エイガスキーさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

エイガスキー

エイガスキー

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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

内容はあらすじから想像できる範囲を逸脱することのない、いわゆるジャンル映画。
それでも笑えて、しっかり泣けて、澄んだ気持ちでエンドロールを見ることができた。
スウェーデンならではの車のやり取りのギャグ
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.0

内容はあらすじにある通り。
というか、もしまだあらすじを見ていなかったら、見ないほうがいい。
80%ほど説明されてしまっている。

編集者と天才作家のサクセスストーリーかと思いきや、意外とあっさり、序
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ムーンライト(2016年製作の映画)

-

絶妙なラインで現実と空想の狭間を彷徨うような内容だった。
自分の世界からは離れているが、ファンタジーほどかけ離れてはいない。
共感できないけど別の世界の話と割り切れるほどでもない。
終始モヤモヤした。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

1と2同時鑑賞。
2では最初からチームが成立しており、勢力図もわかりやすい。
こいつはこんなこと言ってるけど仲間だから大丈夫だな、とある種安心して見られる。
こうなると悪態の付き合いといったやり取りも
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.0

1と2同時鑑賞。
1は、一応の勢力図はあるもののミクロの視点では敵味方の区別がつきづらく、人間関係がふわふわしたままラストのボス戦に突入、結果最後までたまたま残ってた者がチームを組んだ、といった印象。
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.0

原題「エンスラポイド」。エンスラポイド作戦という実際にあった事件の映画。
「エンスラポイド」では日本人になじみがなく、わかりにくいのは理解できるが、それにしてもこの邦題のセンスのなさ。
内容はそこまで
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.0

良くも悪くも期待通り。
超えることも下回ることもなし。
王道で特筆すべき点がないため記録のみ。

パワーレンジャー(2017年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ここ最近無かった、かなりのレベルの「予告詐欺」に、開幕で膝から崩れ落ちた。
戦隊モノに期待していること、予告のシーンはラスト30分のみ。それまでは愚にもつかないクソみたいな青春ジュブナイル(個人の感想
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

5.0

初見と2回目以降で印象がガラリと変わる、見れば見るほど心に染み入るスルメ映画。
プロモーションとキャッチコピーのミスリードを壮大にミスってマイナスからのスタートとなった不遇の作品。
そりゃあ二人の女の
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

前作を見ていないと全体的な楽しさ、物語の切なさ、ウィックさんのヤバさがわからないのではと感じた。
前作でウィックさんは飼い犬と車を失い復讐の鬼になったが、今回は初っ端から家を失い、前作を見ていると「な
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.0

第2次世界大戦の沖縄戦を扱ったメルギブ力全開の内容。
プライベートライアンの系譜。
過去のメルギブ作品が好きな人はウェルカム、それ以外はメルギブ映画の特徴ぐらいは知ってから見てくれ、といった感じ。
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

人間の複雑な感情を5つの感情に絞り、それらを色分けし、思い出をボーリングの玉のように視覚化し、それらを感情の色に色分けし、その全てがコントロールセンターで管理されている。
最初の30分でこれらの設定が
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リベンジ・リスト(2016年製作の映画)

3.0

ジョン・ウィック、ジャック・リーチャー、イコライザー、あとは若干96時間も入ってるか、それのジョン・トラヴォルタ版。
トラヴォルタは素早いアクションというより物量でごり押しするイメージなのであまり合っ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.0

元になった「七人の侍」「荒野の七人」は未視聴ながらも十分に楽しめた。
勧善懲悪、派手な銃撃、仲間との協力、憎々しい悪役、老兵、豊満な美女、教会等々・・・。
ザ・西部劇といった感じでエンターテイメントと
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.0

​マーベルやDCを低予算でイタリア人が作るとこうなりますといった風。
得られる力がショボければそれを使ってやることもショボく、敵もショボい。
しかし、イタリア映画独特の雰囲気、情緒、哀愁といった、形容
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

見終わった後、どう感想を持てばいいのか困った。
「あの」シャマラン監督作品なのに内容は至って普通というか、シックスセンスのように最後のどんでん返しが突き抜けているだとか、サインのようにラストで大コケす
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オケ老人!(2016年製作の映画)

3.0

いわゆる「がんばれベアーズ」もののオーケストラバージョン。
そこに老人という要素を加えたことで、老人特有のブラックジョークが映える。
また、人生のタイムリミットが常に根底に流れていることで、「あっ!」
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金メダル男(2016年製作の映画)

3.0

ウッチャンっぽいなあ、という感じ。
幼少期から初老までを追った、人生ヒューマンドラマ。
このジャンルは個人的に大好物で、ニューシネマパラダイスやフォレストガンプ等もこれに当たる。
有名人がちょい役で次
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.0

「ラピュタ」のように雲に閉ざされた島で、「ワンダと巨像」のような生物たちがどったんばったん大騒ぎする、怪獣版「神秘の島」といったストーリー。
実際監督は日本の怪獣映画やゲームに影響を受けたと語っている
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

感動するシーンもあれば日本人として不快に思うシーンもある。
魅力的なキャラクターもいれば不快なキャラクターもいる。
良い演出だと思うところもあれば不快(意味が分からない?)な演出もある。
とにかく振れ
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.0

勇敢な主人公、無責任な上司(親会社)、軽口をたたく陽気な男性同僚、ヒステリックに泣き叫びグズグズする女性同僚、電話の向こうで涙する妻。
ストーリーはディザスターフィルムの王道、鉄板なので良くも悪くも安
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.0

全編一人称視点の実験作。
アイデア勝負の早い者勝ちムービー。
しかし「新しいから」「誰もやったことないから」といって手を抜いていることはない。
カット数が極端に少ない(ように見える)ため、アクションや
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

見たかったのはそっちじゃなく、歌で流されてしまったほうのシーン。
なんでそんな大事件を覚えてないのか。
君ら、瞬間移動してない?

等々、突っ込みどころが多く、それが気になるともうストーリーなど全く頭
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.0

主人公の成長・尊厳の維持・挫折からの復活・友情等々、ストーリーは王道の冒険活劇。
ストーリーよりも映像や音楽に焦点を合わせたような作りなので、見ているだけで楽しい。
ウォルトディズニーアニメーションの
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真田十勇士(2016年製作の映画)

1.0

評判に違わぬ酷さ。
妄想を膨らました都合の良いストーリー。
管弦楽、バグパイプを用いたアイリッシュ、ビッグバンドと一貫性のない音楽。
近年ではダサいとされる、ストップモーション、スローモーションを多用
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聖の青春(2016年製作の映画)

4.0

あらすじからできる想像を逸脱することのないストーリー。
良く言えば王道、悪く言えばありがち。
ただ、この話を「ありがち」「チープ」と一蹴する気は起きない。
映画を見終わった後、一番心に残っているセリフ
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

2.0

ゲームが原作ということ以外、予備知識全くなしの「何も知らない」状態での視聴。

全体的に説明不足。
いちいち説明するのは野暮、というがそんなレベルではない。
過程を経ずに結果を見せられて、強引に納得さ
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.0

「なんかダラダラしててテンポ悪いなー」

「うわ、主人公達の素行悪いなー」

「わざわざ喧嘩売るような真似するなよ」

「あーはいはい、どうせあれでしょ?みんなで力を合わせてーみたいな展開でしょ?」
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.0

バディもの、子供を守る系の作品だが、そこにありがちなイライラ展開がなく好印象。

全体的にテンポが良く軽快。

二人の主人公は基本的にクズだが、芯にある正義感、正義でありたいという気持ちが感じられて嫌
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.0

今まで見たことのないような映像を見せてくれる。
最新技術はこんなにすごいんだぜ!的な作品。
凄すぎて何が何だか分からなくなってる部分もあるのが残念。

主人公がドクターストレンジになる過程では、まった
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

基本的にはコミカルな日常シーンが描かれる、戦時中版となりの山田くんといった感じ。
ただし、やはり戦争の話なので残酷な描写はある。

取材に取材を重ねた当時の風景、そこにいる人には説得力があり、嫌でも今
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

映像と音楽は確かに良かった。
ただストーリーはありきたりなサクセスストーリー。
加えて主人公2人があまりにも自己中心的で残念で感情移入できず。

本作は大別するとミュージカルパートとジャズパートが交互
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