motyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.7

デイミアンを演じたジョナサン・メジャースの演技が素晴らしかった。

脚本を練り込めば、もう一段、高いレベルの作品になったかもしれない。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.8

コンパクトにまとまっていて、観やすい。

マーガレット役のエイミー・ルー・ウッドが、チャーミングで良かった。

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.8

やはり、池井戸潤原作は、面白い。
映画的醍醐味は弱いが、各キャストにクセがあり、最後まで見入ってしまった。

【余談】
シャイロックとは、戯曲『ヴェニスの商人』に登場する強欲な金貸しを指す。
そして、
>>続きを読む

果しなき欲望(1958年製作の映画)

3.7

1950年代の邦画とは思えないほど、今見てもスリルある展開。

渡辺美佐子さんが、とてもスタイリッシュで美しかった。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.6

設定や雰囲気は美しく切なく、演出も誠実。俳優陣もみな特有の世界観があり、すこぶる巧い。

とはいえ、私には刺さらなかった。うーむ、本作を純粋に感動できる人間になりたかった。。

最も衝撃を受けたのは、
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

近年、本作のような格差逆転的な映画が多いような気がする。正直、観ていて面白い。

本作は、船に乗るまでが少し冗長というか、つかみとしては弱く感じた。

ブラックコメディは苦手な方だが、船パート/島パー
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.7

怪演を愉しむ映画。
相当、企みのある脚本。

脚本/監督を務めたトッド・フィールド。監督3作目。16年の空白があるとは思えない高度な手腕。

オルガを演じたゾフィー・カウアーは、プロのチェロ奏者とのこ
>>続きを読む

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

かつてのキャストがここまで出演しただけでも貴重な作品。

もう、それだけで偉大なプロジェクトなのだから、淡々と日常を描き、離島医療の現実と対峙しつつ、分かりやすく前向きに〆るだけでも良かったと思うのだ
>>続きを読む

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

3.7

初鑑賞。ラストチャプターの映像は素晴らしかった。

坂本龍一の音楽自体は良かったが、映像に対する入り/抜けタイミングが、少しギクシャクしているような気がした。気のせいかもしれない。

森本レオの声は、
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

想像以上に満足した。
映像やキャラクターにワクワクした。

まさに、宮崎駿の集大成かつ遺言的作品。
前作で長編監督としてのキャリアに終止符を打たず、本当に良かったと思う。

特に欧州っぽい背景/美術は
>>続きを読む

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『ニュー・シネマ・パラダイス』後の映画愛を映画化した自伝的作品って、なかなか自分には刺さらないと改めて感じた。

ただ、この映画を絶賛する方の気持ちは分かる。あくまで好みの問題。

冒頭とラストの先人
>>続きを読む

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.7

カーアクションだけではない、どこかフィルム・ノワール的な魅力もある。

主演は『パラサイト 半地下の家族』で娘(美大を目指す浪人生)を演じたパク・ソダム。

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981年製作の映画)

3.9

第27作 (昭和56年8月 公開)

マドンナは松坂慶子(当時29歳)。

今作は、柴又以外のロケシーンが多く(8割程度か)、大阪物語としてゲストが秀逸で、人情&恋愛モノとしても良くできている。

男はつらいよ 葛飾立志篇(1975年製作の映画)

3.6

第16作(昭和50年12月 公開)

マドンナは樫山文枝(当時34歳)。

寅さんと田所教授(小林桂樹)が旅をするラストシーン(津市・西浦付近)が、なかなか良い。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

良質なミステリー。湿地帯を舞台にした映像も美しい。

カイアを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズが素晴らしすぎる。

本作は、単なる犯人探しが目的ではない。自然や生物と寄り添った、奥深いテーマのある
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.9

ラストカットとファーストカットが、
とにかく素晴らしい。鳥肌が立つ。

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

総尺3時間超。製作費約8000万ドル。

映像超豪華。キャストの演技も最高。やりたいテーマも理解はできる。

ただ、なんだろう。どうもストーリーに没入できないなぁ。天才監督/高予算だからといって名作に
>>続きを読む

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.7

生きることは、食べること ーーー

余韻がとても心地よい。

沢田研二と松たか子の相性もよく、見ていて癒やされる。

奈良岡朋子・生前最後の出演作。

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

《ルールを破れば名が残る》

多くの会社員に推薦できる、一事業を開拓するためのヒントがつまった映画。

『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』から約25年。本作のテーマは、まさにベン・アフレックとマ
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

岸井ゆきのの目がとても良かった。



でも、正直、映画としては、私には響かなかった。これほど世間の評判は良いのに。。

男はつらいよ 寅次郎頑張れ!(1977年製作の映画)

3.6

第20作 (昭和52年12月公開)

マドンナは藤村志保(当時38才)。

後半の長崎・平戸のシークエンス、良かった。もっと長く見たかった

大脱走(1963年製作の映画)

3.8

初鑑賞。
古さを感じない。
長さも感じない。

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

3.8

多くの方に見てほしい良作です。

改めて人と人とのコミュニケーションの大切さに気付かされました。

特典映像として収録されている「舞台挨拶」や「メイキング」に、モデルとなった福島教授も出演されています
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.6

企画や設定、役者さんは良かった。
が、個人的には何か物足りない感じ。

とはいえ、総尺も短いため、タイムループが好きな方には、見てほしい作品。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

《ドキュメンタリーでは描けない、女性たちの信念の闘いに寄り添うスクープサスペンス》

ハリウッドに君臨し、かつて業界の「神」とも呼ばれた映画プロデューサー(ミラマックス創設)を告発したノンフィクション
>>続きを読む

オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.8

オードリー・ヘプバーンの映画を観たことがない方にもおすすめできるドキュメンタリー。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.7

主演の女優さん、本当に素晴らしい!キュート!

白夜のオスロの風景もすこぶる良かった。ノルウェーに行ってみたくなった。

不思議な魅力がある《自分探し系》映画です。

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

3.5

第29作 (昭和57年8月 公開)
ロケ地は京都、丹後半島。

全体的に物悲しいトーンが強いため、個人的には、さほどハマらず。

男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年製作の映画)

3.8

第32作 (昭和58年12月 公開)
ロケ地は岡山県高梁市。

これは、後期の名作と言っても良いのでは。面白かったです。

なお、森口瑤子のデビュー作でもある。役は満男のいとこ。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.6

第1作 (昭和44年8月 公開)

さくらがとても綺麗。
寅さん、かなり厄介なタイプ。