章立て構成になってるせいか前作のような一本通った勢いが失われてる気はするけど、演出とかアクションの技術的には相変わらず高いことやってると思うしまあまあ面白かった。
グライダーで空飛び始めたところあたり>>続きを読む
軽い青春映画かと思ったら意外と真面目に深みに嵌ってて人間味があった。この混沌とした感じがリアルといえばリアルかも。
5、6回目くらいの鑑賞だけど何回観ても永久不滅に名作だな。命って素晴らしいなあと本当に思うもん。
『空白』とほぼ同じ。
あのレベルの映画をこのスパンで再現してくるの超人的としか言いようがない。
我々はお互い皆不完全な生き物だけど、ほんの一瞬だけ完璧だった時があったんだよな。
ポールシュレイダーの映画って何気に初めて観たな。
激渋の男の生き様映画でカッコよかった。音楽の使い方も素晴らしい。
ファミリー映画として安定しまくっててむちゃくちゃ気楽に楽しめる。これからなんぼでも作ってほしい。
「悪は存在しない」ということは逆説的に「あらゆる全てが悪である」ということかなとか考えた。
どうあがいても前作の方がクライマックスにならざるを得ず、予算も削られた中でよく頑張ったと思う。
前作にも増して怪獣たちによる少年バトル漫画という感じがすごくて、アミバみたいな外道の悪役が出てきたり、冒>>続きを読む
ゲイだとカミングアウトした時の両親の反応が生々しくて印象深い。それを経ての和解シーンが一番グッと来たところかも。
終盤の展開はちょっとびっくりした。
犯人のサイコパス描写とかは今見るとちゃちだなと感じなくもないけど、サイコサスペンスの教科書的作品として上出来だなあと思う。
主役2人の距離感が良い。
周囲の人たちがみんな理解あって優しいので都合良い世界だなと思わなくもなかったり。
やべー奴が次々インフレして出てくる感じがジャンプ漫画っぽくて面白かった。
広げた風呂敷を終盤に強引に畳もうとするところはいつものダグリーマン監督作品っぽい。
3時間という長さをものともせず惹きつけ続ける力はあるし、病んだバットマンのキャラも面白味があったからまあいいかという感じだけど、さすがにもうちょいアクション映画らしいアクションがあってほしかったなとは>>続きを読む
前作以上に話が練り込まれてるし家族ドラマも絡んでて大満足。相変わらず面白かった。
ストーリーはないに等しいし結構中だるみしてる印象だけど、終盤のテンションは良かったかな。使われた血のりの量が気になる。
内容は90年代のオーソドックスな刑事アクションもの。
このくらいの感じがかつての地上波映画放送を思い出せてちょうどいいかな。
なるほど完璧な日々っスねーっ。不可能だという点に目をつぶればよぉ~。
とは思う(公衆トイレの清掃員の収入で現実的にこのような贅沢な生活ができるはずがない)けど、この映画が示したい精神性を描くために必>>続きを読む
中盤がモタモタしすぎて本筋から逸れてる感が強い。登場人物の頭もあんまり良くなくて、そのせいでトラブルが起こり続けるのでやや呆れながら観てた……けどラストはめちゃくちゃ好きなので加点。下手したらちょっと>>続きを読む
デルタの人かっこいい……。
反戦映画ではないのに描写が凄まじすぎて翻って戦争の恐ろしさが伝わるヤバい映画。
日常パートは素晴らしいけど、アクションパートはあんまり撮り方上手くなくて凄さが伝わりにくいかな。
普通に恋して人生に苦悩する等身大の殺し屋像が新鮮で良かった。
売春婦という職業の描き方がすごく良かった。
マークラファロには爆笑。
これだけ捻れた関係性を繊細に描き出せるのは超人的。マジで人間そのものという感じの映画だった。香川照之がすごすぎてひっくり返る。
映画自体も良い映画だったし、子供連れで観にきてるお客さんが多かったのもよかった。
濱口竜介監督の映画は静止して喋っているだけでもめちゃくちゃスリリング。
色々あるけどみんな各々一生懸命考えて何とかしようとしているのがいい。
ドラマ性が高そうに見えたのに最終的にその辺があまり活かせてなかったのは残念だけど、途中までは面白かった。
ゲラゲラ笑って動画撮りながら次々霊を憑依させていくジャンキーなノリが良かった。
久しぶりの再鑑賞。
昔観た時は主人公のキャラにイラついた記憶があったけど、今回は楽しんで観れた。だいたい内容忘れてたけどラストだけは覚えてたなあ。
さすがに古いと感じる部分はいくつかあったけど、良いところは良い。
この人のやってることはどっちかというと医療よりも福祉に近いかな。
久しぶりに観たけどやっぱり面白かった。
哀しき非モテオタクモンスターの描写が絶妙。哀しき非モテオタクモンスターは全員観るべし。
期待半分不安半分で観たけどめちゃ良かった。
肝心のゴジラや家族ドラマにはそれほど魅力を感じなかったけど、誰かがやらねばならない役目を引き受ける戦士たちの物語としてはバランスも取れてたしアツかったと思う>>続きを読む
シャマラン流のふんわり設定が活きたミクロ視点によるアポカリプス。こういう映画をずっと撮ってて最早お手のものという感じ。
密室劇ゆえに中盤さすがに少しダレたけど、家族ドラマの作りは相変わらずちゃんとして>>続きを読む
これを観て笑うか引くかはその時のテンションによって変わりそう。
最初の嫁さんが賢くていい人だったのにもったいなかった。
余計な台詞が少なくて期待以上に良い映画化だったと思う。原作を超えていると思えるシーンもいくつかあった。
磯村勇斗と東野絢子には泣かされた……。