suさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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せかいのおきく(2023年製作の映画)

5.0

久々の映画館だったせいか、『半世界』で監督に良い印象抱いてたせいか、終始前のめりで鑑賞。

モノクロだし時代モノだし良い映画だけど星4点となるような映画かと思ったら、配役も演技も演出も素晴らしく、めっ
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ゴールデン・エイティーズ(1986年製作の映画)

3.0

前半はアケルマンといえどミュージカルは無理かも、、となったけど、

最後まで観てみれば最初の印象より全然良かった。

皮肉や社会性を含みながらギュッと凝縮された茶番劇をミュージカル調で表現してることに
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故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)

4.0

母の手紙のしつこさ最高。恋愛の愛情も親子の愛情もここまで来ると区別が付かなく同質化してくの面白い。当時のニューヨークの風景永遠に観ていられる。

街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

4.0

アケルマンのモノクロ映画、面白さと眠気が同時にくる。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

5.0

完璧な続編!こんなに面白い「2」なかなかない!是非「3」も撮って欲しい!!!

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

思った以上に家族というか母親の話だったけど、、

少年時代の映画やクリエイティビティに触れる瞬間やラストの映画の世界に足を踏み入れる瞬間は堪らないものがあった!

もっとジョン・フォードの映画を観なけ
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母性(2022年製作の映画)

1.0

飛行機で1時間程観てみたけれど特に良い所がなかったので離脱。

ジョージアの古い歌(1969年製作の映画)

4.0

歌のシーンめっちゃ良かった。こういう映像永遠と観れる。

鋳鉄(1964年製作の映画)

4.0

記録映像のような映画のような、詳しい背景しらないけど、映る人物の力強さにグッと来た。

エウスカディ、1982年夏(1983年製作の映画)

3.0

カラーになった途端急に画の魅力や力強さが減ったような…

自由が丘で(2014年製作の映画)

3.0

自分が今まで観たホン・サンス作品数本のなかでは一番グッと来なかったかも。

全部が理解できなくても大体ホン・サンス作品好きなんだけどな、、

役柄ではなく、加瀬亮が格好良過ぎる。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

遅めのレイトショーだったし、メタバースにもアクションにもアガらないので、中盤少しダレて眠くなる瞬間もあったけど、、

それでも最後の30分は圧巻。全てがうまく着地し過ぎと言う人も居そうだけど、その着地
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.0

男の理想、ファンタジー、ミソジニーみたいな議論よりも、漫画原作の映画化の難しさやドラマと映画の違いみたいな方が興味がある。

原作読んでないし漫画原作なのも知らずに観たけど、、

これは漫画原作っぽい
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オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

4.0

特に驚きもない平坦なストーリーだけど、丁寧に描きながらも、感動的なシーンの余韻を潔く短く切って次のシーンにいく編集がかなり好き。

コンパートメントNo.6でさらに映画うまくなってるのも良い。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

5.0

完璧な107分!!!

最近公開の期待の大作『イニシェリン島〜』『ボーンズ〜』『別れる決心』観た後でもこの映画が一番好きかも!と思えるほどの傑作!

都内ではシネマカリテしかやってないのがほんと残念。
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

前半は緊張感とシーンの美しさに終始うっとりしながら観てたけど、、

中盤からやや中だるみする感じが、、

この映画カニバリズム以外はかなりベタなラブストーリーなのかも。更に、どこでどうカニバリズムが抑
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別れる決心(2022年製作の映画)

5.0

久々に劇場で大作の韓国映画観た〜!って満足感がすごい。

iPhoneやApple Watch使うのうますぎ。SNS的な使い方がないのも最高。

女は男の未来だ(2004年製作の映画)

5.0

ホン・サンスの感覚が古い訳じゃなくここに出て来る登場人物が男尊女卑的なだけなのに
それを混同してこの映画観れなくなる人いそう。

はぁ、ホン・サンス初期からこんなに面白いのか〜!近作から見始めた自分か
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

『THE OLD MEN & THE GUN』がなんで『さらば愛しきアウトロー』になるのか少し不思議だけど、、

それ以上に不思議なバランスの映画!

『グリーン・ナイト』と『ア・ゴースト・ストーリー
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.0

評判が良かったので事前情報なしで鑑賞。

ほのぼの子供成長ものじゃなかったのは良かったけど、、

ASMRや生活音がうるさいの苦手なので音がちょっとキツかった。

途中の『メモリア』的な怪音に繋げる為
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苦役列車(2012年製作の映画)

3.0

原作読んでて映画観るのってこんな感じかぁ、、観ていくうちに慣れるのかな?と思いながら観たけど、最後までそう言う事じゃないんだよなぁ、、って言うのが払拭されず。小説の方が全然良い。

前田敦子は本当に良
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そばかす(2022年製作の映画)

3.0

マイノリティや弱者に焦点を当てた映画を撮るっていう大義名分みたいなものは理解出来なくもないが、最近映画に正義感が溢れててやや食傷気味。

前半魅力的なショットもないまま、ずっと会話劇が展開されるし、ア
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

『グリーン・ナイト』が面白かったので、デビッド・ロウリーの過去作観ようと思ったのに

あれ?『アフター・ヤン』観て『コロンバス』観た感じに異様に近い。ココナダと映画のリズムが近いせい?とか最初思ってた
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

2.0

実話を元にメキシコの悲惨さを描く社会的な意義は分かるものの、、

スリリングな展開になりそうな題材の割にダラダラと長く感じてしまったし

話が展開していく、いくつかのキッカケの描き方がかなりイマイチな
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

アメリカ的なSFの形や型が出来上がる前のSFって感じ。模索してる頃の想像力って力強い。

色の淡さとか綺麗だったけど、現代のアニメーションに慣れてしまうと、すっごい平面的なデザインや動きのアニメーショ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

変な映画!!!それでいてめちゃくちゃ面白い!!!!!

争いごとや人の心情なんて所詮こんなもんなのかも?と思わせる島の数日間が2時間に凝縮されててずっと頭の片隅に「?」が浮かびながらも緊張感途切れずず
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

4.0

役者が豪華というか全員美男美女過ぎ!とか、声を荒げる演技多過ぎ!とか、無駄なドローンの空撮多い!とか、前半似てる展開が長いのでもっと短くして!とか、ケチ付け出したらキリないし、、

コントとして観て良
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絶好調(1965年製作の映画)

4.0

滑稽なキャンプ違い短くて観やすいし面白かった!

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

4.0

オムニバスなので今回の特集上映の中では一番見応えない感じもしたけど、やっぱりちゃんと面白い。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.0

史実に基づいた歴史モノとかを観る喜びは分かるんだけど、、

近年の事実を丁寧に映画で描き直すって行為、社会的な意義とか正義感が伴うとしても、それを映画やるべきなのか?っていうのがいつも疑問。

丁寧に
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ヨーヨー(1965年製作の映画)

5.0

ユーモアの連続なのにくどく感じる事なくずっと飽きないのすごい。

車でタバコを受け渡すシーン、道化師と軍人が一緒に歩くシーン、道化師達が馬を引くシーン、象に乗って去るシーン、数々の美しいシーンやショッ
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マグノリア(1999年製作の映画)

5.0

よくこんな緻密で変な映画撮るなぁ!天才過ぎる!

スウィート・シング(2020年製作の映画)

5.0

こんなに簡単にアル中は治らないし、見様見真似で車は運転出来ないし、、

細かい点挙げればキリがないけどそんなことがどうでも良くなる映画の為の取捨選択が全てプラスに転じていて素晴らしい。

こんなベタな
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