真世紀さんの映画レビュー・感想・評価

真世紀

真世紀

映画(648)
ドラマ(11)
アニメ(0)

キャビン・フィーバー2/キャビン・フィーバー スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.5

久々の再見。前作サバイバーがよろよろと道路へ飛び出し、高校のスクールバスにはねられ飛散。駆けつけたのは例の保安官、いやいやヘラジカだからぁとバス運転手をさらっと無罪放免(爆、ところでこの出だし、「真・>>続きを読む

ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズ(1972年製作の映画)

3.5

冒頭、悪魔の神への反旗、そしてその末裔のガーゴイルの600年毎との人類への挑戦の歴史が色々と見たことある(魔女が悪魔の尻にキスしてる絵とか)歴史的画像を差し挟んで語られる。

主人公の学者さんは悪魔方
>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.9

三件の殺人現場に残された数字の羅列。その暗号は次の殺人現場を示唆するものだった。四件目の現場と目されるのはホテル。警察はホテルへの潜入捜査を決行。暗号を解いたキムタクの刑事が配属されたのはホテルのフロ>>続きを読む

キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.7

ヒロインがその日、勤めはじめたのは憧れていた、なんかユニクロと和民を足して二で割ったような意識高い系前向きだけど実情は後ろ臭さ溢れるアパレルメーカー(勤める人にオンタイム、オフタイムも自社製品の購入着>>続きを読む

ラスト・ドア(2018年製作の映画)

3.2

イタリア、不法入国者の収容施設前(ちなみに前は廃墟だった施設を転用したようで、中は落書きだらけ)では差別主義者たちが抗議集会を開催。主人公エンリコはガールフレンドと共に参加していたが、あそこに不法移民>>続きを読む

飼育の教室 疑惑の化学実験室(2004年製作の映画)

3.4

メインヒロインの永井萌香演じる幸子は漫画家の姉と同居。中学生時代、ピアノ教師にレッスン中に襲われたことがトラウマになっており。異性に対して一緒の皿から料理を取るのもイヤと過敏な拒否反応(姉曰く「宝の持>>続きを読む

救いたい(2014年製作の映画)

3.4

ようやくの新年一本目、年明けぐらいは通常運転のエログロバイオレンスアクション首チョンパ傾向な映画以外で行こうかなと。NetflixやAmazonプライムは酔って寝落ちして途中までの作品が幾つか有るので>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.7

鬼太郎の父親、目玉のおやじと帝国血液銀行行員の水木を主人公にしたプリクウェル(前日談)。現在パート、廃村・哭倉村を訪れた廃刊間近の雑誌記者の前に姿を現して警告する鬼太郎と猫娘、目玉のおやじ。

本編は
>>続きを読む

オレとアニキと五人の女たち(2023年製作の映画)

4.0

#OPフェス 土曜は「オレとアニキと五人の女たち」、「NEXT LEVEL」の二本をば連チャン。前者は高原秀和監督。脚本は舞台挨拶によると四年前に声を掛けた小林啓一監督が完成させた、自作以外への初提供>>続きを読む

ビッグフット UMA確認。(2011年製作の映画)

2.1

恒例のAmazonプライムもうすぐ配信終了に慌てて駆け込み。こんなん掴んじゃいました(爆)。

冒頭、森の中を走って逃げている若い女。倒れたところに聞こえる咆哮。足首を掴まれ、そのまま悲鳴をあげながら
>>続きを読む

変態の季節(2023年製作の映画)

3.6

#OPフェス 今年の二回目は「#変態の季節」。交際相手からのクレームも何のその、自らの性体験を題材にしている女性作家ルミ(葵いぶき)は最近彼氏のショボさもあって担当編集から発破をかけられるスランプ気味>>続きを読む

モーテル303(2023年製作の映画)

3.5

#OPフェス ようやく今年の一本目。仕事帰り余裕をもってのはずが、予期せぬ残業勃発もあり、予告編始まる間際にテアトル新宿滑り込み。

ピンク映画のR-15編集版を上映する企画で、個人的には未踏だったピ
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.0

北野武監督新作。舞台は安土桃山時代。信長が今後、功績をあげたものに自分の跡目を譲ると公言したことに家臣らはどよめく。荒木村重の反乱から長篠の戦い、本能寺の変、山崎の戦いまでの時期を題材に、織田信長と家>>続きを読む

シーワールドZ(2021年製作の映画)

3.0

舞台は水族館。あの「ズーンビ」オリジナルのエデン動物園から流れてきた注射薬を、同園から「破棄して!」と言われた直後に瀕死のタコに投与したら蘇生と共に飼育員襲撃。さらに他の水槽の水棲動物の皆さんがたにも>>続きを読む

織田同志会・織田征仁 第三章(2020年製作の映画)

3.6

横浜に帰還しての老舗・相模会、新興・金狼会との三つ巴に決着。国外に逃がそうとした沖田の父親が殺され、相模会も会長の原田大二郎が金狼会とグルな警察署長の解散の要求をはねのけて死亡に追い込まれる。

前章
>>続きを読む

大幹部 無頼(1968年製作の映画)

5.0

第一作とタイトルが紛らわしい無頼シリーズ第二作。オープニングクレジットでは、前作オープニングクレジットで描かれた五郎の悲惨な幼少期と前作の振り返りが五郎のナレーションで語られる。

前作ラストから三ヶ
>>続きを読む

「無頼」より 大幹部(1968年製作の映画)

5.0

日活の渡哲也主演シリーズ第一作。日活時代の主演作「東京流れ者」「紅の流れ星」「野獣を消せ」「新宿アウトローぶっ飛ばせ」が名画座のスクリーンで観たこともあって印象深いが、この無頼シリーズは未見だった。こ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

特撮に関しては実績を認めているけど、監督のフィルモグラフィーを勘案すると、どうかしらとやや警戒しながら観た本作。

冒頭は1945年の大戸島。神木隆之介演じる特攻隊員の主人公・敷島(そもそも、この名字
>>続きを読む

ピラニア(1978年製作の映画)

3.6

ジョーズの柳の下、サメ以外のアニマルでの模索が重ねられたうちの一作だけど、才人ジョー・ダンテが監督だったりで思いの外、出来がいい。

山登ってたカップルが行き着いた何やら立ち入り禁止の施設。なんかプー
>>続きを読む

エアポート2018(2018年製作の映画)

3.3

アバンタイトルは何やら婦女連続暴行殺害の有り様、かつ犯人チェキまで撮ってやがるからの~、上空を飛ぶ航空機。

嵐雲の中に入ってしまい、さらには様々なトラブルが発生。ちょっとトム・クルーズ似の機長やら客
>>続きを読む

織田同志会・織田征仁 第二章(2020年製作の映画)

3.4

冒頭はシリーズお約束の織田と様々な女性たちのシーン。今回登場の女性は薬とどうしようもない男から織田に助けられたと語り、「一度こんな女を助けたのなら最後まで責任取ってください」と抱きつき迫る。慌てず織田>>続きを読む

ハロウィンの呪文 ブリッジホローは大騒ぎ!?(2022年製作の映画)

3.4

一家が引っ越し先で見つけ出した壁の中に隠されていたカボチャのランタン。そのランタンは女霊媒師が悪人の魂を封印していたアイテム。そして、ランタンに灯りが灯されたことから魔力が拡散。ハロウィンシーズンにや>>続きを読む

グースバンプス 呪われたハロウィーン(2018年製作の映画)

3.8

少年二人が廃屋から見つけ出した鍵付きの書物と腹話術人形スラッピー。その本はホラー小説家の未完の第一作。そして、腹話術人形は呪文で動きだし、家族作りの目標を叶えるために、街にあるあのエジソンと張り合った>>続きを読む

ムービー・エンペラー(2023年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭、今年の三本目。邦題、「亜州影帝」といわれたチョウ・ユンファをついつい思い浮かべますな。

というわけで本日は一本目「白日の下」に続いてと個人的に香港映画二本立て。アンディ・ラウ主演「ム
>>続きを読む

白日の下(2023年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭、今年の二本目は社会派香港映画。実際のケアハウスでの入所者虐待事件を題材とする。

ある入居者のもとへカナダから香港へ戻ってきた孫娘が訪問。老人、障がい者の認可外の施設に通いだし、手伝い
>>続きを読む

耳をかたむけて(2023年製作の映画)

3.7

今年の東京国際映画祭、鑑賞一本目。

北京の葬儀場に縁を持ち、弔文書きを仕事とする元々は脚本家志望の男。四十代を間近にしながら故郷の父母にはいまだにドラマの脚本を書いていると吹いてしまい、電話をかけて
>>続きを読む

オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.3

韓国の地下鉄オクス駅。ホームで酔っているのか、おかしな振る舞いの女を見掛けて、その様をネットにアップした男。いつの間にか、女の姿が消えており、ホームドアがひとつだけオープン。ついついorz姿で覗き込む>>続きを読む

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.2

あの「死霊のはらわた」のリブート版。本邦では残念ながら劇場上映スルーも有って、そんなに期待しないで観てみたら、いやはや、いいじゃない!

冒頭、シリーズの定番、僻地に立つ小屋での悪霊にとりつかれた女が
>>続きを読む

織田同志会・織田征仁(2020年製作の映画)

3.5

伝説の男が横浜に帰ってきた。「CONFLICT 〜最大の抗争」シリーズの人気武闘派キャラ、的場浩司演じる織田征仁。本編の時系列を遡っての外伝では、兄・慶次が組長を務める天道会織田組を継承するまでが描か>>続きを読む

アフターデイズ・ボディ 彼女がゾンビと化した世界(2015年製作の映画)

3.5

Amazonプライム、ゾンビの一語で検索して出てきた中から、たまたま視聴した本作。

冒頭から自動車の運転ミス?からの車から路上に出てきて母親に噛みついて射殺女。男といたして相手から「え、何々、身体か
>>続きを読む

ハングリー/湖畔の謝肉祭(2020年製作の映画)

2.4

2002年。水上スキーを湖に楽しみにきた野郎二人とそのうちの一人の義妹にしてもう一人の妊娠彼女。来訪した田舎の宿泊施設には食人の一団が巣食い、全員犠牲に。妊娠彼女も腹かっさばかれる。

タイトルはさみ
>>続きを読む

ザ・リチュアル いけにえの儀式(2017年製作の映画)

3.6

大学時代からの交友が続く中年五人組。パブで呑みながら「もうアムステルダムでバカ騒ぎなんて年でもないだろう」なんて長期休暇の滞在先を検討中。一人が健康的に北欧スウェーデンでのハイキングを提案するも、その>>続きを読む

CONFLICT ~最大の抗争~ 外伝 織田征仁 第二章(2019年製作の映画)

3.7

本編を観ていれば、的場浩司演じる織田征仁が天道会へという帰結点はわかっていても。

前作でやきもきさせ、本作でも半グレを使った偽装工作が有ったり、宅麻伸演じた兄は倒れつつも、色々と画策してきた天道会の
>>続きを読む

CONFLICT 〜最大の抗争〜 外伝 織田征仁(2019年製作の映画)

3.5

オールイン出演のVシネスターが顔を揃えたコンフリクトシリーズ。そのスピンオフ織田同志会をそういや完走してなかったなと改めて一作目見直したら、その前のこちらも観たくなっての確か再々見(爆)。

時は20
>>続きを読む

助っ人稼業(1961年製作の映画)

3.3

横浜。すれ違う二人の男。かたや、宍戸錠演じる黒川哲、肩にボクシンググローブをぶら下げ、かぶった帽子の後ろに「喧嘩買います」の文字を記した白布。

かたや、長門裕之演じる森隼人。マドロスが背負っているよ
>>続きを読む

バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.5

微妙な設定の一作。

前作ラストから直結。解放されたアルカディアに、洗脳され同時に金髪になったジル・バレンタイン(シエンナ・ギロリー)率いるアンブレラ社部隊の急襲がかけられる。しかもこの有り様を襲われ
>>続きを読む

>|