MOTOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

MOTO

MOTO

映画(219)
ドラマ(0)
アニメ(0)

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.5

学校に塾に朝から晩まで忙しくしても、それでもまだまだ長い夜を持て余す青春時代の時間感覚を、朝から晩まで働いたら1日が一瞬で終わるおっさんでも仮想追体験できる映画ってすごいなー。湯浅監督すごいなーと当時>>続きを読む

パンターニ/海賊と呼ばれたサイクリスト(2014年製作の映画)

3.0

自転車ファンなら楽しめるが、映画として見るとチープ。
日本のテレビでゴールデンタイムにやっているようようなドキュメンタリ”風”映画。実際の映像やインタビューの合間に差し込まれるイメージ映像がしょぼい。
>>続きを読む

ニック・ケイヴ 20,000デイズ・オン・アース(2014年製作の映画)

3.0

ロック歌手ニック・ケイブの虚実織り交ぜたドキュメント。ソロとバンドのCDを数枚持っているだけのぬるいファンでも引き込まれる格好良さ。

台北ストーリー(1985年製作の映画)

4.0

舞台は80年代の台湾。71年に国連脱退。79年にアメリカと国交断絶。戒厳令の解除は87年なのでまだ少し先の話。
主人公は三丁目の夕日的な古き良き子供時代から、80年代大量消費社会に放り出された男と女。
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

1.5

魅力ある女優さん達に原作っぽいコスプレをさせて、原作のエピソードをなぞって、日本映画の型に嵌めただけの映画。
衣装ひとつ取ってもシャチ姉やすずが自分で選んで買って着ているもの、これまで着てきたものには
>>続きを読む

アップサイド・ダウン:クリエイションレコーズ・ストーリー(2010年製作の映画)

3.0

書籍『クリエイション・レコーズ物語』でも語られていたが、その音楽性からなんとなく真面目な人物だと思っていたThe House of Loveのガイ・チャドウィックがクリエイションレコーズが産んだ最高(>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

国共内戦に敗北したものの台湾がまだ国連常任理事国だった時代の青春群像劇。
国家のアイデンティティすら揺らいでいる不安定な社会では不条理が噴出しまくっており、それを多感な年頃の少年少女の集まる中学校とい
>>続きを読む

oasis FUJI ROCK FESTIVAL'09(2016年製作の映画)

3.0

新宿ピカデリーで観たが音圧不足、そもそも音が小さすぎて2500円も取るスペシャル上映のスペシャル感が全くなかった。
このひと月ほど前に新文芸坐で観たビートルズとストーンズは爆音だったので『今の映画館で
>>続きを読む

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008年製作の映画)

4.0

アンコールのブラウンシュガー〜サティスファクションの音圧が素晴らしすぎた@新文芸坐

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.0

ベルナルド・ベルトルッチ監督のメロドラマ臭が受け入れられるか受け入れられないか。私は苦手です。

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

5.0

役人の命令で踏み絵の見本を見せるのと同時に、残り少ない自身の尊厳をも踏みつけてしまったキチジロー(窪塚洋介)がもう用済みと追い払われる姿は、人の惨めさの極地で本当に素晴らしい演技だった。

キチジロー
>>続きを読む

疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.0

フロイド・ランディスがそっくりすぎる。
アームストロングよりもメノナイト出身のランディスの生い立ちが興味深かった。

裸足の季節(2015年製作の映画)

2.5

キャンプ場でアナルセックスをしていると、アイスホッケーの仮面の代わりに時代錯誤なイスラムの因習をかぶった伯父さんがやって来て監禁され知らない男と結婚させられるホラー映画。
もとい、現代のラプンツェルが
>>続きを読む

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

2.5

実話ベースだから仕方がないが、時を隔てた2人を繋ぐ日記というガジェットの使い方が甘い。いくらでも笑いも涙も取れるのにもったいない。

黒衣の刺客(2015年製作の映画)

3.5

映像美に全振りした「あずみ」(小山ゆうの漫画)です。

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.0

中盤まではこれが夢見た映画の理想形か?ってくらい好きです。