みそさんの映画レビュー・感想・評価

みそ

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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

異常巻きの日常

人間らしさ
というよりも
人間同士らしさ
が良かった作品

世の中との距離と、名前

登場人物たち
わけわかんないんだけど
わかるんだよな

人間ってそんなもんじゃん
雨のなかでの台
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ひとの人生をバカにしないでください

泣いた泣いた泣いた
泣きすぎて風邪ひいたかもしれない

吉永さんがすごいよね
息子の部屋の前での、あの親指
あれは、しびれました

そのあとの「すき」もね、無事や
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

世界が鳴っている(娘)
あなたが世界を鳴らすのよ(母親)

雨の音に導かれ、
雨の音を連れながら
本番の舞台へ黒色のドレスで向かう。
16歳の天才からは
「おかえり」と、一言だけ。
この台詞が作品をひ
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

死ぬ気で恋、する?

小栗旬の太宰治はみておきたい、と思って映画館へ。
さすが、だった。

編集者に
「人間失格」を書いてください、と言われた時の
太宰治の目
最高

あなたの子どもが欲しい発言をした
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いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この物語はどうしようもなく、
彼女に出会った時から始まる。

ではじまるの、良すぎませんか?
どうしようもなく、が粋

この作品とは
映画ではじめましてだったから、
カイダントウなんて言われても
え?
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天気の子(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

世界はもともと狂ってるからさ

彼の声は小栗旬だったのかー
よかったなー

72日ぶりの快晴の朝
みんな同じ夢をみていた
うつつだった
ホタカが線路を走るシーンから
感情が高まる
うん、変人扱いだ
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いちごの唄(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

街中で
ピンクのイヤホンをみかけたら、
思い出すかもしんない

割り箸を
ど下手に割ってしまったとき、
思い出すかもしんない

下り坂を
自転車で、わああああああ
なんて叫び降りる人をみたら
間違いな
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

映画を浴びる

そんな表現に心奪われ
映画館へ行った

まさに、それ、だった

エンドロールで席を立った人のことは
知らない

エンドロール後込みで
ふわっと円がつながったようだった

久石譲さんにま
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私をちょっぴり支えてください

気持ちがいいまでにじんわりと
見終えることができた

わたりの言うラブレターで
かをりがバイオリンの音とともに現れる。
肘から肩へ
背中から首へ
後頭部から脳天へ
ゾク
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青空エール(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

一心不乱

入学式の日の自己紹介の雰囲気は最悪
キャッチャーフライも正直、冷めた
腱鞘炎の明確な事実もわからず、ね

でもめちゃいい映画だった
染みました

多くの登場人物が素敵な発言を残します

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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかったおもしろかった

いつしか敵が味方になり
人間性が正義となり
夢は現実に
そしてまた夢をみる

操縦桿の軽さとか
ゴーグルのだささとかの影響で
ハラハラ感は正直味わえなかったが
ストーリ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

おもしろい

おもしろいんだけどなー
もったいないなー
暗いシーンもうちょい分かりやすくみせて欲しかったなー

ラストシーンの
栓ぬいちゃったもんねーのところ、
いい

ループにはいる前はつまらんかっ
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ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

はなしあうべきはなしをしていなかったの
オネエの演劇の台詞がすべてな気もした

きもちがわかるようでわからない



はじめてみたとき、
あたらしいうたがながれたんだよ

このシーンだけ、めっちゃ好き

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

"さよなら"ぐらい言ったことにしましょ

記憶をいじるなら、
そのくらい美しい操作であってほしい
と感じた

時の流れを表す髪色
ジョエルの脳と現実が絡みつく
そして、ほどけていく

悼む人(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

犯人を恨むことはできません

思い出までも殺された
でも恨めば、犯罪や犯人のことのほうが強く残ってしまう。
ナオキさんが二の次になってしまう。
僕はナオキさんのことを覚えておきたいんです。

やっとわ
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アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

優雅な生活が最高の復讐である
私たちは男に復讐してるだけ

3回現れるファーストシーン
ラストシーンは、はじめまして
久しぶりにチャットモンチーをきいた

最後に海いったのいつ?

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ローラーコースター

まわりまわって元の場所に

君が本物だから、と。
選んだ理由をはなす。
ぐっときますね

まちは変わるほどに愛しくなる

くちびるに歌を(2015年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

ド♯
(半音あがってるんよ)

涙も鼻水も汗も溢れてきた
涙の温度が高かった

「そういうときはありがとうと言うとよ」
悟少年、ありがとう

長いドを2回鳴らしてくれ
夢の船よ、進め

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

はらわたが煮えくり返る
運命の女神を呪いたい
だが、お迎えが来たら
行くしかない

"外見だけ"
せつない映画でした
表現の仕方がわかりませんが
ベンジャミンがちゃんと赤ちゃんになれてよかったなと
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プリティ・ワン たったひとつの恋とウソ。(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

双子。複製。チェンジタイム。

車内でふたりのしゃべりが重なったとき
あー双子らしさがでたな、と。
そういえば双子だったな、と。
でもその直後、クラッシュ。
混乱。

ローレルの葬式
朝イチでローレル
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

「まほうまほうゆうな!」
理系男子の叫び

「にぃに、ほうきよりもにぃにの飛行機のほうがカッコいいよ」
と女の子。癒し。

風車。ラジオ。パン屋。

わたしにはそういうの全部魔法にみえる!!!
から始
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

鏡を落とし割り、
すぐほうきと塵取りをもってくるシーン
が好き

「恋しくて」の台詞を同時に言えちゃうあたり
ジジらしいな、と。

恋の病
電話のベルに飛び上がり
何度もメールをチェック
歌を書きたい
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

暗闇に潜入するときのこわさ
マネキンが移動してるこわさには
やられました

脳機能の低下、進化の逆行という
感染男への評価は正直ムカついた
そんな男に復讐されるわけですが。
エレガントな手ごわさ、ね。
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

手紙とともに落ちる家族への言葉

このラストシーンよりも

「ここはまだ日本か?」が印象的

『父親たちの星条旗』を先に見ていた分
どっぷり世界に入れた
1945年2月19日、アメリカ軍が硫黄島に上陸
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

英雄なんてものはいない

皆、父のような普通の人間だ
父が英雄と呼ばれるのを嫌がった気持ちが分かる
英雄とは人間が必要にかられて作るものだ
そうでもしないと命を犠牲にする行為は
理解しがたいからだ
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