映画好き人間さんの映画レビュー・感想・評価

映画好き人間

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西鶴一代女(1952年製作の映画)

3.9

なんか不気味のように見えた
千と千尋のあるシーンの元となったであろう部分や嫌われ松子の一生のように行く先々で不幸にみまわれる。
なんとも悲しい物語

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.5

ドタバタコメディーでもあるが、すごく切なくなる
古典落語をわかっていればもっと面白いんだろうなと思う

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

よかったな
紅葉北海道の移動距離エグない!?
アクション多めだけどシュールな部分もあり楽しめた
まさかのラストはびっくりした

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

これは障がいを持つ家族の話ではない家族の話。たまたま自分以外の家族がろう者なだけであって,それ以外は何も変わらない家族。
すれ違う時もあれば納得いかないこともある。けど,家族という存在に助けられること
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.5

ずっとすれ違ってたな〜
序盤のミシェルが運転しながらカメラに向かって話すところはめちゃめちゃ面白かった

逃亡劇なのに逃亡劇を忘れさせるぐらいの会話劇だった
唇をなぞるあの癖はなんなのだろうか,誤魔化
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生きものの記録(1955年製作の映画)

4.1

水爆や原爆に対して問題を深刻に考えていない我々がおかしいのか,はたまたその逆である中島喜一のような人がおかしいのか
精神科医が放った最後の一言がこの作品から70年近く経った我々にも深く突き刺さる。
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

家族ってなんなんでしょうね
血が繋がっているから家族なのでしょうか。家族は血が繋がっていないといけないんでしょうか。
最後にゆり(じゅり)が目にしたものはなんなんだったんだろうな,救いであってほしいな
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.6

シリーズで1番サム・ライミらしいなって思った。

ストーリーとしてはあまり面白くなかったけど,サンドの最後のセリフの「わかって欲しかっただけ」というセリフがよかった。
MJもピーターに共感ではなく理解
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わたしのトーチカ(2021年製作の映画)

3.6

生活の息苦しさを水中での生活(主人公はボンベをつけてないと生活できないところ)で表していて,観ている側も息苦しさを感じやすくなった。

最終的にあれは主人公の思い込み?想像?だったのかな。最後ススキ(
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1作目の「大いなる力には大きな責任を伴う」ということが核になって話が進む。
前作からの繋がりがおおいにあるため1作目を観てから観るのが望ましい。
MJとの恋が上手くいかず思い通りに糸を出せなくなったり
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.5

山田杏奈の演技力の高さに驚く。
学園祭の木を蹴り倒すところの山田杏奈はとてつもなく最高だった。
母親が不在のたとえ,父親が不在(出てこない)愛と美雪。誰もが何かを探しているように見えた。
自分と自分の
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.9

共依存か……
依存することは悪いことではない。ただ,その依存の先が行ってはいけないところだっただけであった。

息子がメッシュを入れたの母親が愛していた遼に近づけるためであるし,家庭内における父親の不
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大学は出たけれど(1929年製作の映画)

3.3

サンデー毎日面白かった。
働くということの大変さ,苦労を知る
それは昔も今も何も変わらないことなんだなと思った

傷物語-こよみヴァンプ-(2024年製作の映画)

3.6

批評などを学んでいると物語シリーズ未履修でもめちゃめちゃに楽しめる!逆に批評や物語シリーズを全く知らないと置いてけぼりになるかも。
政治色が強すぎて個人的にはめちゃめちゃに面白かった。また,水,地下,
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和製喧嘩友達(1929年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

同居している男2人のところに家がない女が生活に介入する。
男2人は女のことが好きになり,喧嘩をするようになるが,最終的には近くの家に下宿している学生と女は結婚する
恋愛ドタバタコメディー的な映画。
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.0

映画としての評価

史実ではない。
いつの時代も上がク◯だと犠牲になるのは国民なのだなと思う。

音楽がうるさかった。なくてもいいのになというところで音楽が鳴ったり,セリフが入る。
フィクションだから
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.8

消防士をテーマとした作品なので,火災現場のシーンは圧巻。
一番最初のバックドラフトが起こるシーンはカットや編集の仕方でワンカットのように見えて本当に恐かった。

最後の方は少し涙ぐんだ。二人を弔うとこ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

グロいけどグロくない
実際にあったトマトスープ事件などを取り入れててブラックコメディー満載
犬が執拗に男性器を食べていたのは面白かった。
運転してるのがどっちかで今家族の主権を握っているのは誰かがわか
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パージ(2013年製作の映画)

4.3

めちゃめちゃ人種差別を盛り込んだ話だった。
白人>黒人>アジア人
自分が殺されない立場(高みの見物)の人はパージを楽しむが,自分が殺されるかも知れないもしくは身近な人間が殺された時はパージを恨む。エン
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.7

まずは映画的な部分。
表情を写さずに口元の些細な動き,視点人物の背中を写し目の前で起こっていることを見せてその人物が何を思っているかをこちらに想像,カメラの位置が大きく動かないため限られた範囲での情報
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

消費社会へのカウンターパンチを喰らわすような作品
あとブラッド・ピットがかっこいい

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

とりあえずタランティーノは音楽センスがいい。
チェリーを咥えては捨てるミアの男性を弄ぶメタファーであったり,男たちのホモソーシャル的な関係,妻が黒人であるにも関わらずnigger発言をするタランティー
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

9.11。この時自分はまだ生まれていないが,確実にこの日から世界は変わった。

観ているこっちも辛い。自分がもしその立場だったら,自分がもしその環境に置かれたなら,どうするだろうか。そんなことをずっと
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

誰の心にも何かに対して反抗したいものはある。それをロックというもので表現されている。10歳という若さが持つ青さもすごく痛いほど美しい

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.3

最初はみんな仁義があったのに仁義あったものがどんどん死んでいき同士で殺し合うようになっていく。
どうしてそうなった……

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.4

めちゃめちゃ面白い
テンポ感もいいしコメディー要素もあってちゃんとハラハラするのは流石

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

おもちゃの視点から描いた作品,初めて観た時映画って面白いな,自由だなと思った

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.1

スパイダーマンシリーズを鑑賞するために見直し。
今見るとツッコミどころ満載だな。特にMJの運動神経と生命力etc
ただ当時の技術を考えれば画期的な映画だったんだろうな。
いつ見てもおじさんが死ぬとこ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

血が繋がっているから家族なのか、盃を交わしたから家族なのか。果たして家族とはなんなんだろうか。
彼らヤクザにも生活があって家族がいる。それは忘れてはいけない。そして父親がヤクザだとしても子供からすれば
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

歴代のジブリ作品が要所要所に出てきているので,ジブリ作品を復習すると良い。またそのシーンはどういう意味を持っているがなどが自分の中でわかっているとストーリーはわかりやすい。

親子の関係性を描いたスト
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