前作でエルトン・ジョンをいじり倒したとは思えないシリアスさ。
展開のためにあっさり一掃されてしまったキャラたちは不憫ながら、相変わらずのアップテンポとコテコテな英米コントラストが心地よい。
最近新しいスーツ仕立てたり歴史を学んだりで熱が高まり再鑑賞。かっこよすぎ、死んじゃう。ガゼルこわーい🥺🥺
Manners maketh man.
とにかく蒼井優の鬼気迫る演技が終始突き刺さって来た良作。
あと炊飯器ごとしゃもじで米食ったこと無い自分はまだまだだなと思った。
『日本で一番悪い奴ら』からいわゆる“警察組織犯罪モノ”としてレコメンドに出たので観たが、すさまじかった。
3000万円の製作費。派手な爆発やらVFX、無駄に豪華キャストが次々登場するわけでもない。高>>続きを読む
実話を基に練り上げられた本、過剰要素のない十分なキャスティング、そしてなにより綾野剛をはじめとする俳優の演技を引き出す卓越した演出。よくできてる。
加速度的にチープさを増す演出。「キャスティングが面白いでしょ」と言わんばかりに起用された役者・芸人の数々。
うっかり2部まで観てしまったこととアマプラに払った400円のレンタル代を悔やみつつ、リモコン>>続きを読む
一気に観たせいか大雑把なストーリー以外あまり印象として残っていない中編。
鑑賞後、ナートゥナートゥナトゥナトゥッ!と口ずさんでしまう病にかかってしまいました。
あと「責務は行為にある──」のくだりが刺さりすぎ、原典をあたるべくKindleで『バガヴァッド・ギーター』を買い>>続きを読む
みんなのレビュー見ていても、原作リアタイ世代が古参マウントするでもなく、初見もハードなファンも一つになって感動をわかち合えるような作品。
今一度これを企画し、この高みまで作り上げていただいたことに感謝>>続きを読む
外出自粛期間中にゲームのエースコンバットやってたおかげでだいぶミッションに思い入れ深まったのと、あとジェニファー・コネリーが美しかった。
まず先に書いておくと、テーマに対して共感はある。
ハイライトといえるシーンで主人公の本田まみ(田中みな実)が放つ怒りにも、「そうだそうだ」と溜飲が下がる。
ただ、映画作品としてみた場合、ちょっとその>>続きを読む
映画としてはこのくらいかなーという点数だけど、たけしは最高だし歌もしみいってくる。
おそらく見どころであろう芥正彦パートはレトリックに終始するも、揺るぎなく一貫してジェントルに言葉を交わす三島由紀夫がやはり魅力的。BOSS THE MC がオマージュしたフレーズもふくめ、もはやこの映>>続きを読む
なかなか仕事の成果は出ない、でもかけがえのない友人と出会えたし傑作もできた、ただまだ成功への道のりは遠い。
決定的にドラマチックというよりは、色々テーマを置き換えても実感できるようなほどよいリアリティ>>続きを読む
ヴィラン誕生物語としてはやはり『ジョーカー』が思い起こされるが、仲間も愛もない圧倒的絶望と困窮から反動として「対社会」化したジョーカーに対し、仲間も巻き込みながらあくまで「対個人」の強い原動力を持って>>続きを読む
ミッドナイトスワンから印象的なバレエシーンを思い出して再鑑賞。
2人の主人公、花とアリスのイノセンスと青春のきらめきを表現するに岩井俊二ワールドがこの上なくマッチしている。
『ラブ&ポップ』レビュー>>続きを読む
感動、共感、疑問。いろいろ残る映画だった。ただ、いざ感想を書こうと思うとまとまらず、丸1日置いてしまった。
それは本作がまずトランスジェンダーをテーマとした社会派ドラマであることは間違いないが、そこに>>続きを読む
「僕らは自ら この運命にはまり込んだのだ」──。
抗いようのない時流へ飲まれてなお蝶衣のこのセリフ。まさしくメインテーマでもある京劇『覇王別姫』にも描かれる四面楚歌が、劇中劇から彼らの運命まで呪いのよ>>続きを読む
すっかりSFも進化した時代にあらためて見ると違和感が無いわけでもない。1982年から見た2019年設定の近未来感ではやはり車は飛ぶものであり、そのわりにコンピューティング描写はファミコンの域を出ていな>>続きを読む
シーンごとの長さと余韻がよく効いている。ただそれ以上に、ゴーストが孤独に味わう時の長さを想うと本当に切ない。
韓国で大ヒットしフェミニズム小説とも評される原作だが、社会運動として構えるまでもなく、日常的に会社やカフェや駅や生活いたるところで見られるシーンに置きかえてみれば、共感に満ちた118分。
ちょうど『女>>続きを読む