IYOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

5.0

シリーズ3作の中でも一番好き。
いわゆる"スカッと系ジャンル映画"からかなり逸脱してしまうバランス感の怖さで、ねっとりした殺しが堪能できた。

イタリアの港町の美しい街並みとマッコールさんのいつもの黒
>>続きを読む

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

-

ゴダール映画はあまりピンときてなかったんだけど、これは面白かった!
12シーンあることが明示されるから少し間延びしてるようにみえるシーンも観ていてつらくない

劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇(2009年製作の映画)

5.0

10年ぶりに鑑賞。
当時はキタンのシーンで涙腺がやられてたと思うんだけど、そこ以外にも螺旋王の気持ちを考えてでうるっときてしまった

ドリルのモチーフの使い倒し方がとても好き。螺旋、DNA、進化、無限
>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

-

場面のつながりとか「え?」と思うところは結構あったけど、キアヌと真田広之とドニーイェンが会するアクション祭として最高だったのではないでしょうか…

侯爵があまりにも小物だとかなんで首席連合はこいつに任
>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

-

いい映画だった〜!
日本のCMだと「私の推し活!」みたいな雰囲気だったけど、もっと真面目な、人間の信念の話でしたね…

自分の中の行動原理上では感情を信じよう。クリシェだけど自分を信じられるのは自分だ
>>続きを読む

(2021年製作の映画)

-

ファウンドフッテージものだ〜!
オオカミの家もよかったけど、こちらも別の味わいがあった

逆再生したらどうなるのか気になる

オオカミの家(2018年製作の映画)

-

とんでもないものを観てしまった…
二次元も三次元もない空間。

主観ショットでもあるんだけど、ぐしゃぐしゃの頭の中身をそのまま見せられているような表現という点でも超主観的

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

-

最近のトムクルーズの映画を観ると面白さよりも感謝が先立ってしまう

おもしろ映画をありがとう…
派手なだけじゃなくてアイデアにも富んでいてとても楽しい

崖から落ちる汽車を中から登っていく時のあるある
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

5.0

おーもしろい!
有名な宙吊りシーン、新幹線のシーンなど、映像的なおもしろ展開がすごくイイ。

あえて欠点を言うならイーサンがシロだということが後半にはならないと観客には分からないところ…?

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

5.0

とてもカッコいいものをみた

回転の使い方が印象的。
バイクはもちろん、暗躍するシーンはカメラが高速で回る。チェーンソーがその先を決め、ラストはドラムマガジンとリボルバーが出てくる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

読み解きは放棄して空気を吸ってました。
いい夢を観たようなヘンテコ映画。

義理の息子が気に入らなくてもいっしょに居ることはできる。わけが分からない時は逃げ出してみるとその先で出会いがあり思い出すこと
>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

-

め、名画だ〜!!

どういう悪魔か、憑いてしまった原因は…?といった説明がないのがめちゃくちゃいい
もっとB級ジャンル映画なのかと思ってたけど、ちゃんと人間ドラマだった。カラス神父の話だったんだな…

エル・トポ(1970年製作の映画)

-

『サイコマジック』とやってること全く変わらないな〜
サイコマジック→エルトポとホーリーマウンテン→自伝2部作の順で観るのが面白いのではないだろうか

バービー(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

おじさんが既得権益から降りる気がないのなら、最後にぶっ壊してバービーランドに閉じ込めてくれたほうが人間界のためにはなるよな…と思ってしまった。
あと寿命も老化もないバービーランドは本当に変わり得るのだ
>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

-

この作品の美学が好き。スマホが廃れていて2000年代のデジカメを構えていたり、画質の悪い指輪カメラがあったり、同じパフォーマーでも耳マンのことは冷ややかな目で見ていたり。

翌日、悪夢を観た。
街に黒
>>続きを読む

狂った野獣(1976年製作の映画)

-

展開が早く、目的が明快で面白かった!
ユーモアたっぷりでいいですね…

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

興味の持続が続く構成なのと、テンポの良い編集で180分近い作品があっという間でした。
レスリーチャンの圧倒的美貌は当然見どころだけど、近代中国史を知れる映画でもある。

どんな英雄でも定められた運命に
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

-

リバイバルにて初鑑賞。
好きな人がいるのも、面白さが一切わからない人がいるのも納得の映画だった。
私はアフター・パルプフィクションの世界に生きてしまったので、面白いとは思うけどフレッシュさはないな、と
>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

5.0

再度鑑賞。神保町シアターありがとう!

原発からプルトニウムを盗み原爆を作るんだけど、本質的にやりたいことがない男が自分でも何をしたいのか分からないままに日本政府を脅していく。というお話。

本作を観
>>続きを読む

野獣死すべし(1980年製作の映画)

-

頭よくて人心掌握術にも長けた顔がいいサイコパスは好きですか?私は好きです。

静と動を併せ持つ松田優作がめちゃくちゃよかったしロシアンルーレットのところは忘れられないけど、序盤の主人公の語ることはポエ
>>続きを読む

ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング(2004年製作の映画)

-

面白い〜!
カンバーバッチの演技も素晴らしいし、お話しが繋がった時の快楽よ…

人間の証明(1977年製作の映画)

-

すごいリッチな火サス、みたいな話なんだけどもそのリッチさが今観ると眩しい。
欧米へのコンプレックスや戦後の話、バブル前夜など、あの時代のにおいを感じられる。

ラストの光と完璧な演技が凄まじい

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

いいアニメーションが観れてとても幸福な時間でした。人力車の乗り降りの重心、青鷺が飛び立つときの力の伝達、斜面を歩く時の足の置き方、着物の女性の歩き方、、冒頭だけでも数えたらキリはない。
これ以上のアニ
>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

-

おもしろい!!ぜんぜんクソッタレなホラー映画ではなく、ちゃんと考えて楽しませようと作っていることがカットやアイデアでよくわかる
外連味ありつつ普遍的な恐怖を描いている…

あの老人から「お前もこうなる
>>続きを読む

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

-

もう少し百人一首を観たかったかな…
炎上爆発する場所から脱出するくだりが2回起こるのも野暮ったい

紅葉さんは物語がギリギリ破綻しない程度のクセ強お嬢様キャラで好き。

欲望の翼(1990年製作の映画)

-

短編小説の群像劇みたいな人間交差点的な内容。
綺麗だけど最後の方がわからん…と思ったら後編がなくなっているのか!

名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

5.0

2023/07/11
2度目の『黒鉄の魚影』に向けて久しぶりに観たけどセル画コナンにしかない良さをしみじみと感じた
生まれて初めて伏線というものを理解した映画だったな

初期コナンには美学系犯人がたく
>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

-

作中で振るわれる暴力のほとんどに感情がなく、そういう意味で乾いたように感じる
暴力とそれを目撃する目線と気まずい間、1作目からこんなに個性があったのか…

Pearl パール(2022年製作の映画)

5.0

ふらっと入ったら思わぬアタリを引いた
前作の『X』を観てなくても全く問題なし

ジャンル映画のアップデートという点では『マリグナント』、詰んでいる状態からの…という点では『ジョーカー』、役者の顔という
>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

-

見事なサスペンス 1958年の映画とは全く思えない
それはそれとして出てくる女が都合良すぎて、男がめちゃくちゃ勝手をしていた時代を感じる

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

-

アクションありラブコメありミステリーありキャラ萌えあり、他国でやりたい放題で気前よい映画でした…