人間ってないものねだりで、わがままなものですね。それがかわいいところでもありますが。ずっとすきでいて欲しいし、すきでいたいんだよね。
イタリアらしい映画でした。胸を熱くしてくれるものに!
三姉妹それぞれの、どう転んでもくるしい人生。幼い頃の呪いが剥がれない。きょうだいがまた集まって、あたらしい暮らしを手に入れて欲しい。画がきれいでキャラクターもそれぞれ際立っていて好きだけど、人間怖すぎ>>続きを読む
五月なので鑑賞。人生は楽しむために。フランスの、感情を隠さない奔放さがはればれする。とにもかくにも、五月のピクニックって最高。
五月の連休中に観たのだが、なぜ休日なのにこんなにストレスを感じなければならない????さておき、映画として新鮮な体験だった。ジェーン、早朝にオフィスに来て、給湯室で体に悪そうな色のシリアルを食べ、ラン>>続きを読む
四人揃った最後の夜がせつなくてくるしい。もしあのワゴンを盗まなければ、四人の別の人生が胸をよぎってしまいました。ひとの一生に良いも悪いもないけど、年老いてもなお、丸テーブルを囲んで笑い合う四人が見たか>>続きを読む
白人の夫・黒人の妻・養子である中国人の娘にくわえてテクノの息子。冒頭のファミリーダンスは、この家族以外にもさまざまな形態のファミリーが踊っている。私たちはこの先の未来に対して、何を怖がり、何に期待して>>続きを読む
さまざまなかたちで、人は人の救済になり得る。だから、人はさまざまなかたちで生きていていい。
良質な映画だとは思うし、鮮烈な映像はなく淡々ともしている、だけどかなりヘビー。くたびれた。晩ごはん作りたくな>>続きを読む
横並びの食卓の、強烈なシーンからはじまる。お互いに関心を寄せない家族。ラストにかけてこの食卓が、家庭教師の手によってぐちゃぐちゃにされ、それでもなお母親は、片づけられたそのテーブルで眠り続ける。
リベラルな立場を取る人が、実際に我が身に問題が降りかかった時、冷静でいられなくなる。結局のところ、人間はそうなのだ。世界がどんどんリベラルになってゆく現代に、時代を経てフィットする映画のように思う。
なかよしのふたりが、一度仲違いしてまた親密になる、みたいなストーリーを予想してたけれど、一生なかよしでなんだか可愛かった。キュートな映画だけど、彼女たちは人生に対して、決してふまじめではないわけで、ア>>続きを読む
小さい胸がちりちりと痛むのがわかって、泣きそうだった。お母さんがつよく叱ったから一瞬怒りがわいたけれども、第三者である私の立場からなど、何もいえない。お母さんはトムボーイを産み育てた、その人なのだ。