moviERさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.5

出しゃばり新郎の盛大な結婚式での
ピンチに次ぐピンチ。
ドタバタなのになんかお上品。
笑いどころがさり気なすぎて
これがフランスのコメディーか…
って感じ。

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

アリーとノアの物語。
物語の綴じ方がもう…
この二人には最高のハッピーエンド。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

アニメにありがちなストーリーに見せかけて、道徳的に落ち着くのが意外と新鮮。
とにかく色彩豊かな雨の景色が素晴らしい。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.3

一体誰が騙されているのか
探りまくった2時間後、
一番騙されてたのは自分だと気づく。
それ毎回…

騙し合いが大掛かり過ぎて
もうこんなん映画やーん!
と思ったら映画だった。
これ毎回…

ジェシーと
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

身につまされる認知症の世界。
なぜか周りの状況がコロコロ変わる。
観ていて一緒に混乱してしまう。
こういう気持ちになるんだ…と
不思議で悲しい気持ちになった。

本人が一番混乱している状態、
周りはも
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.4

大スターに突然プロポーズされてしまう
数学教師。
予想通りの結末。
ストーリーに新鮮味はないが、
ジェニファーロペスの歌は満喫できた。

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.8

今どきの子たちと頑固じいさんの
ひと夏の同居生活。
ありがちな設定ではあるが、
説教くさくなく、
おじいさんがなんだかんだ孫を大事に想っていることが伝わってくる。

ラストのシーン、
聴こえない末っ子
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(2020年製作の映画)

3.6

遠回りにも意味があった。
でもそれは
後からではないと分からない。
運命だから再会するのか、
再会するから運命となるのか…
最後は自分の行動次第。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

生放送のラジオドラマ。
俳優のワガママで、
役名の変更をきっかけに
ドラマがスタートしてからも設定がどんどん変わっていく。
出演者、スタッフが
それぞれ我を通すあまりドラマの内容がとんでもないストーリ
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.5

公開前から楽しみでワクワク!

ドキュメンタリーのような
アート作品のような
素敵すぎてどっぷり浸り
心地良すぎて
途中で何度か居眠りしてしまい
そんな自分に驚いた。

彼自身が語る思考やイメージは壮
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

誰にでもある人の善と悪の2面性。
普通なら胸の内でうまく処理したり、
穏便に済ませることを
全面的に表に出して
見事に豹変したゆりちゃんと田母神。
再生回数のためなら手段選ばないYouTuberや
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

公開当時以来の鑑賞。

亡くなった藤井樹を通して文通する
2人の女性。

亡き婚約者に送った手紙が、
結果的に
彼が中学時代に送った別の女性へのラブレターにつながるという仕掛け。

亡き人から返信が来
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.6

お金に振り回される人生。
考え方を変えるだけで、
心豊かに暮らす方法もある。

深刻な問題を明るいコメディで観ることで
少し気が楽になる。

金銭的どん底ファミリーにやってきた
超浪費家のおばあちゃん
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.4

別の人と幸せになった今でも
ちょっと思い出してしまうあの人の誕生日。
1年ずつ遡って見せる手法。
公園で亡き妻を待ち続ける男の物語が映える。
思い出すだけ。
それ以上も以下でもないのだろうけど。
もう
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.2

軽いような重たい夫婦の関係。
仲良く見えても、
悪く見えても、実は色々あるんだな…。

デスノートもひとつのキッカケ。
いい意味で。

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.2

ドキュメンタリー映画。
猫と街とのいい関係。
人々の猫を見る眼差しが優しいこと!

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.6

あの環境で希望を捨てない強さ、
そして人に寄り添う力、
山本さんのお人柄があってこその
温かい未来。
人が人を想うパワーって
何よりも強いと感じた。

そして
戦争が過去だけの話ではない今こそ、
コロ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.1

豪華キャストに期待しすぎもあり、
ストーリー展開は
結局何の話???
となってしまった。
実際の事件の事など何も知らずに鑑賞すると
こういう感想になるらしい。

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.5

実話にしてはドラマチック。
ラストギリギリまで、
クメイル、ドンマイ!だったのに。
信仰や人種の違い、
命の危機、コメディ…など
盛りだくさんの複雑でハッピーなお話。

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.3

不幸に次ぐ不幸。
信念で生きるには辛い世の中。
それでも母はあえて不器用に生きる。

前を向く母子。
救いがあるのかないのか、
息子が母を誇らしく思ってることだけは
分かった。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.6

小説が面白かったので映画も期待。

肉子ちゃんの容姿やキャラが
実写じゃなくアニメがピッタリ。
あんなお母さんでは恥ずかしい…って年頃の
美少女きくりんが、彼女なりの寛容さで
色んな悩みと共に成長して
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.7

たった一人の親友が
黙って旅立った。
これほど悔しく悲しいことはない。
あんなに心の内を明かした手紙を
こまめにくれてたのに…。
置いてけぼりをくらったシイちゃんが
暴挙に出るのも共感できる。
遺骨と
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

震災がベースにあるのに
暗くなく、コミカル感さえ出している。
こんな表現方法があるんだ!と
感激してしまった。

あの時日本中の人が
一人ぼっちになった
幼いすずめのような気持ちだった。
「明日の私」
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.3

可哀想な生い立ちで
人付き合いが苦手だった子が
幽霊と生活しながら
人とも向き合えるようになるという話。
なかなか楽しい幽霊達で
ホラー感はなし。
どちらかというとほのぼの系。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

みぃたんと優子、
まったく別の物語のように見せかけ
1番いいところで合体する仕掛け見事。

派手でハチャメチャな割に
みぃたんとの生活を1番大切にしていたママが娘を手放すなんて謎ではあったが、
ああい
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.7

亡くなった人との不思議な文通。
悲しい最期だったのに
なぜか悲壮感がなく、
彼女の足取りを温かく包むような
幸せだった頃を見守るような…
残された家族達の愛ある受け止め方と、
一人の小説家。
ぎりぎり
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インセプション(2010年製作の映画)

3.8

2回目だが、
やはりラストは「これどっちー?!」
ってなる。

凝り過ぎた設定に前回よりは
理解できた…かもだが、
不思議感覚で終わるこんな映画も
たまには良い。

キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.2

やっぱり
オリジナルを初めて観た衝撃は
もう超えられない。

B級、素人感満載でないと
あの味は出ないんだな…

余命10年(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ただひっそり生きる10年と
生きる喜びを噛みしめながら生きる10年。
後者のほうが良いに決まっているけれど、
欲が出てきて死ぬことへの恐怖が
倍増してしまう。
これも確かに辛い。

プロポーズまでして
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.9

養子を迎え入れた家族の話と、
当時は我が子を手放すしか選択肢のなかった
ひかりちゃんの人生を丁寧に描いた作品。

養子を迎えた家族が、産んでくれた人の事を
ずっと大切に思い続けた結果のラストが
とても
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.6

とてつもない苦労や悲しみを
共にしてきたからこその絆であろうけど、
毎日穏やかにいつまでも仲良くいられる
理想中の理想の夫婦。
どんなことでも褒め合い感謝しあうって
なかなかできる事ではないけれど、
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

誰が犯人なのかという事よりも、
殺人のカウントダウン間際に
あんな悠長に踊ってるキムタクに
一番ハラハラした。

確保してすぐ、
わざわざ犯人本人に
犯行の謎を解き明かして
聞かせたりするあたり、
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悲しみより、もっと悲しい物語(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんという結末…
Kはそんなこと望んでないでしょ!
お互い相手を思いやるあまり、
全てが裏目に出てしまってる。

美談に仕上げているけど、
クリームは命の大切さを噛みしめながら
Kの分まで生きていくべ
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福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.3

コント満載な映画なのかと思いきや、
大島さんが違和感なく超自然な男性を演じる
ほんわかヒューマンストーリーだった。

女性に関心がなく、
純粋で人に優しい中年男性の人柄が
あまりにしっくりきすぎて、
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

一人で生きることの楽しさと怖さ。
脳内の別の自分と生きている感覚は
多少なりとも誰でもあるのではないか…
と気づかせてくれる。
その表現方法がとても上手な映画。

Aがいなくては何も出来ないというみつ
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靴ひも(2018年製作の映画)

3.7

親子に戻り、親友にまでなれた2人だが…。
想いは伝え合えた。
どちらにも悔いはないだろう。
最後、涙目の息子の表情が清々しく、
前向きに生きていく姿が良かった。