やることないのさんの映画レビュー・感想・評価

やることないの

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あこがれの色彩(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

思ってもいない内容だったためノーガードで大ダメージを受けてしまった感じです。
久しぶりに出口のない地獄のような映画を見ました。

主人公ユイが暮らす実家には2人の怒らない大人がいる、怒らない大人と過ご
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i ai(2022年製作の映画)

4.0

gezanのライブ後にどうしても見たくなって土砂降りの渋谷へ。

言葉、言葉、言葉。
言葉の山。

基本もうちんぷんかんぷん!
でも時折焦点があう言葉があってなんか涙が止まらなかった、意味がわからない
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そばかす(2022年製作の映画)

3.9

他人からのニーズに応えることが私の『正解』でありました。
そうしていればわたしは誰からも責められることなく、堂々としていられるはずだと盲目的にわたしの外に正解と安定を求めました。

そばたはそばたの中
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「一生懸命生きないと、自分が可哀想」
ある人に言われて、今の自分に1番刺さっている言葉。
それを思い出しながら鑑賞した映画でした。

ジャズに魅力されて後先考えず走る主人公はとにかく眩しい。
穴の空い
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.8

映画だけれど写真集のような質感でした。
実際に発見された7カットのガラス湿板写真から制作された映画。

音、湿度、寒さ、雨、足取りの重い馬、木のない土地、言葉の違い。

人は小さく、愚かしい。

聖職
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ある男(2022年製作の映画)

4.1

「私、そんなに”おみうらのりお”っぽい顔、
してますか?」

柄本明さん演じる「おみうらのりお」があまりにも怖い。

「おみうらのりお」はくらい洞窟みたいな刑務所の奥にいて「城戸」は長い長い廊下を歩い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

アカデミーの何やかんやでフィルターがかかってしまったので無念😢💩

高畑勲版かぐや姫がイメージに近いかなとも思いました。

とりあえずすべてやってみよう精神で彼女は「自分を大事にしてくれなさそうな人」
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

これをみてファイヤーキングのコーヒーカップセットが憧れになったのですね。
6年前に見た時はこの2人のやり取りは全く刺さらなかったけれど今ならまた違った見え方をするのでしょうか。
金魚の水槽を眺めている
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

5.0

いまだにごっこ遊びするくらい好き
「光の中に現れよ!!」

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.0

ようやく見れた名作映画
オシャレオシャレオシャレな
失恋ロードムービー

愛されれば幸せ?近くに居られれば幸せ?
愛していると口では言っているけどみんな根本的に自分が嫌いだから誰も抱きしめられないんだ
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

-

目が離せなかった
あの時の教室の中に引き戻された

あの子みたいにはなりたくないと思っていたあの子が画面の真ん中でここにいるんだってずっと言っていた

私が教室でお化け扱いしたあの子
解像度が高すぎて
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ好きな映画
内容がヘンテコすぎるのになんだか他人事ではいられない、、

独身が軟禁されるホテルで犬になったお兄ちゃんと暮らす弟
45日以内に自分も恋人を作らないと何か動物にならないといけな
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

なぜか父親を思い出しながら鑑賞しました。

普通という言葉がとても嫌いで、
父親と喧嘩をすると必ず、普通という言葉でねじ伏せられるので本当に嫌いな言葉でした。

ある時、父が「苦しいとか悲しいとかがよ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

4.0

体調が最悪によくないため、
もっと具合の悪そうな映画を見ようと思いました。

何も言えない人は何も言わせない状況を作って自分の意思とは関係なく人を壊していくんだと思います。

「不思議と声が出なくなっ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

どうしても映画が見たくなって吉祥寺アップリンクで1番最後に上映していたこちらを鑑賞

よかった、とてもよかった
独特のローテンションなラブストーリー。

生活苦、繰り返し流れる大きな不幸のニュース、は
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

吉祥寺プラザのラストラン上映がもののけ姫だったので見てきました〜

大人になってから見ると
このアニメ’’この世’’すぎる

いつも業病の長のセリフで泣いてしまう

「生きることは誠に苦しく辛い。世を
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.0

仲野太賀さんを摂取しようと軽い気持ちで見始めたら供給過多に

裂けた傷口みたいな演技
特にラストはもう何もコメントしたくない感情に、、

吉岡里帆さんもすごかった
無言の演技が恐ろしく良い、、

友人
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

冒頭に一回だけ登場する「燃える女の肖像」
さよならを言っているような悲しい絵

オルフェウスの神話について3人がそれぞれ違う意見を出すのもよかった
「妻が振り返るように夫を誘ったのよ」
エロイーズの出
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

5.0

息ができた時間がほとんどないよ、、
1人で劇場に見に行ったのに嗚咽漏らして泣く変な人になりましたよ〜

壁の穴のシーンが1番素晴らしかったな
ある意味で救いだった
「しょうもない」というセリフを口にで
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不死身の保安官(1959年製作の映画)

3.1

年始に実家で父親がかけ始めたので一緒に鑑賞
(父もこれが録画されてるとは思っていなかったらしい笑)

インディアンからムチムチのお嫁さんを3人もらうシーンが面白かった

族長「冬はあったかい」
主人公
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.8

これも6年前鑑賞映画

フランス映画は合わない!!
ってめちゃくちゃブチ切れた思い出の作品

そして今でもぶっちぎりで顔が好きな俳優
レアセドゥに初めて出会った映画、、

わたしも青髪のエマに恋してた
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

ギリギリ歯軋りレッツゴ〜
ニコニコ歯軋りレッツフライ〜

ふみちゃんの浮気男(?)だったかをお仕置きするシーンでかなり脳が溶けた覚えがあります、、

エンディング付近でかなり泣いてた、、なんでだっけ
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.8

ジャケット詐欺!
作った人映画見てないと思う、、

白い一軒家
双子
包帯の女
トウモロコシ畑
みたのは6年前くらいなのでおぼろげですが
4つのワードが印象的な美しい映像と静かな演出でおやすみ映画とし
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

家族でドライブインシアターで見た思い出の映画

本編よりもトイレに行きたくて車外に出た時に無音の主人公2人のラブシーンが夜の大きなスクリーンに映し出されていたのがずっと印象に残っています。
(ドライブ
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パウダー(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パウダーがあまりに美しくて、かなしい

人に触れられるだけで涙を流すほど寂しかったはずなのにそんなに簡単に人間の体を捨ててしまってよかったのかな、、
もっと好きな人と1人の人間として触れ合っていたかっ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

岸井さん、、もはや演技していない?
ケイコ本人すぎる

怒鳴り声の中コンビネーションを1人練習するシーンがめちゃくちゃすごい、、とてもすごい俳優さんだ、、

TSUTAYAで仕事をしていた時に洋画フロ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

双葉さんの学校に行きなさいで完全に心のシャッターが降りてしまった、、というかすごい怖かった、それでもお母さんの言葉を聞き続けたアズミちゃんは優しくて強い子だなぁと思いました

双葉さんが強かったのでは
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.2

目玉焼き、ベーコン、トーストおいしそうな朝ごはんの写真に惹かれて鑑賞

写真と映像と小林賢太郎さんのナレーションで綴られる朝と夜だけを切り出した監督著エッセイの映画化作品

ただただぼーっとできる贅沢
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

4.0

毎日お世話になっているコーヒーのドキュメンタリー

神秘っていう言葉を連発するのがなんか宗教染みてて拒絶と関心の2つの心を持ちながら見ました

いや、みなさんコーヒーに命かけてるコーヒージャンキーなん
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.5

なんて心地よい映画なのでしょう〜

寝る人続出なのも頷けます(いい意味です)

映画を見ている時は腕組みをして見る時間というものが必ず存在するのですが
(映画に全然のめり込めなくて焦ったり、逆に入り込
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.9

夏が終わるからみました

みんな好き勝手言いやがって、、

やっぱり何度見てもイライラしますが奥華子さんのエンディングが聴きたくてみちゃうです

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.9

カットがおしゃれすぎるし、天一よりもコッテリドロドロな展開でめちゃ面白い

ネイルハンマー🔨を振り回す横スクロールのシーンとかすごく!いい!

「孤独な人はアリの幻覚を一度は見るものよ
アリはいつも集
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.4

安藤サクラがやる32歳引きこもりの解像度の高さよ、、

「いい年こいて何にもない自分に気づいて頑張られても迷惑なんだよ」
ボクシングジムのオーナー?の言葉が刺さる刺さる、たすけて、、

何かを成し遂げ
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

「しゃばかぁ、、シャバダバ、、」

拘置所から出てきたシーンからすぐすずこさんに恋しました

相手と一緒にいようと努力をしていないのは自分かも、痛いテーマで刺されました
曖昧に笑って波風立てないように
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.8

くまてつ、、優しくて自分勝手だ
愛というものはわりと身勝手で乱暴なものなんだろうな

細田さんの描く愛はちょっと乱暴すぎて苦しいな

リリーフランキーの声が良すぎる、銀河鉄道の夜とか音読してくれないだ
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.5

細かいことは置いといてもう見せたいとこだけぶち込んだ最高のバイオレンス映画

ファンジョンミンとイジョンジェがただ殺し合うだけでも最高なのにファンジョンミンが演じる孤独な殺し屋がよすぎる、、ありがとう
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