movieloversjさんの映画レビュー・感想・評価

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8番目の男(2018年製作の映画)

2.5

韓国内の実話に基づくとのことだが、コンセプトは”12人の怒れる男 angry man”と同じ。リメイク版を観ているのかと思った。
12人の…は、米国映画だが、その中に韓国固有の事情や事件を加味した映画
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耳をすませば(2022年製作の映画)

2.0

夢を追いすぎて、今が疎かになるってこと、意外にありがち。ふと気づくと、中途半端になってる。今がそうではないが、ふと気付かされる映画。
なぜか、主人公に強く共感できるわけではなかった…が、これほど理解し
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ある男(2022年製作の映画)

2.8

再婚し幸せな人生を過ごしていた女性。物語は、その男が事故で亡くなる事から展開が始まる。その男は、実は別人だった。
戸籍交換がベースにある話。
逃れられないレッテルから逃れるには、別の人生を歩むしかなか
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ナポレオン(2023年製作の映画)

2.5

はじめにマリー・アントワネットの処刑シーンから始まる。マリー・アントワネットは、死ぬ時も気高かったとこれまで読んだ何冊かの本では描かれていたので、この庶民のような演技は少し残念だった。

さて、映画全
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破戒(2022年製作の映画)

3.5

島崎藤村原作。
原作を読んだことはない。部落差別がまだ、根強い明治の時代、身分を隠し生きる教員が、強烈な思想家との出会いを通して、変化していく様を描がれている。
静かで理性的な教員である主人公の人柄が
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ホリミヤ(2021年製作の映画)

2.8

高校生の青春ドラマ。
登場人物の友人たちの性格が👍なので、観ていて安心感あり。
主人公の過去の暗い過去時代の心情が、思いの外リアルで、説得力がある。
ストーリーはともかく、人物描写が面白くて惹かれる。

ひるなかの流星(2016年製作の映画)

2.8

女子高校生が、先生と同級生との狭間で悩むという物語。
永野芽郁が観たくて視聴。
先生のキャラ設定や行動描写に問題あり。これは、今の時代では、犯罪に近い危うい、思わせぶりや、不健康な行動では⁈
三浦翔平
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タチャ 神の手(2014年製作の映画)

2.5

ユ・ヘジンは、多くは出てこないが、さすがの演技。コミカルさと郷愁、愛情など、入り混じった表情が絶妙。
花札のルールがわからないので、細かい機微が理解できていないのかもしれないが、ストーリーは、大雑把に
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母性(2022年製作の映画)

3.0

母娘の確執、むいしきの心理的束縛によるそれぞれの人生を描いた物語。
誰かへの期待に応えようとしたり、その愛情や関心を得るために無意識に頑張ってしまう…、それが自分の思いになってしまう、ということは母娘
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

実話に基づく映画。過酷な環境に置かれた子供たちが、健気に生きる姿を描いている。子供にとってあまりにも過酷な状況の中、必死に、人を恨むこともなく、優しさを保ちながら生きる姿に切なくなる。
こんな環境で生
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

阿部貞夫しか醸し出せないような優しさと狂気を混在させた演技が凄い。
コンプレックスや闇を持つ登場人物たちの心の動きが細かく描かれており、みごたえがある。
日本映画には珍しく、残酷なシーンが生々しく表現
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ザ・マザー: 母という名の暗殺者(2023年製作の映画)

2.5

ジェニファー・ロペスが主演だと気付かずに鑑賞。凄腕の殺し屋兼母親の役を、力強く演じている。生みの母、育ての母がそれぞれの立場で子供を守り抜く。(映画は、生みの母の物語だが)
ストーリーは、単純だが、ア
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聖なる証(2022年製作の映画)

3.0

じゃがいも飢饉後のアイルランドでの物語。
この物語の演出や、信仰心に基づくそれぞれの登場人物の言葉や行動は、当時の情勢、カトリックやプロテスタントの考え方、家族と信仰心の考え方の知識がないと理解が難し
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.0

ダイアン・レインとケビン・コスナー、一世を風靡した俳優が共演。
テーマは、劣悪な家庭環境に置かれてしまった孫息子を全夫の両親が救い出す、というもの。
小説が元になっているからか、息子の死因や、途中から
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

泣きました。
結末は予想された流れではあるけれど、トランスジェンダーのなぎさと、一果の心の結びつき、互いへの優しさに涙が止まらなかった…。
草薙剛の決して美しくない女装姿と、眼差しの奥の寂しさの表情が
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また蝶が舞う日まで/宮鎖沈香(2013年製作の映画)

3.0

チャオ・リーイン(ルー・イー?)は、明蘭で初めてみて好きになった女優さん。本作での悪役ぶりは、意外な側面だったが、はまっていた。
主演のチョウ・ドンユイも可憐な魅力ではまっていた。
途中、想い人に気づ
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僕等がいた 前篇(2011年製作の映画)

2.0

コミック原作のようだがうなづける。
学級委員タイプのみんな仲良くしようね的性格の女子と、ツンデレモテ男が恋仲に。
その、モテ男は、家庭や過去に重い事情を抱える。

全体のストーリー的には、ちょっと謎解
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僕等がいた 後篇(2011年製作の映画)

2.0

前編より、面白い。高校時代は流石に無理だろ、というキャストが年相応の設定になり、みやすくなった感あり。

クレイグスリスト・キラー(2011年製作の映画)

2.5

実話に基づいたサスペンスとのこと。
実話ではあるが、本当にこの男性が犯人なのか、状況証拠としては限りなく黒だが、自白もないまま、当人は自殺してしまったから真実は闇の中、のはず。
そして、多くに恵まれた
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花芯(2016年製作の映画)

1.5

知らずに観始めて、瀬戸内寂聴の経歴と似ているな…と、思っていたら、原作は瀬戸内寂聴さんだった。
常識にとらわれない自由な気質の女性が、見合い結婚の生活の中、あるきっかけを経て、愛と肉体的な喜びをえるこ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

1.0

チェ・ウシクが、観たくて鑑賞。
パニック映画。危機的状況に陥った時、これまで、疎遠であったり、少し距離ができていた家族家族や友人など、身近過ぎてぞんざいに扱ってきた人々の大切さに気づく、というストーリ
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20世紀のキミ(2022年製作の映画)

2.8

可愛いラブストーリー。
高校生の淡い初恋ものだが、最後はいけていない。ドラマチックなものに仕立て上げたかったのかもしれないが、お涙頂戴感満載で、安直。ほのぼのと人物を描いているだけに、この終わり方の薄
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パープル・ハート(2022年製作の映画)

2.5

パープル・ハートとは、アメリカで戦傷者に贈られる賞のこと。
過去に過ちを持つ若者が、人生をやり直すために入った海兵隊。しかし、過去に過ちから逃れられず、偽装結婚で入隊する。そこから始まるラフロマンス。
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ガール・コップス(2019年製作の映画)

3.5

なのも期待せず観たら、想定以上に面白かった。
男女差別が根強い韓国社会かつ警察組織の中で、理不尽な扱いをされたり、家庭の事情で現場から退かざるを得ない女性警官が、現在の任務の枠を超えて正義をつら貫こう
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仮面の男(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

豪華俳優陣。
私のイメージする三銃士よりむさ苦し感がありましたが、これが本来のイメージなのか…。

実は、ルイ14世がダルタニアンのだったり、双子だったりとフィクション満載のストーリーがとても面白く仕
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プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

1.6

カン・ドンウォンが好きで鑑賞。
カン・ドンウォンは良かったが、映画は微妙。

キム、ユンソク、カン・ドンウォン、何故これほどの俳優がこの映画への出演をしようと思ったのか…疑問。軽いオカルトだが、ストー
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

事前の宣伝で受けた印象より地味な一作。
自分以外耳の聞こえない一家を、健常者として支えてきた高校生の主人公。
そんな少女が、初めて自分の進みたい道をみつけ、自分のための人生を歩もうとする中で、家族との
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