森もり子さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

森もり子

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さらば映画の友よ インディアンサマー(1979年製作の映画)

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こういうよく分かんないけど馴れ馴れしくついてくる不気味なキャラ、好き

ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

綺麗な映像とか印象深いエピソード(笑えるシーンも多い)とか、セリやヒヨコを程よく隠喩に使う感じとか、とても堅実に作られた良い映画だなあと思うけど、韓国系家族の話でアカデミー賞ノミネートなんて聞くとどう>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

5.0

大好き!!
結局こういうのが一番好きなので……
ツッコみたい所も結構ある映画なんだけどそんなのどうでもいいよ、ありがとう

2023/07/08
ありがとう

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.5

小津安二郎の遺作。
こんな題材でこんなに面白い物語に出来るのすごい。
他人(父親も含む)が他人の結婚へ介入してくる様はとても気持ちが悪くて、今の価値観からするとグロテスクですらあるんだけど、時代を切り
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浮草(1959年製作の映画)

4.0

旅芸人の親方がモラハラしまくる話。
「堪忍やで」じゃないんだよ!!

まあ人情噺なんですかね。
なんとも味わい深くて、意外とコメディで、正直好きでした。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

2.5

久しぶりに観ました。
アクションがカッコいいし笑えるシーンもあるし敵味方関わらずキャラクターが良いし、すごく素晴らしい映画だと思う!
その一方で、やっぱり、成人男性と少女のこの関係性は今観ると明らかに
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アメリカの友人(1977年製作の映画)

3.5

映像に惹かれるところは沢山あったけど、はたして好きなお話かというと……。

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.0

スカイラインシリーズ第二作目。
やりたいこと詰め込んで、めちゃくちゃで面白い。
舞台がどんどん変わって楽しいです。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

大好き!!
このテーマは今の自分に一番刺さるやつ。

階層の違いを表すために分かりやすい対比構造を使っていて、とても映画として美しかったです。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.0

両手に拳銃取り付けられて殺し合いゲームに強制参加!とっても知能低くていいですね。細かいこと気にせず楽しめるやつです。
演出もこだわりを感じました。まあ、ものすごく新しい何かがあるわけではないんですが。
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.5

初期のガイ・リッチーっぽいやつかと思ったらタランティーノでした。
漫画的で楽しかったですが、中盤以降物語に対する興味が持続せず疲れちゃいました。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

今年観た邦画では一番好きかも。
映像にしっかり迫力があって、変な言い方だけどマフィア映画見たときのような高揚感がちゃんとありました。(伝わる?)
みんな演技がすごく良くて、綾野剛と舘ひろしはもちろん、
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

4.0

公式サイト・SNSにコメント寄稿させてもらいました。

『日常の切り取り方が鮮やかで、新鮮。
切ないラブストーリーでありながら、様々な問題に抗いながら生きる人々の群像劇でもあり、
とても豊かで美しい映
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

元ヤクザのアンガーマネジメント映画です(?)
傑作ですね〜
脚本も演出もかなり真っ直ぐなので、ともすれば嘘っぽく野暮ったくなりそうなのですが、作りがとても丁寧でみんな演技が上手くて、すごく感動させられ
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.0

家族や親子(という呪い)はとても好きなテーマの映画。
すごく面白いんだけど、なんか、物語のテンションがすごく変な映画だな、と。
前半、主人公に訪れる不幸と幸福をあまりに軽やかに、童話的に(昔話的に)描
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

3.5

あらすじに惹かれて観ましたが、うん、世にも奇妙な物語みたいな感じで、結構楽しめました。
ちょっとキャラクターの気持ちを掴みづらいとこもあったけど、意外と説明的なセリフや展開が上手い具合に組み込まれてて
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

坂元裕二だな〜!!って映画で好みだし面白いけど、この固有名詞の連呼に違和感があったのも事実で。
というか固有名詞がリアリティを生むときもあったと思うんですが、この作品で決して上手くいってるとは思えなく
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

5.0

大傑作だと思います!こういうの大好き!
テーマ性はさておき(ってこともないけども)コメディとしての可笑しさ、気まずい状況が延々と続くのが楽しくてずっとニヤニヤしながら観ていました。

観察者として横や
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.0

原作は未読。
わりとスタイリッシュな映像が多くて見飽きなかった。
呪いのシステムや能力が曖昧で皆が何故そんな行動をするのか分からない部分があって中盤はちょっとしんどかったんだけど、着地点は(それなりに
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スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

3.5

シリーズ一作目だそうです。
同じマンションが舞台で展開はそれほどないし、役者もB級感が漂っているんですけど、CGのクオリティの高さもあってか、楽しめました。
日曜のお昼にのんびり観たい映画かも。
ちょ
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ボーイズ・ステイト(2020年製作の映画)

4.5

appleTVオリジナルドキュメンタリー。
アメリカの保守派男子学生の擬似選挙イベントに密着。
カメラを意識する様子が一切ないんでフィクションに思えてくる。各人のキャラクターの強さも相まって。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

名作って言われすぎてて観れてなかったけど、観てみたらめちゃくちゃ面白いのかよ

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

とてもエンタメ映画でした
いま観るとやっぱり古いですが

スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.5

前半の成り上がりパートが特に良い。
後半からはリメイク元の『暗黒街の顔役』とほとんど同じ流れで、ほんの数日前に見てたのでなんか集中できなかった。

殺し屋が夜の野外なのにサングラスかけてるのはおかしい
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

アンタがさっさと警察行かなかったからめちゃくちゃになったじゃねえか!……ってラストに向けて、しっかり盛り上がってくれて楽しく観れました。

冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

日本ではVHSが出てるだけでなかなか観る機会もないだろうと特集上映へ。
放浪者の女性の凍死体が見つかり、彼女と関わった人々の証言を挟みながら、死までの二ヶ月を描く。
興味や下心、憧れで彼女に近づき何か
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サリヴァンの旅(1941年製作の映画)

4.0

コメディしか撮れない監督が社会派映画を撮るために苦労をする旅に出るという題材は皮肉が効いていて大変に面白くて惹かれる。
途中からの展開はちょっと気を抜くと置いていかれそうになるけど、なんとかギリギリつ
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暗黒街の顔役(1932年製作の映画)

4.0

秘書のキャラクターが良かったです。
演出は決して古びてないし、物語も分かりやすくまとまっててしっかり面白かった。

ピクニック(1936年製作の映画)

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未完の40分の映画。2013年にデジタル修復されていて音も画もすごく綺麗。

再会の時(1983年製作の映画)

4.5

親友の自殺をきっかけに15年ぶりに再会して週末を過ごす同級生たちの群像劇。
すっごく好きだった。

雑に言うと、60年代に学生運動をやっていたけど卒業してからはそれなりに社会にコミットして生きていたや
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スレイト(2020年製作の映画)

3.0

東京国際映画祭にて。
センスが良いと思いきやそうでもない感じで、荒く物語が進んでいく。それでも基本的にギャグは楽しいし、殺陣もカッコよくて観ていられるんだけど、中盤にはかなり失速して退屈に。要素が多く
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裏窓(1954年製作の映画)

4.0

気の利いたラスト。
映画がビシッと締まりますね。
ずっと緊張感はあるし、会話もユーモラスで楽しい。
でもアクションになると途端に変に見えて笑っちゃったよ。

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.5

いつになったら超特急に乗るんだよ!からの、あなたが主人公なんかい!となってからの、ぬるっとしたサスペンスとぬるっとしたアクション。ユーモラスで嫌いじゃない