moonさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.7

“どう終わるかってたぶん大事だから。しゃんとしましょう”
祖母の入院をきっかけに上京した澪が自分の居場所を見つけていく過程と、失われてゆくものに対して丁寧に向き合う姿を描いた物語。形あるものはいつか消
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

念願の #EdwardScissorhands 視聴。ポップな色合いの映像と不器用で優しい人造人間エドワードが絶妙にマッチしていて引き込まれた。切ないお話とは聞いていたけど何よりも辛かったのは彼を利用>>続きを読む

共犯(2013年製作の映画)

3.8

同じ高校の女子高校生シャーの死を偶然目撃した3人の男子高校生が彼女の死の真相を探る青春ミステリー。無関心な大人によって徐々に孤独を募らせていく子供たちの脆くて危うい選択と“共犯”の本当の意味を知った時>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.7

派手なアクションやカーチェイスはなく四六時中互いを監視 盗聴 その不気味なほどの静けさに常に緊張感が付き纏う。絶えず揺れ動く南北関係の狭間で信頼など皆無だったはずの実業家(スパイ)と所長だがいつしか唯>>続きを読む

ベテラン(2015年製作の映画)

4.5

拳と拳の対決とお決まりの交通ルールガン無視カーアクションに爽快感200点満点!権力を利用して罪から逃れる大企業や格差社会の問題に斬り込みながらもエンタメとしての役割も欠かさないところが良いなぁ。ファン>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.0

気づいたら2時間経ってた。少々展開が早すぎる気もするけれど一瞬にして2次元の登場人物に扮するおりょうがやっぱりすごかった。河川敷と自転車はエモいです。それぞれの大切なものを胸に不良たちによる血と汗と涙>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

“友よ 君は絶望的な栄光を追う子供に古くからの嘘は言えない筈だ 国のために命を捧げるのは美しく立派だという嘘を”
現実という名の雨が容赦無く降り注ぐエピソード0。悪を憎み平和を望む者によって誕生したス
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キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

夢中になって2作品続けて観てしまった...。面白かったなぁ。軽快に首が吹っ飛んでいくポップなグロ描写があまりにもイギリス(伝われ)。
「人は生まれた家柄で紳士になるんじゃない。学んで紳士になる」コリン
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

5.0

想像以上の迫力で、殺陣のシーンは興奮しすぎて何故か涙が出ました笑
人生で初めて好きになった俳優さんが佐藤健さんなのですが、やっぱりいつ観てもカッコいいです。
未だに余韻に浸ってます。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.5

原作と違い希望の物語であった事が唯一の救いだった。女性であれば一度は経験した事がある他者による心無い言葉や社会に対する絶望感。疑問を抱く事すら許されない状況であるのは昔も今も変わらず。そして悲しいかな>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

5.0

今年一番良かったかもしれない...。あまりにも良くてその日にもう一度視聴。
いじめ 受験戦争 ストリートチルドレン あらゆる社会問題を痛烈に描いた純愛サスペンス。何が良いって周冬雨さんと易烊千璽さんの
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弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

4.2

時間をかけてゆるやかに融和を図る過程を描いた作品。音信不通だった父が亡くなり残された母と娘達それぞれの葛藤と想いに気づけば涙が溢れる。長年積み上げてきたモノを手放す母リンの姿にいつか必ず訪れるであろう>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

圧巻の歌唱力とダンスパフォーマンスにとにかく暑苦しいほど情熱的な愛とニューヨークの移民たちによる対立を描いた物語。急すぎる展開の連続に目が回りそうだけどそれもご愛嬌。アメリカンスケールのミュージカル良>>続きを読む

素晴らしき眺め/奇跡の眺め(2022年製作の映画)

4.8

妹の手術代を稼ぐために危険なビジネスに手を出した青年による波乱万丈のサクセスストーリー。クセの強い仲間たちや成功に至るまでの展開はお決まりだけどやっぱり楽しい。中国ならではの街並みや温かい雰囲気も大好>>続きを読む

無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.1

ウ・ヨンウの原点ともいえるこの作品。「自閉症だから私はたぶん弁護士にはなれない」と言っていたジウ。今こうしてヨンウが別作品で弁護士として活躍する姿は胸熱です。相手が自分の世界から出られないなら自分が相>>続きを読む

僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.6

中国映画僕らの先にある道視聴。あるカップルの出会いから別れ、そして再会を描いた物語。展開の予想はついても誰かを本気で愛した過去や故郷の温かい家族の存在に毎度涙腺が緩む。2人の現在と過去をモノクロとカラ>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.5

念願の燃えよ剣 視聴。中学歴史の先生に司馬遼太郎さんの原作を読まされた記憶がぼんやり。新撰組土方役は岡田准一さんだから成り立ったと思う。役者魂溢れる鈴木亮平さん山田涼介さんらに大きな拍手。殺陣の迫力満>>続きを読む

ハッピーログイン(2016年製作の映画)

3.8

3組のカップルの不器用な恋模様にほっこりした気持ちに。仕事で上手くいかなかったり恋人と別れたり自分に自信がなかったり人生色々だけどきっと良い事あるよ!と思えるハッピーでクスッと笑える作品です。カン・ハ>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

4.7

一度観始めたら止まらない。ツッコミどころ満載だけどマブリー好きにはたまらないです。見所はTWICE踊るマブリー。コメディ8ノワール2くらい。最後は拍子抜けするほどあっさり。
『私たちのブルース』チュニ
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

5.0

笑って泣いて最高の友情物語。友達が苦しんでいたら幸せになるまで一緒にいるという約束を守り通したサニーのリーダー、チュナがカッコ良すぎた。サニーは永遠。いつか自分を見失いそうになった時、大切な“あの頃”>>続きを読む

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

5.0

あっという間に見終わってしまったスペース・スウィーパーズ。SF系は普段全く観ないけれど、ここ最近観た映画の中ではダントツで面白かったかも。やっぱりソン・ジュンギさんは太陽の末裔もだけど、ミステリアスで>>続きを読む

リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

5.0

丁寧に暮らす日々や大切な人達と食べるご飯がここまで人を幸せな気持ちにするとは。余韻に浸っています。自然に囲まれ四季を感じるゆったりとした時間と大切な友人達の存在に心が満たされる。
台所に立つ姿でさえも
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はちどり(2018年製作の映画)

4.5

ウニと同じ年頃の自分を思い出す。10代にとって家と学校が自分の世界のすべて。周囲の理不尽さや違和感に対抗する術がなくもどかしさや無力感に苛立ちを隠せないウニの息苦しさが表情から伝わる。とにかくパク・ジ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

情報一切いれずに観たので暗い作品かと思ったら想像以上にブラックコメディ。欲望に抗えない人間の弱さ 格差社会 消えない“におい” 始終不気味さと緊張感に吸い込まれるように見てました。脚本 映像 キャスト>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.8

タイトルの意味が分かってより切ない気持ちに。世界中がティモシーティモシー言う気持ちがよくわかる。流す涙すら美しくまさに歩く彫刻。映像美と詩的な演出がとても贅沢な2時間でした。
アーミー・ハマー氏のTh
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.6

歴史を学ぶにはいいきっかけになるのではと思ったのですがだいぶ解釈が広がりすぎて歴史が全く頭に入らず笑
かっこいい俳優陣が揃いも揃っておバカキャラで笑いました。山本美月さんと中国四千年の鬼嫁橋本環奈さん
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弁護人(2013年製作の映画)

4.0

実際に起きた冤罪事件がモデルです。売れっ子弁護士の主人公が大手企業からスカウトを受けた矢先馴染みの食堂の息子が国家絡みの事件で不当に逮捕され、国を相手に裁判で戦う法廷×ヒューマン作品。「国の主権は国民>>続きを読む

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.2

ギャグ要素満載。初めはギャグ多めでどうかな...?と思っていましたが終盤の伏線回収で清々しい気持ちになりました。ドラマも視聴せず何の知識も入れずにいきなりこの作品を視聴しましたが、楽しめました。

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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

タイトルの意味にハッとして涙が出た。
「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉の重さが身に染みます。本当にその通りだと思うと同時に余韻がすごい。これは引きずるだろうな〜という感じです。

キャ
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ディヴァイン・フューリー/使者(2019年製作の映画)

3.7

日本は宗教にそこまで重きを置く文化ではないので神を信じない(憎んでいる)青年と人間の力を超えた宗教絡みの作品は新鮮。想像よりも気味が悪くて衝撃でした笑

メッセージ性等はあまりないかも。主演キャストさ
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

4.1

今回は使者三人にフォーカスした内容に。

罪を犯したら地獄に落ちると言うけど本当の地獄は針山でも釜ゆででもなく後悔なのではと改めて感じた。後悔ほど孤独で苦しい痛みはないです。

やっぱりマブリーしか勝
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

「永遠の片想い」から何一つ変わってないチャ・テヒョンさんすごい。
韓国は死後の世界を描く作品が多い印象ですが今回の地獄の裁判もとても興味深いものでした。ただ、判決を下す大王もだいぶ感情に左右されやすく
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クリスマスとよばれた男の子(2021年製作の映画)

4.5

マクゴナガル先生がいた(ちがう)。彼女の台詞“The world is made of stories not atoms”が好き。児童向けにしては現実的な展開多めです。「心の痛みは消えないけれど痛み>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.3

妻がチャン・ヨンナムさんで義理の妹がユナちゃんの刑事さん羨ましい。そしてヒョンビン氏の妻役はまさかのシン・ヒョンビンちゃん。とにかくキャスティングが豪華。妻と娘をこよなく愛する不器用な刑事(ユ・ヘジン>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

4.5

マ・ドンソク氏出てきた時の安心感半端ない。彼が出てくる作品は毎回とても楽しく視聴しています。
今回彼は刑事役ですが型破りとかそういうレベルの話じゃなくて真実を吐かせるためなら一旦カメラ隠して殴るわ蹴る
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