

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.7

たぶんタランティーノは脚本書いてる途中に一回頭を大きく打ったんじゃないだろうか。頭痛が止むのを待ってから続きを書けば良かったのに無理やり書いたんじゃないか。
そのおかげでとんでもない傑作になった。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

前作の持ち味を一切捨てた潔い一本。もはやシャイニングの続編じゃなくても良いじゃないかというほど別物の作品。単体作品として観ればそこそこ面白いのにシャイニングの続編にしたことが、かえって裏目に出ている気>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.5

序盤のある展開から違和感が続き、早く話を本筋に戻してくれ余談が長いねんと思って見続けてたら、中盤までそのまま展開していたので、まさかこのまま突っ走る気ですか、嘘ですよねと感じ、どこかできっと覆してくれ>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.3

涙腺大決壊作品。脱水症状になるくらい全身の水分が両目から出てきて焦った。

ラストシーンが最高。おかえり→ただいま→行ってらっしゃいの畳み掛けは無理ですよ。耐えられん。

前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.1

試写にて鑑賞。なんでも本気で取り組めば面白いし本気で取り組む熱量は周りにも伝播していくという大切な事を教わった気がする。表面はシンプルに面白いコメディタッチだけど作品の内包するテーマはグツグツに煮えた>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

ポン・ジュノ節大炸裂の傑作。ぶっ飛び過ぎてる。あんなイカれたラストは滅多にお目にかかれない。手加減なしのフルスイングバットで後頭部ぶん殴ってくる様な映画を作れるのは監督が才気走り過ぎてる証拠。

シャイニング(1980年製作の映画)

5.0

悍ましい恐怖演出と不穏な息苦しいストーリー展開、記憶にしっかり刻み込まれる鮮烈なビジュアルイメージと呼吸が浅くなるのを助長する劇伴、全部が高い次元でマッチした奇跡の怪作。緻密に計算し尽くされた映像美は>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.5

たまに出くわすビジュアルがストーリーに勝ってしまっている気がするタイプの映画。インパクトはデカイ。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

誰しも本作の設定に近い妄想をした事あるんじゃないかと思うのでつかみはバッチリ。他人の才能や作品に嫉妬して自分のアイデアってことにならないのかって本気に思う瞬間が何度もある。ラストもこれはこれで個人的に>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

自分はおっさんだけどカッコいいジジイを観るとまだまだ頑張れる気持ちになれる。中高年発奮促進映画◎

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

いやもうシンプルに最高な映画。観てよかった。有意義な時間だった

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.0

エドワードファーロングの全盛期をもう一度スクリーンで観られたので良かった。
機械が機械を豪快にしばくシーンも見応え抜群。追って追われてしばかれて撃って撃たれて燃やされての無限ループ、rev9お疲れ様で
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.9

痛快。爽快。ムチャクチャ。最高。ここまで振り切ってくれると気持ちイイ

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

タイトルバックまでの流れ、冒頭1分でガッツリ心掴まれる。非常に完成度の高いOP。本作を語る上で安直に「狂気」という言葉を用いたくない。アーサーなりの正気の保ち方が貫かれている一作なんだと思う。とにかく>>続きを読む

羊とオオカミの恋と殺人(2019年製作の映画)

3.5

試写会で鑑賞。観たことないジャンルの映画で真新しい感覚をおぼえた一作。舞台挨拶で監督がおっしゃっていたが恋愛要素のドキドキとホラー要素のドキドキを同時に味わえる贅沢な映画だと感じた。設定の非現実さなど>>続きを読む

ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

4.2

ゴチャゴチャした映像とガチャガチャした展開が最高。まろやかさが全く無い、めちゃくちゃ歪でゴツゴツした手触りの映画だけど非常にスパイシーで最高。

ロボット2.0(2018年製作の映画)

3.5

演者の緩慢な動きを最新技術でしっかりアクションして見える様に仕上げているあたりが個人的にツボでした。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

埃を被った様な、手垢まみれで泥臭いのに最も美しい映画

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤の父と子の会話で涙腺にきた。ラストのラップシーンの展開が圧巻。リリックが熱い。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.0

冒頭のワンカットシーンが最高。映画全体の不穏な空気感が一発でしっかり伝わってくる。滑り出しが非常に秀逸なので、そこだけでも必見。
登場人物が誰もまともじゃないけど、ストーリーと展開がしっかりまともなの
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

4.0

グッときたポイントは映像美じゃありません。ストーリーの構築美です。展開が最高でした。想定以上にずっと丁寧に作り込まれていたので感服しました。観れて良かった

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

らしさ全開で満足!どんな展開もこの監督なら許される感があるけど、そんな気持ちになれるのは実績と才能があってこそ。さすがです。

惡の華(2019年製作の映画)

3.5

本作をおもしろいと思えない自分のつまらなさが悔しい。本作に追いつけない自分の感性が悔しい。

亜人(2017年製作の映画)

2.5

塩抜きした塩ラーメンを食べている様な感覚になる映画でした