視線一つでいろんな感情を訴えかけてくる作品。
クリント・イーストウッドの「目」が、最初と最後でなんにも変わらないのに、こちらの受け取る印象がこんなにも変わるのかと。
言葉よりも、視線が強い物語だった。
深読みしすぎて若干肩透かし食らったけど、
そういうものだと思ったらよくできていたとおもう。
想像とちょっと違った内容だったけど凄く楽しめた。
最初から感じていた違和感とか、妻夫木聡さんの役柄とか、最後の最後で腑に落ちて、観てよかったなと思える作品。
感想を書いたら全部が消えていってしまうようで書けない、でも大好きな作品。
邦画の良さをこれでもかと詰め込んだ作品だった。
雰囲気と人間たちがすごく良かった。
展開読めるって言ってる人多いけど、あの居心地の悪い雰囲気とか、惹き込まれる話とか、最後まで観ないとわからない面白さがある。
例の胸糞シーンに出会えたことしか良いことがない。でもそのシーンがあったからこそギリギリ3.3。
前半は面白い。
理解できるような気もするけど、その解釈が正しいかどうかの判断材料が少なすぎて終始モヤモヤ。
いつ面白くなるのかとワクワクしながら観ていたら、気付けばエンディングでした。
でも色んな人の考察を読ませて頂いて、そういうことだったのか〜と理解は出来たので、この映画のことは嫌いではありません。
で>>続きを読む
美雪みたいな人間のことがこの世で一番憎い、嫌い、ムカつく、最悪、それは羨ましいから、彼女を認めているから、美雪になれないのをわかっているから。
こんなにも苦しい物語、無理。だけど、観られてよかったなと>>続きを読む
期待していたほどではなかった。
グロテスクな描写は作りもの感が凄く、痛そうなシーンは役者の方の演技がイマイチで、物語に没入出来ず。
前作たちが面白すぎたのと、この作品単体にあまりパンチはないが、とても面白かった。
もし自分が主人公の立場だったら、と考えながら見てしまって鬱になっています。
でも好きなホラー。
ホラーだと思って観てはいけない。肩透かしを喰らう。
わたしは好きな映画だった。というより、好きなテーマを扱っていた。
観て、想像して、考えて、噛み砕いて、自分なりの解釈をし、理解し、楽しむ作品。
気持ち悪さは健在。
前作を初めて観た時のインパクトは越えられず、〝変わらず気持ち悪く面白い〟と言う感じ。
このレビューはネタバレを含みます
美しい物語、と形容しようとして、辞めた。
でも大好きな映画。
彼女の生きる世界はわたしが生きる世界とはかけ離れすぎていて、わたしの常識の中の〝善悪〟を彼女に押し付けて評価してはいけないなと感じた。>>続きを読む
めちゃくちゃ好きな作品。
陳腐でくだらなくて残酷で見ていられない究極の愛。
でもわたしたちの住む現実の愛とか恋とか情とかも、結局こんなもんだよなぁと悲しくなっちゃう物語。
そこが好き。
あと一歩、何かが足りないような…。
面白くなかったわけではない。
ネトフリのサムネとか、ここのサムネとかで損をしている気が。サムネ負けしている作品。
映画やドラマの2作目が、前作よりグロテスクに、過激になるのは、仕方のないことなのかなぁ。
求めてるのはそういうのじゃないんだよ。
1作目が好きだから2作目を観ようと思うのに……。
一作目は任侠ものだ>>続きを読む
ヤクザものは好みではなかったが、
この映画は俳優の演技が良くて見入ってしまった。
なんだかんだ白石監督の映画は物語と暴力と人間の割合がいい具合なので、観ていて飽きない。この映画でそれを再確認出来た。