Ritaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

4.0

本当に大切なものを見つける少女の成長を描く。

13歳の誕生日を迎えたジェナは、"リッチで気ままな30歳"に憧れていた。友人のマットが作ったドリームハウスに願いが叶う粉を振りまいたことをきっかけに、心
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

卒業前夜に高校生活を取り戻す青春コメディ。

卒業式前日、勉強しかしてこなかったガリ勉女子高生の2人組は衝撃の事実を知る。遊んでばかりだった同級生も輝かしい進路を勝ち取っていたのだ。高校生活最後の日、
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

3.6

劇場版クレヨンしんちゃん第12作目。

しんのすけ達は、街の外れに廃れた映画館「カスカベ座」を見つける。そこで流れていた荒野の景色を後に、しんのすけはトイレに行くのだが、席へ戻ると4人はいなくなってい
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

3.5

劇場版クレヨンしんちゃん第11作目。

夕飯の食卓は最高級焼肉だと知り喜びに湧く野原家。しかし突如現れた謎の男により野原一家は"有限会社スウィートボーイズ"の陰謀に巻き込まれてしまう。早く帰って焼肉を
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.9

劇場版クレヨンしんちゃん第10作目。

シロが突然庭を掘り起こし小箱を見つける。そこにはしんのすけが書いたと思われる手紙が入っていた。そしてふと目を閉じた一瞬、しんのすけはいつの間にか天正二年の春日部
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Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆(2019年製作の映画)

3.2

パックとリアの関係。リゼロの映画は映画という感じではなく何故アニメにしないのか意味がよく分からない。

テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.4

ローマに迫る戦争の危機。

斬新な浴場を作り、名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス。今度は剣闘士の傷を癒やすための浴場を作るよう命じられる。頭を悩ませていたところ、またもや現代の日本へタイムスリ
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テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

3.9

温泉がローマを救う。♨️

古代ローマ帝国の浴場設計技師ルシウスは悩んでいた。ある日、ローマの公衆浴場の排水溝に溺れ、21世紀の日本の銭湯にタイムスリップする。そこで初めて見る日本人の平たい顔に戸惑い
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恋のエチュード 完全版(1971年製作の映画)

3.2

姉妹は彼を"大陸"と呼び、"フランス"と呼んだ。

フランス人の青年クロードは、英国人の姉妹アンヌとミリュエルに出会い、2人に恋心を抱く。

「燃ゆる女の肖像」に似た雰囲気。淫らな男女を最後には綺麗に
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逃げ去る恋 4Kデジタルリマスター版(1979年製作の映画)

3.3

ドワネルの恋の行方を追って行く。

アントワーヌ・ドワネルの冒険シリーズ第五作目。前作四作品の回想シーンを映しながら物語の最終篇に迫る。

30代半ばとなったドワネル。印刷工として働きながら、自分の恋
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家庭 4Kデジタルリマスター版(1970年製作の映画)

3.5

ドワネルに夫婦生活は難しいようだ。

アントワーヌ・ドワネルの冒険シリーズ第四作目。

ドワネルとクリスチーヌは結婚し、子供を授かる。しかしドワネルは家庭生活に落ち着くことなく日本人女性と不倫するなど
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夜霧の恋⼈たち 4Kデジタルリマスター版(1968年製作の映画)

3.2

探偵ドワネルの恋模様。

アントワーヌ・ドワネルの冒険シリーズ第三作目。

20前半になったドワネル。失恋のショックで軍隊に入ったのだが兵役不適格で除隊され、その後様々な職に就くが次々とクビになった。
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アントワーヌとコレット「⼆⼗歳の恋」より 4Kデジタルリマスター版(1962年製作の映画)

3.4

ドワネルの十七歳の初恋を描く。

アントワーヌ・ドワネルの冒険シリーズ第二作目。「大人は判ってくれない」から3年後という設定の短編映画。この作品を撮影してる時にトリュフォー監督はシリーズ化を決意したそ
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⼤⼈は判ってくれない 4Kデジタルリマスター版(1959年製作の映画)

3.5

"ヌーヴェルヴァーグ"映画を代表する名作。

アントワーヌ・ドワネルの冒険シリーズ第一作目。トリュフォー監督の少年時代を反映させた自伝的な作品。

12歳の少年アントワーヌ・ドワネルは、学校をさぼり、
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

2019年、オリンピックを翌年に控えたネオ東京。

ある夜、"健康優良不良少年"を自称する金田とその仲間たちが暴走族クラウン団とバイクで抗争している中、突然現れた奇妙な男の子を避けきれず転倒してしまっ
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.8

ルーが教えてくれた大事なこと。

漁港の町に暮らす少年カイと音楽が大好きな人魚ルーのひと夏の出会いと別れを独創的なアニメーションで描いたファンタジー映画。

湯浅監督の作品をまともに見たのは今回が初め
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ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

3.1

細菌兵器と皮肉の連鎖。

人間を発狂させる細菌兵器の事故による人々の混乱をセミ・ドキュメントタッチな設定と残酷描写を描く。

全く当てにならない軍。暴力的になったり興奮したり、狂人と人の違いを見分ける
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 4K リマスター版(1968年製作の映画)

3.9

「ゾンビ」の生みの親であるロメロ監督の処女作。

死者が蘇り人を襲い始める事件に直面した主人公たちが一軒家に籠城して内輪で争いながらも、死者からの襲撃をから一夜を生き抜く。

ロメロ監督の「ゾンビ」が
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カルメン(1948年製作の映画)

3.5

男たちに振り撒いた魅力が悲劇を招く。

真面目で正義感の強い竜騎兵の新人ホセは、何者にも囚われず自由奔放に生きるカルメンという妖艶な女と出会う。情熱的な彼女に心奪われたホセは、仕事も何もかも失う。ホセ
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吸い殻の逆襲(2016年製作の映画)

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実写のストップモーション。

吸殻のイモムシみたいな動きはキモかったけどポイ捨てが悪いことなのは伝わってくる。"ポイ捨てNG"がテーマなのは分かるけど、動く吸殻の集合体はやはり気持ち悪いので評価はなし
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

3.8

ファンタジーな不思議な感覚を纏う作品。

パリの公園でふとしたことから知り合った魔術の本を読んでいたセリーヌと魔術師のジュリーは、郊外の屋敷の中で幽霊たちが、毎日同じ物語を演じているのを見る。その結末
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天空の下で(2021年製作の映画)

2.4

善悪の判断は難しい。

短編ではないような長さを感じる重たいストーリー。赤ちゃんの為と言っても後味の悪いラストでしたね。トラックの運転手が悪い人に見えていたけど、実は良い人で夫婦のことに感ずいていたん
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.7

"無償の愛"を与える女性。

永遠の妖精と呼ばれ、美の概念を変えた革新的な存在のスター。ユニセフ国際親善大使として苦しむ世界中の子供達に生涯愛を注ぎ続けるのだった。

幼少期に経験した父親による裏切り
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ボクの彼女の愛し方(2016年製作の映画)

3.1

逮捕された女性警官に恋をしてしまった強盗ダニ。彼女に会う為だけに何度も犯罪を繰り返していくのだが七年後の再会では彼女の髪型や香水は変わっていて…。

人の人格って親の影響が本当に大きいと思う。「たった
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対峙するふたり(2015年製作の映画)

3.4

事実から着想を得た物語。

テロリストと被害者の家族が、一室で対峙する。人と人が向き合い互いに理解し合う時間が必要であり、大切なのだと思いました。他人でも対話をすることで気持ちの変化があるのかもしれな
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ニコールの檻(2017年製作の映画)

3.2

観覧車を新居にするという発想が面白い。🎡

檻のプレイはよく分からなかった。部屋の壁紙が変わってて好き。突然にブラックユーモアな展開で終わるのですが、ほんの16分の短編作品に不思議な要素が詰まってて良
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つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.4

昔のおじいさんの人生。

絵本を基にした12分の短編アニメーション。

水に沈みかけた街で孤独に暮らす老人。ある日、老人は海中に落としたお気に入りのパイプ。拾うために海中へ潜っていくとかつて共に暮らし
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呪詛(2022年製作の映画)

2.8

呪イ恐ロシイ

今回の夏は私の苦手な呪いの類いの映画を見るにあたって友達と観賞したのですが、友達と私はテレビの画面に向かって「カメラなんで撮っとんや!取るのやめろ」と終始野次を飛ばしていました。撮るの
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.4

"伝説"と称されるロック歌手の生涯。

黒人差別が色濃く残る時代にエルヴィスは生まれ、黒人たちと過ごし一緒に育ったからこそ感性は白人達とは違っていた。幼少期から自分の正しいと感じたことを突き通す意志の
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キャットファイト(2016年製作の映画)

3.1

"早く目を覚まして"

皮肉なパンチの効いたブラックジョーク。

大学時代に犬猿の仲だったヴェロニカとアシュリーはパーティーで再会。話すうちに殴り合いの喧嘩に発展し、その後、2年間昏睡状態になり家族も
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オーケストラの少女(1937年製作の映画)

3.7

音楽映画の不朽の名作。

失業したトロンボーン奏者ジョン。そんな父を心配したパトリシアは音楽家を集めてオーケストラを結成。歌の才能に恵まれた少女のひたすらに奔走する姿に元気がもらえる素敵なお話。

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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.1

原作は、中島京子の直木賞受賞作「小さいおうち」

晩年にタキが綴った自叙伝。昭和初期の東京を舞台にモダンの、赤い三角屋根の小さなお家に女中奉公することになった若い娘タキ。そして美しい女主人・時子の秘め
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.6

"人間になりたい"と願うピノッキオの冒険物語。

貧しい木工職人のジェペット爺さんが作った人形。それは命を吹き込まれたように喋り始め、ジェペットはピノッキオと名付ける。ピノッキオは、ジェペットのもとを
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.3

体は30歳だけど心は12歳。

移動遊園地で見つけた不気味なゾルター人形にコインを入れ、"大きくなりたい"と願う。翌朝、目が覚めると突然大人になってしまった少年。大人の世界へ飛び出し、就職先で大人の女
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リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス(2019年製作の映画)

3.7

永遠の歌姫リンダ・ロンシュタット。

2013 年にパーキンソン病と診断され歌手活動を引退したリンダ・ロンシュタットの半生を描くドキュメンタリー。ロック、ジャズ、カントリー、ラテンからソウルに至るまで
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