映画館を家にしたい丸さんの映画レビュー・感想・評価

映画館を家にしたい丸

映画館を家にしたい丸

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.8

バットマンとジャパニーズ漫画,カンフーのたしあわせかなあ
カットや戦闘シーンのテンポがよく、カメラ配置も特徴的で正確
シチユエーション作りが完璧で痺れる
舞台、キャラ付けがすごいいい
でもかなり漫画テ
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

sfの頂点的作品
構想が深い作品は真意から遠ざけられてしまうと思っていた。エヴァを見て、sfを見て
だけどそんなことなくて、構造が深いということは描きたいものが違うというのかもしれない。だからこそ、ド
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.7

まるで洋書を読んでる気にさせてくれる作品
実験的なまでに映画表現で完成された映画で、無駄な小道具、無駄なカメラワークは存在しない。
全ての目の動きや流れ、カメラカットの初めに意味があり、それこそお手本
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

ロサンゼルス,ニューヨークまで鑑賞
映像表現で人物の特徴や性格をあぶり出し心地よい対人関係を擬似的に構築することに優れている映画だった。
例えば目線の動きや興味を持つもの。仕草や癖にだって人の性格はで
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プレデター(1987年製作の映画)

3.5

プレデターは何の比喩だったのか
宇宙人が最強兵器持ってて最強のソルジャーだったら面白くないか?っていう映画です。
戦士は使い捨てではない
プレデターは軽く木の上を飛び回り、温度センサーで人間や生き物を
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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.4

社会性と意義があればなんでもやっていいと思っとるやん。オマージュとか結構面白かったけど眠いから感想はあとで情熱があったら書く

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

ナイトオンザプラネットとクリープハイプが好きなのか、それとも私小説なのか...

秒速5cmを見て以来失恋、喪失といった誰でも感じるものを体系的に提示する映画を意識するようになった気がする。
30歳く
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ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.7

地獄を巡る星の王子さま。
主人公の猫は死神に連れていかれてしまったお姉ちゃんを助けるために、色々な世界へ足を踏み入れる。
1凛の花を探しに
けれども、そこはどこもかしこも正常な人など居ないまさに地獄の
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

4.3

岡田麿里新作に控えて久々に見ました。
心の中を話して、みんな臆病な気持ちで、それは恋愛だけじゃなくて、好きって言う気持ちだけでなくて、みんな自分が思ってることを言いたくて、でもそれを言ってしまったら傷
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

もはや、これが劇場版コナンになりつつある
映画館の先頭の席で見てみた。
首痛かったし、画面の角度が正面じゃなかったけど前に人がいない優越感は唯一無二やなって思った

カモン カモン(2021年製作の映画)

5.0

大人に向けた最高の紙芝居
この映画を見て思った。この映画は僕達人間にしか作れないなって
映画というのは僕達にとっていつも曖昧だ。悲劇的で、説明的で感想的で、それなのにどこか他人事で、そんな世界を作るこ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.4

ギャグと音楽の緩急で場面転換をスムーズに行うタランティーノ独特の取り方がハマりまくっていた
チェンソーマン作者の好きな監督タランティーノのことを少しでも知ろうと見始めたらびっくり。きっと、タランティー
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.9

sfしてたけど面白かった
かなり綺麗なお手本のような映画
キャラ同士の構造がしっかりしてて、精神的成長やキーパーソンなどもわかりやすい
インディジョーズ復活に大きな灯火
空の上に次元の裂け目があったり
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

-

グロすぎて家族と飛ばしながら見だから評価なし
B級ホラーのスプラッター映画だね
ユニバース化するらしくてびっくり仰天

グレムリン(1984年製作の映画)

3.7

ギズモが可愛い映画
子供向けに教えもあるし、こーゆう映画もありかな笑
中身のない映画だとも取れるし、反戦映画とも取れるのかなあ...深読みしたら
もはらおさるのジョージやなあこれは
映画の基礎は映画で
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.4

これこそマーベル!!
キャラクターじゃなくてシナリオがね!
漫画を映画にする能力がマーベルは高すぎる。
そして、完成度も高い。
テーマ性全振りの出し惜しみのないマーベルが僕はだーいすき

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

-

ここまで酷いならわざわざ続編にする必要なかったのでは???
設定の矛盾や藤子不二雄先生がやらなかったことをやってみようという精神はいいと思うけどこれは正直マジで侮辱とも言えるやろ。
おいおいおいおい
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.5

「大人になってみるとまた違って見える」

雨とカメラの使い方が考えられてると思う。細田守監督の演出は本当にすごいし心を揺さぶられる。
いつ見ても面白い映画!

2024/3/11
5回目くらいの鑑賞
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

3.8

5年分くらい泣いた
観客に追体験させる展開と、人間として続いていく時間の描き方が素晴らしかった。
カメラは我々を基準として動き、映画というより小説の情景描写に近い構図が多く、語りとも言える部分はかなり
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.5

主人公のすべきことは政治家ではなく、主人公であると。
シナリオやキャラの構図に論理性はなく、全体的にsfエンタメに寄せた映画でした。
宇宙人の侵略に立ち向かうアメリカ人という主題を突き通すためのキャラ
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.9

久々に映画を映画館で見たが、やっぱり映画は映画館に限るね。
アニメ映画と言うよりは試合って感じであり、映画の起承転結さも主題もあまり主張が激しくない。それこそ^お祭り^であった。
構成としてはいつもの
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スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.4

かなりガバガバな面は多い。
でも、カメラを切り替えたり、古典的なカメラ表現を使っていたり評価する点は多い。
が、ネタバレ防止と感銘を受けてないのでレビューはこの程度でおしまい

岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

3.7

見る人全てのために作られた映画
あるクリエイターが言った。あの震災以来、自分がやっていることに正しさが自信が持てなくなったと。自分なんかが頑張れとか前向きにとか言っていいのか。それがわからないと。
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エスター(2009年製作の映画)

3.7

男性への視点とあり方を描きつつ、父親としての強い渇望を根幹に置いた、サイコパスな少女の狂気的な映画である。また、幼い少女に対して恋愛感情を抱く大人に対して強く批判を促した映画でもある。ロリータ的ファッ>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

3.8

つみきのいえ、それは水面が上昇した世界のお話。上昇した水面に対応するように、積み上げた家と、積み上がっていった思い出を家と例えている。
この映画を見て、思ったことは人間らしさ、不器用さの素晴らしさであ
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

映画としてはよき。
俺は嫌い。そうか、映画だこれは。
キャラの対比や表現、感情の示唆、どれも一流。描きたかったものを描いてる。綺麗にわかりやすく。
描きたかったもの、監督のジャズへの情熱と妄想、そして
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.4

視聴後1日後の記入のため感情論はあまりなし。
個人的に今回の映画は感情の起伏を追うのが難しい映画であったなと思う。前回のおかだまり作品を見ても思ったのだが、演出による感情の表現がかなり少ない。それを使
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.8

徹夜してみたのであまり新鮮に集中はできてなかったかもだけど、面白かった。
人間ドラマもので伏線大量だ!
長いけどまたみたいね

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

面白かった!
MCUっぽさはあんまりなかったけどストーリー全体的にまとまっててよかったね!
でもお父さん報われなさすぎて辛いし、父を殺そうと決意するシャンチーのシーンが辛すぎて......。
全体的に
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.6

20年間何をしていたのかもあまり明かされず、感情の起伏の表現の少ない母にあまり共感できず。
なんか全体的にそんな上手く行くか?というった映画でした。
でもマーベルおもろい!
でもあんまり感情に共感でき
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

3.8

構成がよく短い尺でよくまとめたなという映画。
こればっかりは仕方ないがcg的な絵、大幅な移動による背景の転換がない分それこと映画そのものに集中するしかなかった。
技術的なものは他の超大作と比べるには違
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.1

お手本のような綺麗な映画
構成が綺麗で伝えたいこともわかりやすいね!
我々がエンドゲームを見終わっておいおいアイアンマンなしで大丈夫かよって思ってる思考をぎゃくにとられたなこりゃあ
無印スパイダーマン
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.6

宮崎駿の最後の作品を見てきました。
ネタバレなしで話すと、きっと宮崎駿さんは僕たちにジブリを届けてくれる。
個人的には宮崎駿が出てきて、それを鈴木敏夫さんが友達として僕らに届けてくれる。そんな映画でし
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.7

かっこいい〜
って感じや。
やっぱり綺麗な映画って感じ。
テレビ放送だから吹替だけど字幕で見たかった。
まじで、それだけ