やしさんの映画レビュー・感想・評価

やし

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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.2

「お前は俺の"車"だ」


今年(2021年)に続編も公開される大ヒット作。

映画のテーマとして、"地球外からの生命体に人間が寄生される系"は珍しくもない。
それをアメコミのダークヒーロー版で作ると
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007/ダイ・アナザー・デイ(2002年製作の映画)

3.0

ブロスナンボンド、お疲れ様でした。

最後は北朝鮮。

またもボイン路線。

"00"を剥奪されたボンドと整形マンとの闘い。

セクシー&スマートなボンドは完全に見飽きてしまったけど、氷の海での波乗り
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007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

3.0

ピアース・ブロスナン版だぶるおーせぶん三作目。


わるいひと:ロバート・カーライル
ぼんどがーる:ソフィー・マルソー、デニス・リチャーズ


『007』ってどっかで飽きません?
飽きさせないように毎
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007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年製作の映画)

2.8

ピアース・ブロスナン版ボンド二作目。


今回は
《ボンドvsメディアの帝王》

この人、自分の顔をドデカイ垂れ幕にして自社ビルに掲出する超目立ちたがり屋さん。

中国、アメリカ、イギリスを標的に第三
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007/ゴールデンアイ(1995年製作の映画)

3.4

ゴ〜〜ルデンア〜イ♪


新作に向けてアマプラが全作品配信してたので観直し。
(全部はムリだけど)
たぶん本作が人生で初めて観た007映画のハズ。

「ジェームス・ボンドといえば誰?」
の質問で大体世
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

1.8

普段あまり観ないアニメ映画。
その上、『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』があまりにも●●だったので(💦)邦画アニメ観るのに抵抗あったけど、
たまにはいーね!


そんな訳で詳しくはないけど
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.7

「観始めると辛くなるよ」

と聞いていたので恐る恐る鑑賞。


2008年、インド・ムンバイで起きた同時多発テロ事件の映画化。

まだ若い青年らが無感情に無差別に銃を乱射する。

その突然の恐怖がBG
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

《日本国民としての悲しみ》


だいぶ気になってた作品でしたが、噂に違わぬ重厚な社会派でした。


聞き覚えのある、性暴力事件や大学新設事件…

これをあれだけの規模で映画化されていることに改めて驚き
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ライフ(2017年製作の映画)

1.8

宇宙空間という未知で神秘な世界で味わう「人生(LIFE)って素晴らしい!」という人間讃歌の物語…ではなく、
一言で言うなれば《寒天ダコ》の話です。

ハッキリ言うならば、たくさんの映画を観てきている映
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

「映画とは芸術だ」とはよく聞くが、それを感じた作品に出会ったのは初めてかもしれない。

いや、出会ったことはあったけど、それらは「芸術的だ」とは思っても映画として「面白い」と思える作品には出会ったこと
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.3

【完全なる復讐】


婚約者を殺された男(イ・ビョンホン)が4人の容疑者の中から犯人を探し、見つけ出すところまではお決まりだけど、その後の展開が予想外。

悲しみと怒りに苛まれる男に共感していたけど、
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空気人形(2009年製作の映画)

3.0

「私は空気人形。せいよくしょりの代用品」


中年おっさんとダッチワイフ。
ある日、"彼女"に心が宿ることになる。


18禁で個性強めの題材を、「なんとなくイイ感じ」にしてくる是枝監督。


序盤、
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.0

【KY(危険予測)映画】


飛行機事故を回避した7人に襲いかかる"死の運命"……


2000年に製作。
ジャンルは《青春×ホラー》
『スクリーム』『ラストサマー』などと同じ系統。


「いつ死ぬ?
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.2

「犬になってしもうたんじゃ」


あの素晴らしい前作の興奮をもう一度!
だったが、、
…う〜ん、ちょい物足りん!

『Level1』は、中年オヤジの頭皮しかり、油ギットギトの世界が堪らなく満足感を与え
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初恋(2020年製作の映画)

3.7

ハマるとクソ面白い三池監督作。


ヒーロー(余命宣告を受けた天涯孤独なボクサー:窪田正孝)
ヒロイン(借金の肩代わりをさせられているシャブ中毒の女:小西桜子)

二人が織りなすバイオレンスアクション
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

「人生の幸せとは」を描く名作。


空港でに離れ離れになるカップル。
13年後、男は「すべて持っている」と言えるほどの成功を収めるが、その彼女は傍にいなかった。


「これから起きることはあんたがしで
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

2.8

「契約は破られた。俺がルールを作る」


アマプラ限定作品。

ざっくり
アメリカvsロシアの対立…と見せかけて、なヤツね。

中盤までは、スピード感といい、こちらの予想をちょっとだけ超える展開といい
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.0

〜this is カップルムービー〜


ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー
2004年撮影。
二人は本作の共演がきっかけで交際開始。
婚姻期間は2014年〜2016年(その後離婚)


ある
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夜に生きる(2015年製作の映画)

3.5

「ここが天国だ、いまいるここが」


禁酒法時代、二大勢力が収める街で誰かに従うことを嫌い、少ない仲間とヤマ(仕事)をする無法者の男には愛する女がいた。
だが、それは禁断の愛だったーーー


ベン・ア
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

期待通り面白い…っ!

幸福度ランキング上位の常連、デンマーク製作のワンシチュエーションスリラー。

舞台は警察の緊急通報受付センター。
主人公は"ある事件"で左遷され、仮配置中。
カメラはそこから動
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.4

ブラピが友達のジョージ・クルーニーに憧れて宇宙映画を作ってみた。

その結果は…


宇宙旅行が当たり前の近未来。

サージ(異常に高い電圧)が海王星から地球に降り注ぎ、何万人もの死者が出る事態が発生
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

『孤狼の血Level2』を鑑賞する前に『凪待ち』と合わせ立て続けに白石和彌作品。

『ひとよ』って「人よ」かと思いきや、「一夜」なんだね。

一つの夜に起きたことで、人生がどう変わったかーーーという話
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.4

ギャンブルとアルコールだね。

ワルい人撮らせたらバツグンの白石和彌監督だし、せっかく好感度バツグン香取慎吾くんだし、
引くぐらいワルい人なのかと思いきや、意外にイイ奴だった、と思いきや予想外にクズだ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.1

本日2本目の映画鑑賞(一本目は午前十時の映画祭『ターミネーター』)。
連チャンなんて何年振りだろう。

こういうインディーズ系を映画館で観るのも久しぶり。
映画館行く機会がグーッと減ったから無難な大作
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ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて


『ターミネーター2』も以前のリバイバル公開で劇場鑑賞出来たので、本作も心待ちにしてました。
以前に観て(初鑑賞)から何年ぶりぐらいだろ?
20年振りぐらいか?

改めて観ると
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

『ディア・ドクター』を観てすぐにClip!した本作。(同じく西川美和監督作品)


序盤、夫婦のわずかな会話で、"夫の器の小ささ"、"妻の聡明さ"が理解る。

そしてケータイストラップの使い方、絶妙。
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星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

2.2

2021年公開作をようやく4本目鑑賞。
これもアマプラ配信作。
今年、映画館では未だ2本…。


30年越しの続編。
この手の作品は前作の鑑賞が必須だ。
なぜなら前作のセルフコメディのような作りになる
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

2.5

まず、「なんだこれ?」が直後の感想。

監督は何を思って本作を製作したのか、
観客に何を伝えたかったのか。


なにせ分かり易い作りではないし、
メジャー作品でもないので考察も少ない。
加えて、ロビン
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未来のミライ(2018年製作の映画)

1.2

始まって5分で分かる。これは…ハズレだっ!


細田守監督のファン、気分を害したらすいません。
全然面白くなかったです。

幸いなことに(?)映画館ではなく、アマプラ鑑賞だったので、開始5分〜エンディ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.5

全世界のMARVELファン待望。


「3,000回愛してる」から2年以上の時を経て公開されたMARVEL新作の主人公は、映画ファンのバイブル『SCREEN』で、MCUキャラ人気ランキングで、キャプテ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.2

(レビュー書きっぱなしでアップしてなかったから最近まとめて連投)


AmazonPrime限定作品。
実は2021年の公開作がまだ『シンエヴァ』だけだったので、これでようやっと2本目。。
(映画館行
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

雨の日は会えないのに、晴れた日に会えるものなーんだ?

…答えはちゃんとこの映画内で明かされるのでご安心を。

ヒントは車です。


そんなナゾナゾ解きの映画ではないのですが、奇妙な物語ではあるのは確
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ザ・バンク 堕ちた巨像(2009年製作の映画)

3.4

武器商人と繋がる世界第5位のメガバンクにクライヴ・オーウェンとナオミ・ワッツが闘いを挑む!


クライヴさん、濃いわ〜。
目が合った瞬間そむけちゃう目ヂカラの強さは物語に重厚感と迫力を与えてくれる。
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.5

★午前十時の映画祭にて★


コレも是非映画館で観たかった。
1996年公開。
当時レオの大ファンでした。
女性だらけの名古屋は矢場町の映画館、ぼっちのオタクボーイは映画館に近づくのもビビってました。
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ヴィジット(2015年製作の映画)

2.5

シャマラン監督って何者なんだろう。

なぜか、
「M・ナイト・シャマラン監督作」
って聞くと観ないといけないような気がしちゃう。

全部を観ているわけではないけど、なんだかんだ気になって割と観てる。
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透明人間(2019年製作の映画)

3.9

「サプライズ」


夜中、目覚める女性、
ベッドの隣の男性を起こさないよう身体を起こすが、どこか奇妙な感じ…

オープニングから興味津々、センスを感じさせる出来。
評判通り、"アタリ"の映画にあったこ
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