静さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

パッケージなどから想像していたB級SF映画とは全く違いました。
始めはどんな大掛かりな宇宙フィクションかと思いきや、主な舞台は地球であり、途中からサスペンスかと思わせる予想外の展開でハラハラ。

しか
>>続きを読む

ザ・ロード(2009年製作の映画)

3.7

忖度の無いひたすらリアルな父と子のディストピアロードムービー

聖者の眠る街(1993年製作の映画)

4.3

二人の名優。忘れられない余韻を残す心に沁みる無名の秀作。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

直木賞&本屋大賞の初W受賞で著名な恩田陸 原作作品。しかし私が知っていたのはタイトルのみで全くの背景知識無しでした。邦画も普段殆ど観ないですが、音楽映画が好きなため鑑賞しました。

この作品は主人公が
>>続きを読む

危険なプロット(2012年製作の映画)

4.1

美少年の主人公が綴る小説が語られるシーンは、確かに人を惑わせてしまうほど抗い難い魅力が感じられ、続きを読みたくなる強い誘惑には説得力があった。しかしそれは麻薬のように危険で棘のある薔薇。恐らく文学者だ>>続きを読む

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

4.3

血気溢れるトムと物静かなマックス。彼等を囲む面々。作家としての輝かしい名声に隠れた光と影の物語。読書家は必見。

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

2.5

前評判の高さから初めて観てみましたが、合いませんでした。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.2

原作ファンです。
映画化された邦画ですが、珍しくレビュー評価が高かったため観てみました。

結果 これは秀作です。

原作を尊重した実写映像化の新鮮な良さが伝わりました。配役と演技もかなりイメージに近
>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.0

1から変わらぬ印象。雰囲気や美術・小道具が良い。しかしアクションは、馬や犬を交えたガンアクションの新鮮な点もありつつ、格闘は中盤までで手加減されてる部分が分かり、後半は完全にそのままだったのがイマイチ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

これほど見事なエンディングは久しく記憶に無い。素晴らしいノンフィクション映画だった。

実際のピアノ演奏の音も素晴らしかったが、やはり見応えがあったのは人間ドラマ。
元々大きな人種差別もない2人であっ
>>続きを読む

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

4.0

リアルな自叙伝映画でした。小説家で有名なジャック・ロンドンの作品が原作で、彼の半生が題材となっています。

彼が貧困層の凛々しい青年時に出会った女性の影響がありつつも、文学に純粋な関心を持ち始め、矛盾
>>続きを読む