morningさんの映画レビュー・感想・評価

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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.7

人間ってないものねだりで、わがままなものですね。それがかわいいところでもありますが。ずっとすきでいて欲しいし、すきでいたいんだよね。
イタリアらしい映画でした。胸を熱くしてくれるものに!

三姉妹(2020年製作の映画)

3.9

三姉妹それぞれの、どう転んでもくるしい人生。幼い頃の呪いが剥がれない。きょうだいがまた集まって、あたらしい暮らしを手に入れて欲しい。画がきれいでキャラクターもそれぞれ際立っていて好きだけど、人間怖すぎ>>続きを読む

五月のミル(1989年製作の映画)

3.7

五月なので鑑賞。人生は楽しむために。フランスの、感情を隠さない奔放さがはればれする。とにもかくにも、五月のピクニックって最高。

アシスタント(2019年製作の映画)

3.9

五月の連休中に観たのだが、なぜ休日なのにこんなにストレスを感じなければならない????さておき、映画として新鮮な体験だった。ジェーン、早朝にオフィスに来て、給湯室で体に悪そうな色のシリアルを食べ、ラン>>続きを読む

ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

3.8

序盤の、ダイナーのシーンが好き。ハンバーガー食べたいんだね。

スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.8

四人揃った最後の夜がせつなくてくるしい。もしあのワゴンを盗まなければ、四人の別の人生が胸をよぎってしまいました。ひとの一生に良いも悪いもないけど、年老いてもなお、丸テーブルを囲んで笑い合う四人が見たか>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

白人の夫・黒人の妻・養子である中国人の娘にくわえてテクノの息子。冒頭のファミリーダンスは、この家族以外にもさまざまな形態のファミリーが踊っている。私たちはこの先の未来に対して、何を怖がり、何に期待して>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.6

さまざまなかたちで、人は人の救済になり得る。だから、人はさまざまなかたちで生きていていい。
良質な映画だとは思うし、鮮烈な映像はなく淡々ともしている、だけどかなりヘビー。くたびれた。晩ごはん作りたくな
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「地平線が下にあると面白い絵になる、上にあっても面白い絵になる、真ん中にあると、くそつまらん」 ン〜。しびれた。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.8

横並びの食卓の、強烈なシーンからはじまる。お互いに関心を寄せない家族。ラストにかけてこの食卓が、家庭教師の手によってぐちゃぐちゃにされ、それでもなお母親は、片づけられたそのテーブルで眠り続ける。

キッチン・ストーリー(2003年製作の映画)

3.8

おじさんたちの友情、生活。あたたかくかわいらしい。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.8

胸がいっぱい。現代を生きる女性の想いがぜんぶ詰まってる。

招かれざる客(1967年製作の映画)

4.0

リベラルな立場を取る人が、実際に我が身に問題が降りかかった時、冷静でいられなくなる。結局のところ、人間はそうなのだ。世界がどんどんリベラルになってゆく現代に、時代を経てフィットする映画のように思う。

Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.8

なかよしのふたりが、一度仲違いしてまた親密になる、みたいなストーリーを予想してたけれど、一生なかよしでなんだか可愛かった。キュートな映画だけど、彼女たちは人生に対して、決してふまじめではないわけで、ア>>続きを読む

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.0

小さい胸がちりちりと痛むのがわかって、泣きそうだった。お母さんがつよく叱ったから一瞬怒りがわいたけれども、第三者である私の立場からなど、何もいえない。お母さんはトムボーイを産み育てた、その人なのだ。

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