津次郎さんのドラマレビュー・感想・評価

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津次郎

津次郎

ブラック・サマー: Zネーション外伝 シーズン1(2019年製作のドラマ)

3.8

絶命と同時にゾンビ化し、足が速くうるさくてしつこい。

家族やたまたま居合わせた者らの小集団が空港へ向かう道中がブラックサマーZネーション外伝の概要になっている。

アンサンブルキャストで時系を前後さ
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ブラック・ミラー シーズン6(2023年製作のドラマ)

3.7

①ジョーンはひどい人
筒井康隆のおれに関する噂みたいな話だが自らを堕とし辱める方法がそりゃもうお上品ですこと。
ブラックミラーってテクノロジーやディストピアがテーマではあるけど一方で「過剰さ」比べでも
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名古屋行き最終列車 第6弾(2018年製作のドラマ)

5.0

名古屋テレビ放送で2012年から毎年製作放送されているご当地ドラマ。
だいぶ前からVODの無料枠にありました。

終電にまつわる乗客や駅職員の人間模様。
名鉄(名古屋鉄道)が撮影提携しています。
どの
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スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年 シーズン2(2023年製作のドラマ)

3.4

悪戦苦闘にもたれる。
こんなに戦わなくていい。
ただガスとビックマンとベアとウェンディで、アポカリプス後の荒野を、まったり旅してくれるだけでよかった。

このシリーズはいい顔に支えられている。
Non
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離婚弁護士シン・ソンハン(2023年製作のドラマ)

4.0

扱う離婚ケースがひとつひとつ重すぎてすごいストレスです。わら

シンソンハンは垂涎のオーディオシステムをもってますが聞くのはトロットです。じぶんとしてはこれはあるあるで(たとえば)金持ちの叔父が居間に
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イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜(2023年製作のドラマ)

4.5

陰謀論が好きな友人がよくする話題に3S政策というのがあった。民衆をスクリーンとセックスとスポーツに夢中にさせて公への反抗心を削ぐというもので、今の日本における韓国エンタメに似ている。

婦や工の話題を
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ペンションメッツァ(2021年製作のドラマ)

2.5

(偏見と憶測にみちていますので読まないでください。)
(日本映画によってきらいなものを腐しながら見るという鑑賞術をつちかいました。エンタメの愉しみ方のひとつだと思っています。)

小林聡美とペンション
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THE LAST OF US(2023年製作のドラマ)

5.0

tiktokは賞や公開にあわせたトレンドを伝えてくれる。先週はブレンダンフレイザーがしきりにあがっていたがいまはベララムジーがあがっている。童顔で快活で表情豊かで好感度満点。あわせてペドロパスカルもよ>>続きを読む

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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(2022年製作のドラマ)

5.0

むかし朝鮮通信使というのがあった。
使団に参加していた人の手記がのこっている。

さっきねっとでしらべたことに過ぎないし、社会派でもないから深掘りしないが、手記は日本を褒めちぎりながら悔しがっている。
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ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル シーズン2(2022年製作のドラマ)

2.8

ゴールデングローブ(80回、2023/01)で2冠との報道がありました。
作品賞と助演女優賞(ジェニファー・クーリッジ)だそうです。
他のアワードも多数とっていました。

見始めましたが、あざとかった
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サムバディ(2022年製作のドラマ)

4.0

状況に対して、さまざまな心象があると思う。

悲しいとき悲しいだけじゃないし、楽しいとき楽しいとはかぎらない。

むかしきいたことがある彦一とんち話というのがある。まえにも書いたことがあるが──

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ゴーストギャル(2022年製作のドラマ)

2.7

それなりに楽しいけれど。

ちなみにじぶん的にNetflixでいちばん楽しかったシリーズはめちゃくちゃ恋するハンターズ。ブックスマートしかりなかよしな女の子二人組に適切な脚本をあたえるとマジカルな化学
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ウェンズデー シーズン1(2022年製作のドラマ)

5.0

シニカルで超然として誰にもおもねらないウェンズデーは、げんじつにいじめやネグレクトに遭っている少年少女に勇気をあたえるにちがいない。

そんなしたたかな“ぼっち”キャラであるウェンズデーがファミリーを
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恋のスケッチ~応答せよ1988~(2015年製作のドラマ)

5.0

応答せよは1997と1994とこの1988があり年代が若いほどあとにつくられている。
後発は社会現象をまきおこした1997にあやかってつくられているがクオリティに差がないのがすごい。
ふつう柳の下の泥
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シスターズ(2022年製作のドラマ)

4.0

かねてから韓国は整形大国と言われている。
日本人はそのことを揶揄してきた。が、テレビ、YouTube、Tiktok、映画、メディアの中の日本女性は今やかなりの確率でいじった顔をしている。もはや日本と韓
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ブリーズ 〜息を止めないで〜(2022年製作のドラマ)

2.6

未開地に墜落してサバイバル。

The Forestというゲームをやったことがある。
飛行機が食人鬼が潜むジャングルに落ちてクラフトしながら掠われた息子をさがす──オープンワールドのホラーゲームだった
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六本木クラス(2022年製作のドラマ)

2.5

六本木はお金持ちと水商売と反グレがいて、外国人が遊興するだけの生活臭のない街。
そこに生活圏をもっているのはひとにぎりの金持ちだけ、庶民にとっては、ただの盛り場にすぎない。
結局そこで生きているダイナ
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最高のチキン~夢を叶える恋の味~(2019年製作のドラマ)

3.0

じぶんは映画レビューをやっていてえらそうにリテラシーとかも言ったりするやつだが、韓ドラに気にいった人を見つけるとそれなロジックがあまり関係なくなる。

これのばあいはキム・ソヘという人。
廃業した銭湯
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私の解放日誌(2022年製作のドラマ)

4.0

マイディアミスターと同質の叙情。
韓国だけができるアートハウスなドラマ。

都鄙、労働者、兼業農家、生活の空気感、かれらの溜息、非正規、住み込み、頑迷な厳父、口やかましい母、果てしない人生とそのメラン
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アンナラスマナラ -魔法の旋律-(2022年製作のドラマ)

3.5

韓国の俳優の「いくらでもいる気配」はすごい。

さいきん広瀬アリスに休養の報道があったのだが、日本には広瀬アリスしかいねえんかいってくらいに重なるときには重なるものなんだな──と思ったと同時に、日本の
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家政夫のミタゾノ 第5シリーズ(2022年製作のドラマ)

4.0

にんげん年をとるとニュースにいちいち「世も末だ」とか「終わってるな日本」とか思うようになる。
それと同じ感覚でつまんないエンタメにたいしてこんなのつくっているようではお終い──と感じることがある。
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マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~(2018年製作のドラマ)

4.5

日本のドラマを見ていてばかだと思うことがあるが、このばかは愛着をこめた「おばか」ではなく拙劣や暗愚や未熟や短慮や無知・・・などのむかつきを感じるばかである。簡単に言うとなんだこれふざけんな──という感>>続きを読む

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明日(2022年製作のドラマ)

4.0

おおくの人々が日本のドラマよりも韓国のドラマのほうがすきだったり、おもしろいと思っているが、韓国の伝えるニュースは、韓国をいい社会だと言っていない。そっちょくに言ってひどい国だとニュースは言っている。>>続きを読む

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となりのチカラ(2022年製作のドラマ)

4.0

それぞれタイムリーな問題をかかえた住人たちを主人公チカラが話毎じゅんばんにかかわっていく。

住人の問題は虐待や認知症や外国人労働者や親子の争いなど・・・。

毎話、優柔不断だけどお節介なチカラが、逡
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ノット・オーケー(2020年製作のドラマ)

4.0

いまごろ見たからいまごろだが、なんかのりゆうで撮影が頓挫している。製作再開を願って署名活動もあるらしい。じっさい、いいところで途切れている。気になってしかたがない。

ソフィアリリスがいい。ちいさな体
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梨泰院クラス(2020年製作のドラマ)

4.0

TheWitch魔女(2018)の女優(キムダミ)が最初に出てくる。
が、韓国ドラマらしく長めの前段がある。

梨泰院という言葉を知らなかったので調べたらソウルの一区画名だった。外国人が多い歓楽街とい
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サーヴァント ターナー家の子守 シーズン3(2022年製作のドラマ)

4.0

カヤスコデラリオとジェシカビールが出てくるThe Truth About Emanuel(2013)という映画があった。
子を亡くした失意/錯乱から、人形をそだてている母親──のところに雇われたナニー
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サイテー! ハイスクール(2018年製作のドラマ)

3.5

好きなYouTuberでAllie Sherlockという女の子がいる。ダブリンでバスキングをやっている。パンチのある迫力の声で弾き語りをする。
彼女は10歳からストリートに出ていて現16歳(2021
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親愛なる白人様 シーズン1(2017年製作のドラマ)

3.0

平生、だれも一言も漏らさないが、日本人は、すさまじいまでの白人コンプレックスを抱えている。テレビはハーフタレントだらけ。ハーフとはいえ片方はゲルマンかスラヴ、混成だとしてもムラートではなく見た目が白人>>続きを読む

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ザ・ソサエティ(2019年製作のドラマ)

5.0

小さな町の学園の生徒を残して、世界が消える。
家族がいなくなった。それどころか国家がなくなった。
町の周りはどこまでも森、通信も交通も遮断される。

その設定において、エンタメとリアリティを折衷しつつ
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本気のしるし(2019年製作のドラマ)

2.5

このドラマの不条理は、深田監督によるものではなく、星里もちる氏のまんがに依存しているところが大きい。のでは?
監督は自分の作風に近似した原作に絶妙なほどうまく乗っかっている。

個人的な見識だが、淵に
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キングダム: アシンの物語(2021年製作のドラマ)

3.0

東京でオリンピックをやっているのだが、韓国のニュースがまいにち一個はかならずある。
韓国は映画やアイドルなどのエンタメビジネスによる世界の認知がある。
が、モラルやスポーツマンシップの欠如で、しばしば
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全裸監督 シーズン2(2021年製作のドラマ)

1.0

その時代の人たちは、あたかも激動の時代を生きてきた──かのように「懐かしいなあ村西とおる」とか言います。

だまされてはいけません。
村西とおるが流行っていたのは、バブル期です。
いま10代20代のみ
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スイッチ(2020年製作のドラマ)

4.5

坂元裕二に「おっ」となって見た。
坂元裕二は面白い。

日本のばあい、面白いドラマと面白くないドラマが、かんぜんに並列になる。
うまく言い得るか解らないが、世論のなかで、どうしようもない拙作と、すぐれ
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スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年 シーズン1(2021年製作のドラマ)

4.0

He has a sweet toothで、かれは甘党です、になるらしい。日本人の短絡的な英語理解では、甘い歯を持っていますが甘党ですにはならない。くぅ。えいごわかんねえ。だけど(なんか)カッコよくて>>続きを読む

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あのコの夢を見たんです。(2020年製作のドラマ)

3.0

事件があって以来、巷間の話題から、きれいに消えてしまったが、まちがいなく、おおぜいの人々がテラスハウスを楽しんでいて、わたしも(恥ずかしながら)テラスハウスが好きだった。

ただし、本編以上に興味を惹
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