このレビューはネタバレを含みます
戦争の状況が淡々とラジオで流れ侵食してくる怖さと生活の不安が地続きの世界で、シャイな二人が少しずつ出す近付くための勇気が愛おしく、ラストシーン愛犬チャップリンを含めた3人で秋の装いの街にて枯れ葉を踏み>>続きを読む
ホアキン・フェニックス、よかった。醸し出す人間臭さの魅力一体なんなんだ。大戦の演出が格好良くて悲惨で、遠巻きに指揮を執る場所から見る戦場が戦略的に美しくて…
真相の描写がとても辛く憤怒の気持ちが見終わった後もずっと続く。これが実際のウインド・リバーをはじめとした先住民女性に起こっている事件を背景にしていることも心が抉られるけれど、主人公を主軸にスマートなハ>>続きを読む
アタ~ック・オブ・ザ・キラ~トマ~ト~♪の主題歌?すごく印象に残り、鑑賞後の全然関係ないタイミングで思い出してしまう呪いにかかっている。主題歌だけでなく、なんだこの演出は?なんだこのシーンは?を繰り返>>続きを読む
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レオナルド・ディカプリオが演じているのに、一度も格好良くならないの凄い。妻を愛しているのは本当だろうが、妻が大切にするものには目が向かない。娘でさえも亡くなってから気付く。一貫して長いものに巻かれる男>>続きを読む
京極夏彦氏の百鬼夜行シリーズの世界観を実に昭和の映画的に表現していて観る京極夏彦作品として一つのありな作品だと思います。横溝正史シリーズの市村崑監督作品を思い出しました。
ストーリーとしてはあの弁当匣>>続きを読む
サムネイルを観て素敵な旅映画なのかなと観に行ったら、実はサムネイルのシーンが最高面白ラストスパートシーンになるなんて思っていなかった!!!
ボナヴァンチュールがどんどん狂気じみた人間になっていくのに巻>>続きを読む
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・作画良し
・蘭ちゃんが新一をまだ好きと認めていない描写の良さ、感慨深い
・キッドを捕まえるための奇策で笑ってしまう
・舞台の打ち上げで北海道に旅行へ行くの、何?
・蘭ちゃんの両親仲良し作戦いつも初っ>>続きを読む
なんだコレ?が第一感想。海外製の想像力NIPPONの描写が好きですが本作のNIPPONは正直中途半端。もっと…!滅茶苦茶にするならもっとくれよ…!と欲が出てしまいました。銃がぶっ放されようが車掌や警備>>続きを読む
RRRを観に行くと決めたので日本でのインド映画熱きっかけとなった?こちらの映画を鑑賞。
とにかく早口の台詞が怒涛で繰り返されてきて冒頭からイメージするインド映画を浴びることができて感動してしまった。>>続きを読む
誰視点でベネデッタを視るかで全く異なる像になる、胡散臭いが神聖にも思えて朴訥な美しさに魅入ってしまった。境遇からの逃避が目的かと思いきや戻っていく様子に自分は選ばれし者であるという意志の強さとあくまで>>続きを読む
北国の冬の寂しさと寝台列車でのひとり旅、主人公の感じている孤独が合わさり重々しくも一時の縁が重なり身軽になっていく様が心地よかった。鑑賞後に各々の今後を妄想。ラストシーンの良さがそうさせてくれました。