MRFOXさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.0

セルマがまだ歌ってる途中でしょうが!
(田中邦衛ぽく)

20年ぶりに観た。当時は、なんか凄いけど変な映画観ちゃったなぁ…という感想だったけど。
『鬱映画』とよく言われるけどそんなことも無く、自分と世
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『サスペリア』みたいなライティングやな…と思ってたら、ホントに偏差値の高いダリオ・アルジェントみたいな話だった。
こういう話を分かりやすいハッピーエンドにしてしまうのがエドガー・ライトの限界かな。もっ
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

5.0

ガサツでうるさい賞金稼ぎと、神経質でうるさい逃亡者のバディ・ロードムービー。マフィアもFBIも商売敵の賞金稼ぎも皆んなユルユルで、一滴の血も流れない…最近は、たかだかコメディ映画で容易く人殺しすぎ!>>続きを読む

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.5

右翼プロパガンダのパロディだと分かっていてもアガるなぁ…
面白すぎるのが悪いんだよ。

フラッシュ・ゴードン(1980年製作の映画)

2.0

棒立ちのロイヤルガード、何やねんアイツら…女ひとりにやられっぱなし。

ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.0

ドリーム・キャッチャー…堅守好打の野村克也、城島健司のことではありません。

振り返ってあんな中途半端なデカさの宇宙人がおったら、あの顔が正解やな。
「エイリアン」観てて、胸を食い破って出てくるより、
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エイリアン4(1997年製作の映画)

3.0

登場人物がムダにキャラ立ってて、ほとんどコメディ。「3」のダウナーな感じ、どこ行ったん…?
将軍の顔芸をもっと観ていたかった…

エイリアン3(1992年製作の映画)

2.5

「あっ!エイリアンだ!」と思って鉄棒でどついたら、土管だったシーン。
直前までマジでエイリアンの頭だったじゃんか!!オレは騙されてない!!
汚ねえよ…

全く新しい物語にするために、リプリー以外の登場
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.5

前作『プロメテウス』は楽しいデタラメ映画だった。本作は話の筋を整理してあるけどなんかツマンネー。
ハリセンボンの角野卓造似、この人がヒロイン?ちょっと弱いんじゃないかな。
毒キノコの胞子吸い込んだ数刻
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プロメテウス(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リドリー・スコット、巨匠と呼ばれているが超悪趣味監督でもある。
『ハンニバル』自分の脳みそソテーをまったり味わうレイ・リオッタという衝撃映像が忘れられない。

本作は、いろいろとっ散らかったダメ映画。
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

ウェス・アンダーソンによる「日本映画」
。ガイジン視点からのニッポン文化を、そんなに誤謬なく表現している感じ。でも寿司のシーンは、ぶつ切りじゃなくて削ぎ切りして欲しかった。
同じくストップモーションア
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新選組(2000年製作の映画)

4.5

市川崑晩年の実験的作品。
アニメーションではなく、黒鉄ヒロシの原作漫画を切り抜いて動きと陰影を付けたりと様々な趣向を凝らした実写映画。
(電気グルーヴ「モノノケダンス」PVみたいな感じ)
原作の軽妙洒
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シャマラン的アメコミヒーロー論完結編。
前作「スプリット」未見につき、脳内補完しながら鑑賞。
冒頭、廃工場に監禁されるチアリーダー達という何だかマヌケなヴィジュアルに、こーゆーテンションの映画なのね…
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.5

シャマラン的アメコミヒーロー論。
にしても地味…
ヒーローとして覚醒した後に奥さん抱きに行くところ、「ミスターインクレディブル」と一緒で、笑った。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

リンチ版は予算と技術の限界で歪なカルト映画になってしまったが、本作はCGのお陰で完璧なビジュアルを実現できた。
これでもう少しお話が面白ければいいのだが…擦られまくった貴種流離譚だもんね。
スペースギ
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

5.0

永遠の名作。何回でも観れる。
高橋ヨシキの「ヒューマンガスの敗因は、徹夜の演説による寝不足」説、納得。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

第一作のゴジラのように、「災厄」として現れるシン・ゴジラ。
これに対抗するのが、官僚組織の「嫌われ者、鼻つまみ、オタク、はぐれもの、異端」というのが面白い。
ミニチュア・特殊効果は世界の最高峰だと思う
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ゴジラ(1954年製作の映画)

5.0

原点にして、至高。
子どもの味方でも何でもない、「災厄」としてのゴジラ。
オリジナルのゴジラは本作で死んでいる。
いまのゴジラは同種の2匹目。

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.0

ガイ・リッチー、懐かしいー。
「シャーロック・ホームズ」以来かな。「ロック・ストック…」を予備知識なく観に行って、あまりの面白さにアゴ外したもんよ。
今回、独特のトリッキーなテイストはほぼ無し。陰惨な
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サウナのあるところ(2010年製作の映画)

3.5

「サウナにまつわるイイ話」くらいに考えてたら、全然違う映画だった…
マッチョイズムを強いられてきたフィンランドの男達が、人生の苦しみをおもむろに語り出しサウナで号泣する。
彼らにとってサウナは日常であ
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温泉スッポン芸者(1972年製作の映画)

3.0

♪ひーこひこひこ ひーこスッポン
スッポン芸者にまかしときぃ〜♪

とか歌ってたら、急に太平洋戦争の話になって…
戦争の悲劇が、性技の怪人「竿師段平」を産んだのだ…って、どーでもいーよね!

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.0

途中何度も寝落ち、5回目くらいでやっと最後まで観れた。
登場人物に親しみが持てず、ずーっとゲーム画面を観てるよう。
ダースベイダーが出てるシーンだけが、ムード・テンポともにSWだった。

怪獣総進撃(1968年製作の映画)

2.5

いつも「バイバイキーン!」で逃げ帰るキングギドラが、ついにとっ捕まって半殺し…いや、全殺しの目に…後味悪い…

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.5

もうお腹いっぱい…てか膨満感。

「Aチーム」の全員すぐ死にそう感がよかった。

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.5

エドワード・ノートン。
昔は「出演作にハズレなし」とか言われていたけど、最近名前聞かないなー…ウェス・アンダーソン作品のデクノボー役でたまに見るくらい。(ノートンが、じゃなくてデクノボーの役ってこと)
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

マーベル・シネマティック・ユニバースの記念すべき第一弾。
「わたしが、アイアンマンだっ!」
記者会見でブチまけちゃうトニー・スターク社長の破天荒ぶり、今までありそうでなかったヒーロー像にワクワクした記
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

2.5

美女に誘われてノコノコ夜這いすんなよバットマン!
今なら動画撮られてSNSに晒されるぞ!
サーカスで、なんやかんやあってフッと目を遣るとロビンの家族3人川の字で死んでるとこ、竹中直人の大昔のコント(ビ
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

4.0

変態同士は惹かれ合う…
3怪人がバッタリ出逢って三すくみ…からのデパート大爆発!

アヒルちゃんモビール欲しい!

怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.5

ミニチュア凄い。
思ってた以上にシェーしてる。
テーマ曲。
キングギドラ毎回逃げ帰ってる。

バットマン(1989年製作の映画)

4.0

若きティム・バートンのダークなセンスと娯楽性が良いバランス。
「リターンズ」まで行くと、ちょっとやりすぎ…

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.5

元々「プリクエル不要派」でしたが、ディズニー版三部作の余りの酷さに、かえって評価が爆上がり中。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

伊藤英明、スゲエ頑張ったのは認める!
でも、アンタにはこの役は無理だったよ…
真顔でギャグかまして死ぬ山田孝之が最高!

キャビン(2011年製作の映画)

4.5

「死霊のはらわた」パロディか?
→ ホラー版「トゥルーマン・ショー」?
→えぇ…クトゥルフ神話世界…
→「キス我慢選手権ザ・ムービー」みたいな真相…
(両方観た人は分かると思う)

なかなか奥深い映画
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.0

「庭のトマトが激マズ」VS「wifi繋がらない」のバトルが一番テンション高い…

ラブクラフト原作の映画が、ラブクラフトの影響を受けまくった有名ホラー映画の切り貼りになってしまってるのは、何ともどうし
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インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

3.0

時折流れるホーミーが効果的。
諸星大二郎っぽいな…むしろ、諸星大二郎がラブクラフトっぽいのか…