IYOさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

前作と比較して、「君と僕の物語」にならずに社会と人の命に目を向けてるのがフレッシュというかどういう心の動きがあったのだろうと気になった

最後の戸締まりで「死と隣り合わせだけど今日はやめてください」と
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

飛行機で観た。

中華系アメリカ人のおばさん(ミシェル・ヨー)はコインランドリーの経営をしている。
確定申告や娘との対立、新正月のパーティなど現実の心配事に忙殺される中、別宇宙から来た旦那から、実は自
>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

-

目が離せない映画だった。
コクソンもそうだったように、観客が見たくないもの(見たいもの)を全部見せてくれるサービス精神がすごい。映像の外連味は上がるが馬鹿っぽくもなっていない。

荒木飛呂彦先生が「ジ
>>続きを読む

デス・レース2000年(1975年製作の映画)

-

子供を轢き殺す時にドラムロールが鳴る映画
人心がめちゃくちゃすぎてびっくりする

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

-

軽快なテンポと鮮やかなボンドで、007一作目にしてこんなにもエンタメとしての完成度が高いとは思わなかった

ドクター・ノオ(この悪党の顔がめちゃくちゃいい)が義手であることを活かしたスゲー残酷な倒し方
>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

-

どうしても『凶悪』と比較してしまった。
「殺人鬼の話を聞いていくうちに引き込まれてゆく」という点は今作の方が納得感があったものの、フィクション感が強く、あまりノレなかった…というのが正直なところ。
>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

-

『1st』というよりも安彦良和さんの映画を見た気分で、先ず動いてることに感動があった。
とてもよくまとまっていて、ガンダム観たことない人でも全然いける内容。

ハサウェイでも「モビルスーツこわ…」と思
>>続きを読む

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

-

荒唐無稽ギリギリのスケールといろんな人の恋路のミックス具合は『コナン』にしかできない。最高だった

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

-

『シン・ウルトラマン』の前に観た
話もよくまとまっているし、特撮のもつ綻びというか「みたて」の文化が好ましい作品だった

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

-

「空想と浪漫。 そして、友情。」がやりたかったんだな〜
ウルトラマン弱者だけど普通に面白かったですよ。
1年に1度のペースで庵野秀明の映画を観たい

ウルトラマンという設定が持つ「つかなければいけない
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

-

ポジティブな「思ってたのと違う!」映画だった
怖くて面白くて映像表現はフレッシュで、自分が映画に求めてるものが詰まってた。マーベル映画でトップクラスに好き

もう一回3Dで観たいな…

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

-

特撮とVFXとギャグが最高で、テンポもよく素晴らしかった。

寄生の嫌な感じとか、汗をかいた肌及びそれを照らすライティングがスパイダーマンを思い出した

名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

-

2022/04にもういちど鑑賞。
映像的テンポ的快楽にだまされてたけど、似た立ち位置の人が2人いたり、ゆえに片方の人の復讐がしょぼく感じたり、脚本はそこまで上手くないのでは…と思った

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

-

痛い!とにかく痛い英語だった

前作の『RAW』に続き、意図しない肉体的精神的な変容を遂げる女性の話。
私は面白く観れて最後には形容し難い愛と祝福感じたし、画もギャスパーノエを彷彿とさせるようなビビッ
>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

-

ニューヨークというムラがつらい話だった。辛いことが起こるが、そこまでウェットになりすぎず話の切り上げ方もさっぱりしていた

どうしたらいいのかわからない悩みを抱えてる友人の訴えを、面倒で見て見ぬふりし
>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

普遍性あり哀しみがあり因果応報あり、いい落語みたいな映画だった

ケイトブランシェット様が悪魔的に完璧だった。
自分の話術で丸め込んでいると思っていた相手が実は最初の段階の余計な一言でめちゃくちゃはら
>>続きを読む

大脱走(1963年製作の映画)

5.0

人の精神的自由と工夫。テンポのよい映画で時間よりもずっとコンパクトに感じた。音楽と風景が素晴らしい…