montaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

よこがお(2019年製作の映画)

4.1

筒井真理子さんの表情やしぐさ一つ一つが素晴らしく、ゾクゾクしてしまった。
犬のように吠えるシーンなんか、もう見ていて泣きそうになった。

見えるものと見えないもの。
善と悪。
片方が見えても片方は見え
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.1

結構前にテレビでやったのを録画してしてようやく鑑賞。

豪華キャスト映画って基本的には微妙よね。みんな見せ場を作らないとなのか、わちゃわちゃしてる感じが多い。今作も微妙。

その豪華キャストもちょっと
>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

のんびりとした休日にゆったり見ないと、つい寝てしまいそうなほど静かで美しい映画だった。

いくら価値を残そうと存在しても、結局は無意味と論じたおっさんと、ゴーストが時を超えたことで、存在した意味をもた
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

東京国際映画祭にて鑑賞。

この映画を語るには自分はアメリカのノマド生活者について知らなすぎるし、偉そうなことは言えないが、クロエ・ジャオ監督が描いた生きることの希望、アメリカという国の希望は感じるこ
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.5

いやいやお見事。お見事ー!バタッ

申し訳ありません。あまりの興奮に倒れてしまいましたの。この黒沢清監督の最新作が面白すぎて。

太平洋戦争開戦間近、大義のために己を貫こうとする高橋一生と、その夫を
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.2

【一言】
よくも悪くも原作に忠実なアニメ。

【良かったところ】
・アクションシーンの迫力
・声優陣の演技
・煉獄さんの熱い魂
・死ぬほどキモいウネウネ(褒めてる)

【残念なところ】
・キャラがベラ
>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.6

Netflix Japanがやる気ないせいで、劇場公開を知ったのが昨日。絶対に劇場で見たいと急遽渋谷へ。

アーロン・ソーキンが監督、脚本なのでテンポ良さそうだなと思ってたら、めちゃくちゃ良かった。笑
>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

4.1

芦田愛菜ちゃんが出てる映画って言ったら、パシフィック・リムくらいしか見てないよーな。テレビも普段見ないから、どれだけ成長したのだろう?と思っていたら…


天使!!!!
え?もうベテラン女優ですか?
>>続きを読む

トロールズ ミュージック★パワー(2020年製作の映画)

3.0

前作は見てなくても全く問題なし!
カラフルで元気いっぱいなトロールたちが歌って踊る!

大好きなアナ・ケンドリック映画なので観に行ってきたけど、意外と楽しめた。

多様性をテーマにしてるけど、決して重
>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

4.2

なかなか地元に帰って家族に会えないこの時に、この映画は心に染みるなぁ。自分も祖母に会ったのはいつだろうか…


誰もが避けて通れない家族の死をテーマに、中国系アメリカ人という視点から中国文化を切り取る
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

【IMAXで1回目の鑑賞】

ノーランは本当に007撮りたいんだなぁ(´-`)

簡単に言えば、時間を逆行させて世界破滅を防ぐ物語なのだが、それが分かっても理解できないのがノーラン映画。

そもそも、
>>続きを読む

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

1.1

「かぐや様は告らせたい」改め、
「佐藤二郎は笑わせたい」鑑賞。

佐藤二郎を使えば笑いがとれると思ってる日本中の人たちはそろそろ爆発してほしい。

橋本環奈×ちんちん で0.1ポイントあげるよ。

>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.4

映画好きにとっては至福の時間間違いなし。名監督には偉大な音響監督がいることを再認識。

ハンス・ジマーに代わってクリストファー・ノーランの「TENET」の音楽を担当したルートヴィッヒ・ヨーランソンも出
>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

※この映画のレビューは5点ですが、これは奈緒ちゃんの可愛さによる採点です。本編は採点不可です。

ホラー(コメディ)映画といえば中田秀夫監督。の最新作は売れない芸人が事故物件に住んでみたら、ファンタジ
>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

仲間になりたい。
クールに生きたい。

スケボーもやらなければ、酒もタバコも20歳からの真面目人生だった自分にとっては痛く刺さる映画だった。

それにしてもルーカス・ヘッジズが出てる映画にハズレなしじ
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

改めてビートルズの楽曲の素晴らしさを堪能できる作品。

この世からビートルズが無くなったらなんて、中学生の妄想みたいな映画をダニー・ボイル監督が撮るとは最初はビックリ!

どんな展開が待ってるかと思っ
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

※このレビューは完全にこの映画を酷評しています。一応、先に言っておきます。
文章長めです。あーだこーだ煩い人の感想です。


と、言うわけで『糸』見てきました。
普段ならこの手の映画は見ないのですが、
>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.3

WOWOWで鑑賞。
原作は未読。

まさか日本語と英語がこんなにも飛び交うとは知らず、ピアノの世界はこんな感じなんだぁ(素人)

でも、演奏シーンが始まってからは一気に引き込まれ、ラストまで退屈するこ
>>続きを読む

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.8

映画が終わった後、後ろの方で「理央が由奈のことが好きになっていく描写が少なすぎて、2人が両思いになるところが全然感動できない!」って声が…

原作、全48話の内容を2時間映画に凝縮したので、色んなエピ
>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.5

あのチャーリーズ・エンジェルが帰ってきた!!

新たなチャーリーズ・エンジェルは「トワイライト」のベラ、「アラジン」のジャスミン、そしてもう1人は初めましてこんにちは。

正直ナオミ・スコット目当てだ
>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

3.8

「ユニディには何でもある」
こんな素晴らしい宣伝があるだろうか…

巷であっちゃん似と話題の小西桜子さんは完全無名の新人。名優たちに負けない素晴らしい演技だった。これからも頑張ってほしい。

そしてベ
>>続きを読む

スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

『スキャンダル』ってタイトルは安易ですなー。もちろんFOX前代未聞のスキャンダルを描いた作品なので間違いではない。

でも、原題の『Bombshell』の言葉のセンスを無くして欲しくなかったよ。てか、
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクの2人が、兄を含めた最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、重要な命令を一刻も早く伝達するため、さまざまな危険が待ち受ける敵陣に身を投じて駆け抜けていく姿を、>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

🌼アリ・アスター監督ありがとう🌼
🌼とっても気持ちがいいよ🌼
🌼愛と幸福に満ち溢れた映画🌼

明るく色鮮やかな画面はとても魅力的で、次に何が起こるか分からない、見てても何が起きているのか分からない場面
>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.3

膨れ上がる借金と激しさを増す取り立てに、命さえも危ぶまれる状況の中、口先だけで生きてきたニューヨークの宝石商は、すべてを賭けて一獲千金を狙う。

って公式には書いてあるけど、そんなもん関係ねぇ。クソな
>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.0

リーマンショック後のニューヨークを舞台に、ストリッパーたちがウォール街の裕福なサラリーマンたちから大金を奪う計画を立てた実話ベースの映画。

痛快!おっぱい!痛快!おっぱい!
の前半は煌びやかな夜の世
>>続きを読む

犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

「ダンスウィズミー」の三吉彩花ちゃんが主演ということで、歌い出してしまわないかハラハラしたけど、まさか周りが歌い出すとは…

「呪怨」の清水崇監督最新作は都市伝説の犬鳴村を舞台にしたホラー。

POV
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.8

アナ・デ・アルマスがかわいいので、それだけで5億点!!ゲロも愛せる!!

いや、映画の方も王道ミステリー×豪華キャストで贅沢な130分を味わうことができた。

「13の理由」のキャサリン・ラングフォー
>>続きを読む

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

1.0

安定の堤幸彦監督のクソ映画

死というものを軽視(特に若者の自殺)し、何となく死にたくないというだけで一件落着。植物人間でも生きてるからいいでしょ的なクソみたいな考えを押し付けてくる。

脚本はゴミだ
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

ポン・ジュノ監督が世界に認められた。

「殺人の追憶」
「グエムル」
「母なる証明」
「スノーピアサー」
「オクジャ」

この圧倒的な充実度。
芸術と娯楽が融合するポン・ジュノ監督作はいつも楽しみだ。
>>続きを読む