このレビューはネタバレを含みます
05-H-14
ただ認められたい。仲間が欲しい。そんな切実な叫びが敵味方問わずひしひしと伝わってくる。ただ、周囲に受け入れてもらえるかどうかが怖くて日々窮屈な思い。そんなところに共感して涙が出てしま>>続きを読む
02-H-10
閉鎖的な村社会に帝国主義者。これらが朝鮮人差別に更に拍車をかける。イヤ〜な時代。見てるだけで窮屈な気分になっちゃう。混乱に乗じて悪行を尽くしてるのはどっちの方だか…
2番、5番、1>>続きを読む
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09-J-09
もはや「カワイイ」だけじゃ済まされない。『フレンチ・ディスパッチ』同様入れ子構造ではあるけれど、その難解さは前作を遥かに凌ぐ。劇中劇とその舞台裏。境界があいまいになってくるのは面白い>>続きを読む
幼少期のトラウマが原因で他人と距離を置いている。その姿はまるで浮世離れした仙人のよう。性的なトラウマのみならず、身近な人の死もあったとは。今現在も当時のことが忘れられず、家族や恋人にさえも心を開き切れ>>続きを読む
F-06
(2023.09.12/U-NEXT)
鳥といい魚といい、どう見てもおもちゃなのは何か意図があるのかな。不要な情報が常に画面中に溢れている印象。立ちながら(だよね?)サラダを食べてるのが>>続きを読む
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行き当たりばったり。孤独なる異能者たちが力を合わせていく様をじっくり描いてほしかった。都合のいい展開の連続でカタルシスに欠ける。あと各人物の心情の吐露なんかももっと欲しかった。異形であるがゆえに一軍人>>続きを読む
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一見リベラルのようだけど、リスペクトしてるのは肉体面のみ。結局は単なる器としてしか見なしていないからタチが悪い。クライマックス、パトカーが到着した瞬間だけ切り取ると、まるで黒人男性が白人女性に暴行して>>続きを読む
気になる彼に近づくためイケてる女子に接触!何とかして会話に参加しようとする姿に胸が締め付けられる。良き理解者に愛すべき土地。本当に大切なものはすぐ近くにあるんだけど、失ってからじゃないと意外と気づかな>>続きを読む
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わざわざコナン・ドイルの小説まで持ち出して分かりやすく説明してくれる真犯人に笑っちゃう。何だか言い訳がましいというか…。劇中の小説に対して「女性蔑視」と批判する記者も皮肉めいている気が。ミソジニストな>>続きを読む
ウェス・アンダーソンの手にかかれば、犯罪劇もシュールかつ可愛らしいものに。ノートのページをめくる場面や人形の位置を直す描写はいかにも彼らしい。
2匹目のドジョウならぬサメ。緊張感に欠けるのはサメの姿を見せ過ぎだから?背鰭を映すカットばかりなのも面白味に欠ける。前作のように、サメにくっついた木の板が勢いよく海面を駆け抜けて…みたいな一工夫が欲し>>続きを読む
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03-A-10
突拍子のない展開の連続で終始呆然。自分確認表なる謎の課題に、防災訓練とは名ばかりの謎の集会。聞きなれない文言があちらこちらから飛んできてしっちゃかめっちゃか。そんなこんなで世界観を理>>続きを読む
ヒーロー映画のお手本のような作品。メンバーの半分はほぼ初登場なのに、ちゃんと紹介もしつつ物語を盛り上げてくれる。一見さんでも楽しめる娯楽作なのは間違いない…んだけど。
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2つの派閥に別れたせいで、超能力少女vs謎の組織という前作の分かりやすい構図がやや難解に。見てたら何となく分かるけど、それぞれの派閥に関する説明も特になかったような気がするし。あと事件とは無関係の巻き>>続きを読む
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一頭の馬が町に活気を、そして人々に勇気を与えてくれた。主人公のジャネットのドラマも面白いけど、何と言ってもハワード!最初は嫌な奴だったのに、物語が進むにつれ変化していく様が良かった。あとご本人交えての>>続きを読む
死者の口が開いた!屁で始まり屁で終わる世にも奇妙な友情譚。全てがハンクによる妄想…ってわけでもなさそうね。下ネタまみれなのに不思議と爽快感がある。
04-J-06
ミンティアいくつ食べようが眠気には勝てねえや…
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01-D-14
モゲラ、最後にもうひと暴れしてくれると期待してたんだけどなぁ。あまりにもあっけない退場で残念。
囚われの身の女性たちなんか気に留めない防衛軍。防衛庁管理なのかしら。特に説明もないまま>>続きを読む
アート作品が物議を醸して大騒動…みたいなお話なのかと。本筋とはほぼ関係なし。お披露目されることすらなかった。
ぶつ切りのエピソードの寄せ集めって印象で、正直何が言いたいのかさっぱり。だけど終始漂う気ま>>続きを読む
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テクノロジーが生み出した恐ろしい副産物。それを超能力者として描き、また能力者同士の戦いが繰り広げられるのも少年漫画チックで面白い。
結局、ルース博士も善人と言えるのかどうかは微妙なところ。兄弟同士殺し>>続きを読む
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「シーバース」、「ラビッド」に比べるとパニック映画要素は薄め。その分、ドラマに重点が置かれていて面白い。「ラビッド」にも人を襲う腫瘍は出てきたけど、自立・増殖する本作の方が遥かに厄介。背格好は子供なの>>続きを読む
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06-K-13
単なる女児向け玩具の映画化と侮るなかれ。監督はグレタ・カーウィグ、製作にマーゴッド・ロビーが名を連ねてる時点で子供向けの作品ではないとは思っていたが、ここまで強烈なメッセージ性を有す>>続きを読む
ラビッドって狂犬病なんかを意味するのね。前作のようにパコパコやってるだけならどれだけ良かったか。クローネンバーグ作品に出てくる医者は大抵ろくな奴じゃない。
自分の脚の皮膚を脇に移植しただけなのに、なん>>続きを読む
一見ゾンビのようだけど、彼らが興じるのはセックスセックスセックス…。「人食い生物」のタイトルに偽りあり。なんかエロ漫画でありそうだな。
騒動の原因となる寄生虫を臓器代わり、もしくは人間の本能を増幅(解>>続きを読む
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家族どころか一社会とまで化したGotG。たった5人のならず者集団がこんなにも大きな存在になろうとは…。動物だろうと何だろうと、どんな者にも手を差し伸べるその懐の深さに感涙。
お盆興行第一弾に相応しい快作!ならず者たちが手と手を取り合い、チームを成していく様はまるでガーディアンズのよう。リーダー1人だけスキルがないってのもよくありがちだけど好き。自らを「失敗のチャンピオン」>>続きを読む