デイミアンを演じたジョナサン・メジャースの演技が素晴らしかった。
脚本を練り込めば、もう一段、高いレベルの作品になったかもしれない。
コンパクトにまとまっていて、観やすい。
マーガレット役のエイミー・ルー・ウッドが、チャーミングで良かった。
やはり、池井戸潤原作は、面白い。
映画的醍醐味は弱いが、各キャストにクセがあり、最後まで見入ってしまった。
【余談】
シャイロックとは、戯曲『ヴェニスの商人』に登場する強欲な金貸しを指す。
そして、>>続きを読む
家族の物語。
正直、私には合わなかった。
1950年代の邦画とは思えないほど、今見てもスリルある展開。
渡辺美佐子さんが、とてもスタイリッシュで美しかった。
設定や雰囲気は美しく切なく、演出も誠実。俳優陣もみな特有の世界観があり、すこぶる巧い。
とはいえ、私には刺さらなかった。うーむ、本作を純粋に感動できる人間になりたかった。。
最も衝撃を受けたのは、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
近年、本作のような格差逆転的な映画が多いような気がする。正直、観ていて面白い。
本作は、船に乗るまでが少し冗長というか、つかみとしては弱く感じた。
ブラックコメディは苦手な方だが、船パート/島パー>>続きを読む
怪演を愉しむ映画。
相当、企みのある脚本。
脚本/監督を務めたトッド・フィールド。監督3作目。16年の空白があるとは思えない高度な手腕。
オルガを演じたゾフィー・カウアーは、プロのチェロ奏者とのこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
かつてのキャストがここまで出演しただけでも貴重な作品。
もう、それだけで偉大なプロジェクトなのだから、淡々と日常を描き、離島医療の現実と対峙しつつ、分かりやすく前向きに〆るだけでも良かったと思うのだ>>続きを読む
初鑑賞。ラストチャプターの映像は素晴らしかった。
坂本龍一の音楽自体は良かったが、映像に対する入り/抜けタイミングが、少しギクシャクしているような気がした。気のせいかもしれない。
森本レオの声は、>>続きを読む
想像以上に満足した。
映像やキャラクターにワクワクした。
まさに、宮崎駿の集大成かつ遺言的作品。
前作で長編監督としてのキャリアに終止符を打たず、本当に良かったと思う。
特に欧州っぽい背景/美術は>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『ニュー・シネマ・パラダイス』後の映画愛を映画化した自伝的作品って、なかなか自分には刺さらないと改めて感じた。
ただ、この映画を絶賛する方の気持ちは分かる。あくまで好みの問題。
冒頭とラストの先人>>続きを読む
カーアクションだけではない、どこかフィルム・ノワール的な魅力もある。
主演は『パラサイト 半地下の家族』で娘(美大を目指す浪人生)を演じたパク・ソダム。
第27作 (昭和56年8月 公開)
マドンナは松坂慶子(当時29歳)。
今作は、柴又以外のロケシーンが多く(8割程度か)、大阪物語としてゲストが秀逸で、人情&恋愛モノとしても良くできている。
第16作(昭和50年12月 公開)
マドンナは樫山文枝(当時34歳)。
寅さんと田所教授(小林桂樹)が旅をするラストシーン(津市・西浦付近)が、なかなか良い。
良質なミステリー。湿地帯を舞台にした映像も美しい。
カイアを演じたデイジー・エドガー=ジョーンズが素晴らしすぎる。
本作は、単なる犯人探しが目的ではない。自然や生物と寄り添った、奥深いテーマのある>>続きを読む
総尺3時間超。製作費約8000万ドル。
映像超豪華。キャストの演技も最高。やりたいテーマも理解はできる。
ただ、なんだろう。どうもストーリーに没入できないなぁ。天才監督/高予算だからといって名作に>>続きを読む
生きることは、食べること ーーー
余韻がとても心地よい。
沢田研二と松たか子の相性もよく、見ていて癒やされる。
奈良岡朋子・生前最後の出演作。
《ルールを破れば名が残る》
多くの会社員に推薦できる、一事業を開拓するためのヒントがつまった映画。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』から約25年。本作のテーマは、まさにベン・アフレックとマ>>続きを読む
岸井ゆきのの目がとても良かった。
でも、正直、映画としては、私には響かなかった。これほど世間の評判は良いのに。。
第20作 (昭和52年12月公開)
マドンナは藤村志保(当時38才)。
後半の長崎・平戸のシークエンス、良かった。もっと長く見たかった
多くの方に見てほしい良作です。
改めて人と人とのコミュニケーションの大切さに気付かされました。
特典映像として収録されている「舞台挨拶」や「メイキング」に、モデルとなった福島教授も出演されています>>続きを読む
企画や設定、役者さんは良かった。
が、個人的には何か物足りない感じ。
とはいえ、総尺も短いため、タイムループが好きな方には、見てほしい作品。
《ドキュメンタリーでは描けない、女性たちの信念の闘いに寄り添うスクープサスペンス》
ハリウッドに君臨し、かつて業界の「神」とも呼ばれた映画プロデューサー(ミラマックス創設)を告発したノンフィクション>>続きを読む
オードリー・ヘプバーンの映画を観たことがない方にもおすすめできるドキュメンタリー。
主演の女優さん、本当に素晴らしい!キュート!
白夜のオスロの風景もすこぶる良かった。ノルウェーに行ってみたくなった。
不思議な魅力がある《自分探し系》映画です。
第29作 (昭和57年8月 公開)
ロケ地は京都、丹後半島。
全体的に物悲しいトーンが強いため、個人的には、さほどハマらず。
第32作 (昭和58年12月 公開)
ロケ地は岡山県高梁市。
これは、後期の名作と言っても良いのでは。面白かったです。
なお、森口瑤子のデビュー作でもある。役は満男のいとこ。
第1作 (昭和44年8月 公開)
さくらがとても綺麗。
寅さん、かなり厄介なタイプ。