この映画の面白さは単純ではない。
まさに大泉洋のための作品。叶うなら速水のこれまでの編集者人生をTVドラマ化してほしい…。
期待値が高過ぎたため(宣伝が巧妙)少し辛めのスコアですが、気分的には4点>>続きを読む
人生を再考する「旅」を追体験したかのような179分でした。
没入してしまう重厚な序章(約40分)、三浦透子さんの底知れない魅力、走行シーンのロケーション(広島)、何処かヨーロッパ映画のような世界観を>>続きを読む
まるで薬膳料理のような癒やされる映画です。
フィンランドの自然や文化、そして人って、素敵ですね。アジア人と相性が良いのかも。
常識にとらわれない《挑戦》の物語。熱血スポ根モノにありがちな演出を抑制し、思春期の葛藤や成長を淡々と描く。
主役、コーチ、幼馴染みの深みのある演技がとにかくいい。特に眼が…。
清々しいラストカット>>続きを読む
ポーランドで実際に起った事件に基に描かれた物語。
とにかく、主役の演技が狂気にみちている。ラストカットまで必見。
このレビューはネタバレを含みます
我々のこれまでの道のりは美しかった。
あと一歩だった。
- ジュリオ・セザール(2014年W杯ブラジル代表キャプテン)
* * * *
よくある恋愛映画。なのに、何故こうも引きつけられるのだろう。>>続きを読む
観るまではアイドルオタクの生態に焦点を当てた、やかましめの映画だと思っていた。
だが、それは全くの誤解だった。本作は誰もが少しは共感できる《あの頃》を繊細に描いた青春群像劇。
主演/松坂桃李の役へ>>続きを読む
三浦春馬さんの演技は非常に素晴らしかった。最後の熱弁シーンは特に胸を打った。そして改めて彼のファンになった。また、彼を取り巻くキャストも適材適所でとても印象に残った。
ただ何だろう。。もう一度観たい>>続きを読む
今よりも討論に一定の礼節があったことに驚き、感銘を受けた。
三島由紀夫以外の登場人物としては、芥正彦氏が一番印象に残った。赤ん坊はある意味反則^ ^
偏見だが少し驚いたのは、登場した全共闘メンバー>>続きを読む
終わり良ければ、すべて良し。
名曲をモチーフにしたオリジナルストーリーって、製作者が思っているほど、観客には響かないことが多い。壮大な企画であればあるほど…。
だが、この作品は、期待以上にグッと来>>続きを読む
こういう役を演じると、波瑠さんは本当に巧いと思う。
ある意味、波瑠さんが主演だから、映画として成立したような気がする。
正直なところ直木賞原作は関係なく、波瑠👓だから、わたしは観た。
いやぁ、これは久々に優れた邦画に遭遇。個人的には同監督の『新聞記者』を超えました。
役者、脚本、撮影が本当に秀逸。
磯村勇斗の存在感と演技力は本作勝因のひとつと思われる。
142分、終始ストーリーに引き込まれた。
脇役の俳優さんたちが、これほど優れた存在感を放った邦画は、近年珍しいと思う。
録画していたNHK放映版(2020/12/30)を観る。
正直、今日まで観たいという欲求は全く起こらなかった…。
だが今朝、鈴木敏夫×吉岡秀隆×あいみょんの「ボクらの時代」を視聴し、気持ちに変化が>>続きを読む
以前漫画は読んだ。
とにかく配役が良い。
原作の世界観にとても合っている。
漫画でも感じたことだが、設定や各エピソードは面白い。
だが、物語が進むにつれ、だんだんと観ていてしんどくなる。これは原>>続きを読む
Prologue 小石川養生所案内(津川/江原達怡)
Episode01「狂女」(香川京子)
Episode02「六助」(娘/根岸明美)
Episode03「佐八」(山崎努)
Episode04「お>>続きを読む
連続TVドラマの初回2時間スペシャルか?と勘違いしそうなトーン。。何故か映画的ダイナミズムは感じられなかった。
仮にMIU以前の公開ならば、この二人の刑事モノは魅力的だと思うが、どうも既視感を感じ、>>続きを読む
映像手法の斬新さとしては、大袈裟に言えば、後年の映画史で語り継がれる一作になると感じた。
アニーシュ・チャガンティ監督。現在30歳、インド系アメリカ人、Google出身、恐ろしい才能だ。
驚くべきストーリーだ。しかも実話がベース。原作はノンフィクション『博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話』。
メル・ギブソンとショーン・ペンが初めて対面するシーンは、台詞が流れるように美しく、深>>続きを読む
サウンドデザインの面白さを知るのに最適の一作かと思う。
映画音響を大きく三つに区分した説明は大変分かりやすかった。
◉VOICE
*PRODUCTION RECORDING
*DIAL>>続きを読む
ディズニー版、続三部作(シークエル・トリロジー)をやっと観終える。
なんとも清々しい気分です。やっとエヴァから卒業できました。素晴らしい終劇ありがとうございました。
シャロン・ストーンの映画デビュー作とのこと。とはいえ登場は、恐らく冒頭シーンの1カットのみ。
撮影監督ゴードン・ウィリスのモノクロ映像や構図は、相変わらず美しい。