『君が差し出した』
嫌な映画だ〜! 全体に微妙な気まずさがずっと流れていて、本当にずっと居心地が悪い。
人と接する上で嫌なことあっても「まあこういう文化圏なのかな」「こういう人もいるよね」「ここは嫌だ>>続きを読む
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まさに音の映画。劇場の音響で体験することに大きな意味がある作品だと思う。
日常のシーンのどこにも、よく聴くとヴーン……みたいな音(焼却炉の音?)や、悲鳴、銃声?が被さっている。でも登場人物たちはみな穏>>続きを読む
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ホラー映画のムカつく主人公あるあるみたいなものを制覇しつつ、それがしっかり伏線にもなっている面白い作品。
ただ主人公のミアは振り返ると可哀想な子なんだよな。
大好きな母を喪い、父とは上手く接せなくて友>>続きを読む
実写化に際し聡実くん役にガチの中学生を使っているのと、原作と比べ聡実くんの日常生活や同級生、家族とのやり取りなどがしっかり描かれているため、原作より「いたいけな中学生が関わってはいけないヤバい男にグイ>>続きを読む
この話で中盤にああいう展開、見せ方を持ってくるのは被害者の人の名誉を貶める行為なのでは?という気持ちがどうしても消えない。
元ネタのリゾートバイト自体は本当にただの元ネタ。リゾートバイト、というよりは『洒落怖』という概念の映画化といった方がいいかもしれない
前半めちゃくちゃイット・フォローズで笑ってしまった。後半も好きだ>>続きを読む
逃げ場のない映画館で、3時間という長尺でこの作品を観るのは他に代えがたい体験だったなー。
治安終わり過ぎシティ、ダイナミックに窓をぶち破るボー、毎度気絶で強引に場面転換、お前が死ぬんかーい!などなど、>>続きを読む
因習村ホラーと見せかけて……という作品。
なんかあんま好きな話じゃなかったんだけど、エンドロールの最後だけ好きなので割とそれでよしとしたところがある
新年初映画でした。
周囲の人達との関わりを通して喪失の悲しみに向き合っていくというストーリーがシンプルに泣ける。
生きること、死ぬこと、そしてそれらをどうより良くできるのかについて考えさせられる。リメ>>続きを読む
オオカミの家と同時上映。こっちのが好きかも。
やってることのえげつなさに対してたまにコミカルなとこがあるのがいいね。
始終不安にさせられる作品で、観終わるとドッと疲れる。
主人公の不安定さをそのまま表したような悪夢のような映像が印象に残る。
汚職しすぎでは!? 主人公を初めとしてとにかくクズ野郎ばかり出てくるのだけど、話が進むにつれなぜかクズを応援している自分がいてとても困惑した。
観終わったあとめちゃくちゃ落ち込んだ。
弱者からの搾取、人間を道具のように扱う構造への怒りが全編に満ちた名作。パワーがある作品だがそれだけに観ると色々持ってかれる。
ヒュー・グラントが最高の俳優であると実感させてくれる映画
シリーズ3作目にして完全に演出がホラー映画の殺人鬼となったマッコールさん……。
敵は悪逆無道のやつらなのに、マッコールさんが怖すぎて『ちょっと可哀想かも』となる案配がすごい。
永遠に続いてほしい。これ>>続きを読む
85分という短い時間でまとめてきたのは好感度高い。
内容は正直よくある死のゲーム的なやつなんですが、予算が少ないのか肝心の死のゲームがかなりしょっぱい出来になってるのはご愛嬌。
でもラスト付近の展開や>>続きを読む
前作の完成度が高すぎるためあんまり期待してなかったんだけど、今回も驚かせてくれて嬉しい。
エスターは相変わらずいい女だよ……。
恐ろしさと残酷さ、逃れられない苦しみを持つ彼女はやっぱり映画における最高>>続きを読む
悪魔に取り憑かれる子どもやらポルターガイストやら名前を言う言わないのくだりやら、私が悪魔祓いものホラーに求めてるものが大体あってよかったな〜。
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「君に何か伝えようとしていたが、忘れてしまったよ」
怖いよ〜!!!!
観終わったあとすごくこう……ずーんとなってしまった。
人生山あり谷ありだし、良いことも悪いこともあるわけですが、それを体感できるの>>続きを読む
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相変わらずおもしろい!
今回はネットがバリバリできるデジタルネイティブ世代が主人公なので、前回とはまた違う趣があっていい。
明らかに怪しくてハンサムな捜査官は前作観た人へのミスリードなんだろうか。なん>>続きを読む
ハロウィン旧シリーズでも13日の金曜日でも似たような失敗したのに、どうして同じ轍を踏んだんですか?
私はマイケル・マイヤーズを見に来たのであって、知らん兄ちゃんの葛藤とか殺人鬼に至るまでの道とか、少な>>続きを読む
途中まで本当ワクワクするのだけど、ラスト周辺はちょっと駆け足だったかな〜という感じ。
崖からバイクで飛び降りるシーン、わかってたのに息を呑んでしまった
流石にトム・クルーズ老けたな……って思う瞬間もあるんだけど、それでもやっぱりレジェンドですよね。
トム走り見れてよかった
前作に引き続き、一昔前のホラーへの愛に溢れたオマージュを多用しつつも、新たな殺人鬼像を打ち立てる作品。
パールは抱きしめたくなるほど愛くるしくて哀れだけど、同時にひどく不気味で恐ろしい。この一見相反す>>続きを読む
塔に上ったらはしごが壊れ、地上600メートルに取り残され、電波はなく、怪我もして、飲み水もない!周りに人っ子ひとりいない!という最悪の状況になってから1時間くらい映画が続くので、一体ここからどうやって>>続きを読む
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やっと観れた。
タイ産のモキュメンタリーホラー。代々女神の力を継承する巫女とその家系にインタビューしていた取材班だったが、その最中、一族のひとりであるミンが何かに取り憑かれ、という話。
最後が本当に怖>>続きを読む
劇場版にふさわしい出来。
全体的にしっとりした感じでまとめてたので仕方ないと思うんだけど、欲を言えばもっと調子乗り露伴先生見たかったな。
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魅力的な彼氏は実は人肉加工業者だった!山奥に監禁されてどうしよう!?という話。
『急に現れた優しくて気が利くイケメンが彼氏になる』という都合のよさから実は……という展開が、後半の『囚えた美人が自分のヤ>>続きを読む
『お客様は身の程をご存知でないようですね』
凄腕シェフの料理を食べるため、孤島にあるレストランへとやってきた主人公一行。
出される料理は奇をてらったものばかり。客たちの内面を探るような料理も提供され始>>続きを読む
『特別だから高いのか、高いから特別なのか』
美味しそうな料理が見れるかな!と思って観たらひたすらにパワハラを目撃する映画だった。むしろ食欲はなくなる。そもそも出てくる料理は一部を除いて明らかに意図的に>>続きを読む
悪趣味かつスピード感がすごい映画。
相当バランス感が必要な題材だと思うのだけど、一応暴力ではなく対話の必要性を描いてはいた……のかな?
一見ヴィーガンばかりが露悪的に書かれているように思うんだけど、>>続きを読む
なんと美しい悪夢の世界。
話自体は正直そこまで派手なわけでもないんだけど、美術表現だけでずっと観ていられる。
面白かった!
全員がそれぞれ全力で仕事やってると言う話は観てて気持ちがいいよなあ。