MRFOXさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

3.0

時折流れるホーミーが効果的。
諸星大二郎っぽいな…むしろ、諸星大二郎がラブクラフトっぽいのか…

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.5

ビーチボーイズに「キャロライン・ノー」という曲がある。思春期を経て変わってしまった女の子を嘆く歌だ。
「♫なぜ君は変わってしまったの…?」「深町くんに出逢ってしまったから♫」

さりげなく、しかし着実
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.5

フィリップ・シーモア・ホフマン…
カポーティからメジャーリーグ監督まで…何でも演れるんだなぁ…惜しい。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.0

ちっさい老人として生まれたのなら、でっかい胎児として死ぬんじゃないの?
でも、それじゃ怪獣映画になっちゃうか…

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

中国が舞台にも関わらず、全てのセリフが英語…つい違和感を感じるが、そもそも昔の歴史大作モノはみんなこうだったんだ。
舞台に忠実な言語で、ってのが割と普通になったのは…メルギブの「パッション」(全編、古
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.0

この映画のもうひとりの主役は、「70年代の東京」。

日本沈没(1973年製作の映画)

2.5

「何も、せんほうがええ…」
ガースーも誰かからそう言われてんのかな?

魔界転生(1981年製作の映画)

4.0

底抜けバカ映画、と思いきや…
結構見応えがあって面白かった。
炎上する江戸城内での最期の決斗、画面のほとんどを炎が埋め尽くす。
CGの無い時代にこんな撮影をするなんて!どうかしてる!!
S.W.ep2
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

3.5

ボウイ×たけし×教授×大島渚…
奇跡のキャスティング、これを超える邦画はもう現れないかも。
明確なメッセージを投げ込んでくるタイプの映画ではない…戦争映画というよりも、特殊な状況下にある男だけの集団内
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スウィートホーム(1989年製作の映画)

3.0

職場のおじさんがドライアイ専用目薬を差した後に白い涙を流すのだが、それを見るたびに本作の伊丹十三が目から牛乳を垂れ流すシーンを思い出してしまう。

古舘伊知郎の胴体が真っ二つになるのは本作だけ!

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.0

最近、アンジャッシュ児島の演技が過剰に評価されているが、本作の「小学生よりコドモな教師」を超える演技はないと思う。
リストラされた香川照之が次の日から公園の炊き出しに並んでるのを、「んな訳ないやろ」と
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

2.5

サンタマリアのヒドい演技と、火に包まれたロボットの盆踊りしか憶えてない。
たぶん、つまんなかったんだろう。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

初回放送から25年目、我々が目にしたものは…
「アヤナミのウルルン滞在記」!!

以下、ボクの心に去来したもの。
シンジ…最終目的地、宇部!?
レイ…後半空気
アスカ…基地外ママすら存在しないなんて…
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

「先生ホームレスになってしもうたん?」(ここ、「火垂るの墓」の節子っぼく)
元教え子のグサリと刺さるひとことに、
「ホームレスじゃない、ハウスレスよ」と強がるファーン。
しかし、帰るべき場所を「ホーム
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.0

言っても詮ないことだが…ジャー公マジウザい!コメディ要員はドロイド二人で十分なんだよ!

リアル 完全なる首長竜の日(2013年製作の映画)

3.5

昏睡患者の意識下の世界が舞台とあって、やりたいこと全部詰め込みました!という感じ。
不自然な廃墟…不自然なドライブ…不自然な会話…不自然な病院…体温の低そうな男達…そして、向こうで幕がヒラヒラしてる…
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

クライマックスの惑星エンドア上の宇宙戦は必見。CG時代以前、光学合成特撮の最高峰を堪能できる。
しかし、「帰還」ねぇ…自分世代には「ジェダイの復讐」のほうがしっくりくるな…

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

5.0

ローレンス・カスダンを「永久名誉最優秀脚本家」たらしめた一本。
他にもいい作品あるんだよ!「フォースの覚醒」とか…あとなんだっけ…?

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

5.0

オファー通りにオビ=ワン役を三船敏郎がやってたら、プリクエルの若オビ=ワンは誰が演じてたのか…と妄想してみる。
「椿三十郎」繋がりで織田裕二!?
イ・ビョンホンとかに横取りされるのもシャクなので、アレ
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

4.0

1回目はホドロフスキー監督の音声解説付きで、2回目は普通に観るのがオススメ。
「なんでココでうんこする必要があるんだろう?難解だなぁ…」とか思ってると、カントクが「なぜなら、コイツはクソ野郎だからです
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.0

ヴィランもボンドもメソメソしてて…なんだかな、な感じ。ムーアボンドだったら、M序盤で爆殺されて次のシーンでもう葬儀でしょ。
みんなこんなボンド観たかったの?

日本では大フィーチャーされた「軍艦島ロケ
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.5

バットマンのテーマ曲といえば、ティム・バートン版のヤツ(ダニー・エルフマン)だなぁ。
ハンス・ジマーのは「デーン!」とか「ズーン!」とかしか印象がない…

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.0

病院を大爆破しようが、コンテナトラックを前転させようが、えんぴつ消すマジックの衝撃には及ばない…
先端恐怖症なんだ俺…

ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国(2006年製作の映画)

3.5

3mc and 1dj !!!!!

アイデア良し!画質悪し…
今なら数段クオリティの高い映像になるんだろうなぁ…
ときおり挿入される、しょーもない編集(客&マイクDいじり)…メンバーほんとに仲良いん
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

2.5

バットマンより丈夫なゴードンさんにびっくり!下水道に流されたり、高所からハードランディングしたコンテナの中でも無傷だったり…
ピットの整体師のひと、俺の肩こりも直してくんねーかな。

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

2.0

なんか登場人物が電話ばっかしている。極道やったらどつき合わんかい!

組員皆殺しにしても捕まらない。
ヤクザファンタジーだな、コレは。

アウトレイジ(2010年製作の映画)

2.5

「ハウスジャックビルト」に匹敵する、残酷エンターテイメント作品。
椎名桔平の殺害シーンなんて、あまりにも馬鹿馬鹿しくて笑ってしまった。
コレ撮ってるとき、「みんな、ぶっ殺してやる!」って心境やったんか
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座頭市(2003年製作の映画)

4.0

ベネチア映画祭のスクリーンに、横一列に踊るたけし軍団が映ったと思うと胸熱。

御法度(1999年製作の映画)

3.0

新撰組という、男だけの集団内での同性愛がもたらす騒動を描く。
松田龍平をめぐって多くの血が流れるのだが、そもそもテロ集団に内ゲバは付き物。
局長「近藤勇」に近づく者、影響を与えそうな者は、副長「土方歳
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家光と彦左と一心太助(1961年製作の映画)

3.0

魚河岸の江戸っ子キャラ「一心太助」が何故か無性に気になり、観てみました。
魚屋の太助と次期将軍家光の二役を演じ分ける萬屋錦之介が上手い。パッと見、同一人物にみえない!
後のテレビ時代劇のような過剰な効
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ひとごろし(1976年製作の映画)

3.5

面目とか恥とかに生き死にを掛ける武士の世界に、ひとり迷い込んだ「ジーパン刑事」という感じ。
武士道の堅苦しさと不条理を体現する丹波哲郎(でもちゃんと格好いい)と、臆病卑怯と罵られようとも虫ケラのごとく
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.0

男の人生を狂わせる二人の「魔法少女」のお話。ただし、この「魔法」は一人の男にしか通じない。
いわゆるファムファタールではない。男が自分に執着しているのを知ったうえで、「犬笛」で思い通りに操り、救いのな
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

アメリカで有色人種として生きること自体がすでに「ホラー」なんだというメッセージが、説教臭くなく語られてて良い。
「アス」より好感持てる。
メイドさんの顔引きつらせての笑い泣き演技が凄かった。
持つべき
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