ヤフー映画難民さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ヤフー映画難民

ヤフー映画難民

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ナッシング・トゥ・ルーズ(1997年製作の映画)

3.5

『妻の浮気を知ってヤケクソになっていた時に車に強盗が入って来て、逆に強盗を連れ回す』というプロットは素晴らしく、その状況だからこそ「こういうこと言うと面白い」「こういうことやると面白い」という笑いがと>>続きを読む

デーヴ(1993年製作の映画)

4.0

最初はコメディ的な作品として観ていたが、後半になるにつれてドラマ性が増していって予想以上に引き込まれた。

映画としても、入れ替わりモノとしてもツボを付いたシーンがあり、しっかりと心に残った。

特に
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あん(2015年製作の映画)

3.9

派手さは全くないが、樹木希林の演技がかなり良く、それだけで観る価値がある。

ストーリーとしては、どら焼き屋の雇われ店長の元に「安くてもいいから雇って欲しい」と樹木希林がやって来て、彼女が作るどら焼き
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ズーランダー(2001年製作の映画)

2.4

かなり人を選ぶおバカ映画。
笑いもストーリーも自分には全く合わなかった。
というか理解できなかった。

こういうノリが好きな人がいるのは理解できる。
このノリが苦手な人にはただただ苦痛な映画。

劇場版 響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ(2016年製作の映画)

3.6

テレビアニメ版の方はいまいち良さが分からず途中で見なくなったが、この劇場版を観て、もう一度見返したくなった。

部活の青春もので、王道ど真ん中。
出てくるキャラクターや悩みなど、全てにおいて商業作品と
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.8

ギズモが可愛い。

前作よりギズモの可愛さ(あざとさ)がパワーアップしており、これだけでもかなり満足。

一切好かせる気のない悪人面グレムリン達も潔い。
ハチャメチャ具合も健在。
この映画はこれでいい
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.7

『セリフは歌わないミュージカル』という印象の映画。

歌の迫力は凄くて、これだけで映画としてかなりの力を感じる。

ストーリーは普通というか平凡というかテンプレ的。
あくまで歌がメインで、ストーリーは
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メカニック ワールドミッション(2016年製作の映画)

3.5

『ジェイソン・ステイサム主演』に求められているものを忠実にこなした商業映画、という印象。
ジェイソン・ステイサムがいかに無双できるか?

他の主演作品に比べるとストーリーに物足りなさを感じるが、悪いわ
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2012(2009年製作の映画)

3.2

CGはさすがに素晴らしい。
ストーリーの流れや人物設定はテンプレ感ある。

ピンチになるがギリギリの所で回避!の連続をどこまで許容できるか?
やはりどうしても作り手側の都合を感じてしまう。

登場人物
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.4

物語というのは最初と最後で登場人物の内面に何かしらの変化が起こってて欲しいわけで、この映画はその辺りの変化がじんわりと沁みてくる。

クセが強い家族が問題にぶち当たりながらも少しずつ前を向いていく過程
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.5

グランドホテル形式(ある場所を舞台にした群像劇)は登場人物が多くなるため、誰が誰だか覚えられないという欠点があるが、三谷幸喜は自身の売れっ子パワーによって有名俳優ばかりをキャスティングすることでこれを>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.1

最初から最後まで引き込まれる要素がなかった。

『元ジブリスタッフ』というのを宣伝に使うのは全然良いが、この作風でやると嫌でも世界最高峰のジブリと比べられてしまい、マイナス点ばかりに目が行ってしまう構
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ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.3

妻の殺人を計画するが失敗してしまい………というストーリーで、その後どうするのか?という謎で最後まで引っ張られて、面白く観れた。

ただ、細かい部分で結構詰めが甘く感じる。

ラストは結構あっさり。
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

3.9

途中までももちろん面白いが、最後の仕掛けがとにかく良い。

ストーリーは冒険ものの王道だけど、作品全体のノリが軽快でテンポが良く、ディズニーやピクサーみたいな優等生な雰囲気ではなく、おちゃらけている感
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.9

さすがディズニー、教科書のような作品。

ポップな作風の中にちゃんとメッセージ性が込められていて良い。

どのキャラクターも個性的で面白い。

警察になって、最初にキツネに騙される辺りまでは特に面白い
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PLAN 75(2022年製作の映画)

1.6

設定は最高レベル、それ以外は個人的には全く合わず。

最近の邦画の悪い所として度々例に挙げられる『暗い台所でボソボソと喋る感じ』を最初から最後まで徹底して貫いた映画。

しっかりした起承転結がないこと
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バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

『いたはずの人間がいなくなる』という魅力的な謎のミステリー。

冒頭はひたすら状況説明が続く。
誰を主人公として、どんなストーリーになるかが提示されておらず、どう観ていけばいいかが分からないので、ここ
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.7

話の中心人物が出ないという意味で『桐島、部活やめるってよ』っぽい。

ゴシックホラーとして知って観たというのもあり、前半のメロドラマ部分は正直退屈に感じた。
個人的にはこの辺りは10分くらいで処理して
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グレムリン(1984年製作の映画)

4.1

ギズモが可愛すぎる。
喋ってるのも、メガネかけて本読んでるのも、怯えてるのも、ダーツの的になってるのも、眩しがってるのも全部可愛い。

グレムリンの方もやりたい放題で、スタッフの悪ノリにも思えるハチャ
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スリーデイズ(2010年製作の映画)

3.5

全体的によくまとまっているストーリー。

脱獄準備中である中盤までは淡々としており、ずっと説明を受けているようなイメージ。
これを乗り越えれば、あとはハラハラしっぱなしで面白い。

ラストの描写も個人
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.9

『タイタニック』のサバイバル特化バージョンみたいな感じ。

パニック映画として、最初から最後までよくできていて面白い。
教科書のような映画。
一人一人のキャラクターも良かった。

最後だけはちょっとあ
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スネーク・アイズ(1998年製作の映画)

3.1

あらすじだけ読むと面白そうなんだけど、なんか最後までハマれず。

凝ったカメラワークは面白いが、映画の世界から現実世界に引き戻され、テクニックを披露されてるみたいで個人的には邪魔。
もう少し控えめにし
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アナライズ・ミー(1999年製作の映画)

3.3

そんなに悪くないし全然観れるのだが、野球で例えるならヒットとバントでコツコツ攻める感じで、ホームランのような派手な得点の取り方ができなかった印象。

観ててもあまり波がなく、かと言って大きく下がるわけ
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.2

設定が分かりやすくて無駄もなく、洗練されていてストーリーに集中できる。
キャラクターに感情移入しやすく、ヒロインも芯の通った人物で好印象。

ラストに意見の分かれる要素が出てくるが、個人的にはアリ。
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.3

ディズニーらしい優等生のような安心して見れる映画。

が、心に刺さるような部分は全くなし。
お気に入りディズニー作品として、あえてこの作品をチョイスする理由は見当たらなかった。

わざわざカエル観たい
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ドク・ハリウッド(1991年製作の映画)

3.3

マイケル・J・フォックスは好きだけど、医者には見えなかったな。

ストーリーは、都会の医者が田舎に行き、ここに残って欲しいと説得されてる中、女性と出会い、どうするのか?みたいな感じ。

設定は悪くない
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.3

ミステリーにおける双子と同じくらいオチの付け方が難しそうな多重人格もの。
しかし、このラストは予想通りできなかった。見事。

多重人格の描き方が斬新で面白い。
「多重人格ってそういうふうに処理できるも
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.3

何も考えずに笑える映画・・・と思えるかどうかは、アメリカ的な陽キャっぽいバカなノリが面白いと思えるかどうかにかかっていると思う。
個人的には合わなかった。

この作品に限らず、アメリカっぽいコメディの
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

2.7

どうしても「この設定はこの映画を面白くするためにある」以外の何かを感じてしまう。

ストーリーは平凡に感じた。
盛り上がりそうで盛り上がらない感じ。
歌で表面上盛り上がってはいるが、都合よく使われてる
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8

ファンタジー作品に見間違えるような色彩感覚や、音楽、テンポから感じられるものすごい作家性。
思わず監督の他の作品を見たくなる(もう観てるけど)。

すごい人生(ストーリー)ではあるけど、1本の軸のある
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舞台恐怖症(1950年製作の映画)

3.5

監督自身が失敗発言しているフェア・アンフェア論争が起こるどんでん返し作品。

まず、人間関係が絶妙に複雑で観てて混乱しそうになる。
今その人が何をやろうとしているのか?
最後まで観たあとに振り返っても
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ジャック(1996年製作の映画)

3.5

人の4倍の速さで歳を取るという設定と、ロビン・ウィリアムズの演技でそれなりに楽しくは観れたものの、個人的にはいまいち跳ねず。

あらすじを読んで想像した以上の展開はなかった印象。

コメディ部分はさす
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.2

ネタバレしないと感想が書きにくい映画。

やはりアイディアで勝負してる低予算作品は面白い。
SFもミステリーも高レベルで楽しめた。

出てくる要素でどんな話か、どんなオチになるかはある程度は予想できる
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.6

今までのダイハードは爆発とかのイメージが強く、色で例えると赤だったんだけど、今作は完璧に青。

SF的な映像で、スタイリッシュでカッコいい。

もちろんダイハードらしいアクションもあり、今っぽい感じ。
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ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.5

ヒッチコックのブラック・コメディ作品。

死体の近くでわちゃわちゃしてる感じは、チャップリン作品や志村けんのコントのようにも思えて、これをヒッチコックが作ったと思うとなんか笑える。
というか、死体近く
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パウ・パトロール ザ・ムービー(2021年製作の映画)

2.8

子供向けなので、なんで動物が喋ってるの?とか、子供より活躍できる大人はいないのか?とかはツッコまない。

子供と動物が活躍する、かなり王道ストーリーの映画で、小さい子供にも安心して観せられる良作ーーー
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